すし飯に、合わないものなどありません。ツナマヨもたくあんも、すし飯の底力で、ちゃんとおいしいひと皿に。
“最強”を実感するレスキューメニュー!
ツナマヨたくあんのおすし
今日は買い物に行けない……そんな日も、このメニューなら大丈夫。「おかずにしにくいような食材でも、すし飯に頼れば万事解決!」(近藤幸子さん)
材料・2人分
基本のすし飯(下記参照)……半量
ツナオイル缶……1缶(70g)
きゅうり……1本
たくあん……50g
マヨネーズ……大さじ1
塩……小さじ1/4
粗びき黒こしょう……少々
作り方
- ツナは軽く油をきり、マヨネーズで和える。
- きゅうりは薄切りにし、塩をまぶしてしんなりさせ、出てきた水分を絞る。たくあんは千切りにする。
- ボウルにすし飯を入れ、②を混ぜ込む。器に盛り、①をのせ、こしょうを振る。
材料・作りやすい分量
米……2合
昆布……5㎝角1枚
〈合わせ酢〉
米酢……大さじ4
砂糖……大さじ2
塩……小さじ1
1.うま味ある昆布と一緒に
米を研いで、炊飯器の内釜または鍋に入れる。水を2合分注ぎ、昆布をのせて40分おいてから普通に炊く
2.合わせ酢はよく混ぜる
ごはんに入れたときに味にムラがないように、合わせ酢はしっかり混ぜ合わせ、均一にしておく
3.熱いうちに回し入れる
炊き上がったら、熱いうちに合わせ酢を内釜や鍋に直接投入。しゃもじに当てながら、全体に回し入れる
4.大きくさっと混ぜる
底から返し、米粒をつぶさないよう切るように混ぜる。おうちでは、うちわであおいで冷まさなくてもOK
5.蒸らしながら冷ます
乾燥しないように、ぬれぶきんをかけて蒸らしながら冷ます。蒸らすことですし飯がふっくらする
教えてくれたのは
近藤幸子さん
手軽な素材と手順で作る、家族が喜ぶ華やかなレシピで人気。近著に『調味料ひとつでラクうまごはん』(PHP研究所)。夫、中学1年生と小学1年生の娘たちとの4人暮らし。
【特集】映えておいしい! 「すし飯」こそ最強説
詳しい内容は2021年LEE3月号(2/5発売)に掲載中です。
撮影/宮濱祐美子 スタイリスト/朴 玲愛 取材・原文/福山雅美
近藤幸子 Sachiko Kondo
料理研究家・管理栄養士
6歳違いの二人の娘の母で、家事や育児に忙しい日々から生み出される工夫の詰まったレシピが大人気。著書に『がんばりすぎないごはん』『丸めないハンバーグ、包まないシュウマイ。』『味が決まる!レシピがいらない中火で8分蒸し』など。