鶏肉とトマトのバターナンプラーごはん
「トマトを丸ごと1個入れて炊くごはんです。トマトの水分があるので水加減は普段より少なめに。炊き上がったら、すぐ混ぜるのがポイント」(渡辺麻紀さん)
材料・4人分
- トマト……大1個(250g)
- 鶏もも肉……1枚(300g)
- 米……2合
- 玉ねぎ……1/2個
- にんにく……1/2かけ
- 塩、こしょう……各少々
- A)
- ローリエ……1枚
- ローズマリー(あれば)……3本
- チキンスープ(顆粒チキンスープの素を表示どおり湯で溶いて冷ましたもの)……340㎖
- ナンプラー……小さじ2
- バター……大さじ1 1/3
作り方
- 米は洗ってザルに上げて5分おき、鍋か炊飯器に入れる。
- トマトは室温に戻し、ヘタをくりぬく。玉ねぎ、にんにくは薄切りにする。鶏肉は3〜4㎝角に切り、軽く塩、こしょうを振る。
- フライパンにバター小さじ2を溶かし、にんにくと玉ねぎを炒める。①に加えて米と混ぜる。
- フライパンをペーパータオルでふき、鶏肉の皮が下になるように入れ、中火でうっすら焼き色がつくまで両面を焼く(中まで火を通さなくてOK)。③に加える。
- ④の中央にトマトをのせ、Aを加えてスープを注ぎ、バター小さじ2、ナンプラーを加えて30分ほどおく。普通に炊いて蒸らし、トマトに塩少々(分量外)を振り、トマトを崩しながら手早く全体を混ぜる。
撮影/安彦幸枝 木村 拓(東京料理写真) 合田昌弘 鈴木泰介 豊田朋子 福尾美雪
2020年8月号【トマト なす「夏のごちそうカレンダー」THE BEST】より
渡辺麻紀
料理家
フレンチをベースとした、スパイスやハーブを使った料理、手順は簡単なのに味わいは本格的なボリューム満点の肉料理などが得意。東京・目黒で料理教室を主宰。著書に、『QUICHES キッシュ』(池田書店)、『ごちそうマリネ』(河出書房新社)、『涙がでるほどおいしい スープと煮込み』(主婦の友社)など、多数。