赤ちゃんの排泄を考える

ママに朗報! 『おむつなし育児』で子育てがラクになる!【第1回】

『おむつなし育児』って聞いたこと、ありますか? 字面だけだと垂れ流しのように見えますし、私も当初はそう受け取っていました。が、実践している人にお話をうかがうと、想像と全然違ったうえ「もっと早く知っておきたかった…!」と悔しくなったほど。

『おむつなし育児』とはどういうものなのか、おむつなし育児研究所所長の和田智代さんにうかがいました。

人間本来の排泄スタイルを学ばせる『おむつなし育児』

津島 まずは『おむつなし育児』はどういうものか、教えてください。

和田 赤ちゃんがトイレやおまるでできるようにするトイレトレーニングが目的ではなく、おむつの外という開放空間で排泄することを忘れないように手助けしてあげる育児方法です。別の言い方をすると、なるべくおむつの中で排泄することを赤ちゃんが学ばないようにお世話することを推奨しています。

津島 おむつの中で排泄しない、というのはどういう意味でしょうか?

和田 動物は本来、おむつといった閉鎖された空間ではなく、外の開放された空間で排泄をします。赤ちゃんのおむつ交換時に、おむつを開けたら「ぴゅーっ!」とおしっこを飛ばすことがありますよね。あれが、動物である人間の赤ちゃんが持って生まれてきている「外の解放された空間で排泄する」能力です。

それなのにおむつの中だけで排泄をさせていると、排泄は閉鎖された空間でするもの、と赤ちゃんは学習します。それを2〜3歳になって急にトイレやおまるという解放空間でさせようとするので、赤ちゃんはいったん失った「解放空間で排泄する」という行動を再び学習し直さなければなりません。赤ちゃんも混乱しますし、だからトイレトレーニングが必要になります。でも最初からおむつの中での排泄を学習しなければ、トイレトレーニングの必要はほとんどないのです。

赤ちゃんの頃から人間本来の自然で気持ちいい排泄をさせることが『おむつなし育児』の本質です。

『おむつなし育児』のメリットとは?

津島 『おむつなし育児』のメリットを教えてください。

和田 赤ちゃんの便秘や頻尿の改善のきっかけになる、おむつかぶれが改善する、1歳後半〜2歳頃には排泄が自立するなどがあります。

ママも最初は大変だと思いますが、慣れればうんちをおまるやトイレなどでしてくれて、お世話が楽になりますし、おむつ代の節約になります。

ママの中で「子供はこう育ってほしい」とか「こう育つべき」という理想が強いと、苦しい子育てになってしまいます。しかし「どう育ってほしいか」の前に「目の前の子供がどう育っているか」を見ることができると、子供はちゃんと自分で育つ力を持っていることに気付くようになります。

一日に何度もある赤ちゃんの排泄に心を寄せることは、まさに「目の前の子供がどう育っているか」に気づける、とても大きなチャンスなのです。そうして自分の子供の排泄のことがわかるようになると、他の欲求もよくわかるようになり、子育てはどんどん楽で楽しくなっていきます

津島 だから『おむつなし育児』にハマるお母さんが、どんどん増えているんですね。

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Writer Profile

津島千佳

ライター

Tica Tsushima

1981年香川県生まれ。主にファッションやライフスタイル、インタビュー分野で活動中。夫婦揃って8月1日生まれ。‘15年生まれの息子は空気を読まず8月2日に誕生。

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