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上紙夏花

子どもと再訪したい!星空の下で焚火を囲む極上ディナー体験【スノーピークの野外ダイニングツアー】後編

  • 上紙夏花

2022.11.27

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夕焼けからはじまる野外ダイニングでは地元食材が味わえる

 

 

新潟県三条市にある、「Snow Peak FIELD SUITE SPA HEADQUARTER」の雪峰(せっぽう)野外ダイニング体験のプレスツアー後編レポートです。前半では、森に囲まれた宿泊施設やスパをご紹介しました。

お部屋についてひと息つき、温泉&サウナでひと汗流したら、お待ちかねのディナータイムです。お部屋に準備されたおしゃれな半纏を着て丘の上に集合すると、ちょうど日が落ちる直前。夕焼けが空を染めていてとても美しかったです。まずはスパークリングワインで乾杯。

 

スノーピーク_雪峰ダイニングスパークリングワイン

ワインの生産者である、レスカルゴの阿部さんご夫妻とお話することができました。

 

糖度の高いマスカット・ベーリーAという品種のブドウからつくられているそうで、原料と同じ生のブドウも試食させてもらいました。ワイン用のブドウとは思えないほど、とっても甘くておいしい!

 

 

前菜として提供されたのは、地元の生ハム夢味豚(ムーミートン)とフルーツを合わせたもの。ハムとスパークリングワイン、鼻に抜ける香りが最高のハーモニーでした。

 

 

完全に日が暮れて、お互いの顔が見えなくなってくる頃に、雪峰野外ダイニングの特設会場へと移動しました。たくさんのスタッフの方々がお出迎え。スノーピークのテントやテーブル&椅子、ひざ掛けやランプなどが揃った特別なレストランができあがっていました。

 

 

地元の食材をふんだん使った、華やかなお料理ばかり!「蟹 菊 ヨーグルトの白和え、蛤のエキューム」、「豚足の春巻 津南舞茸のブルーテ」、「佐渡産あわび 蕪のエキス」、「佐渡牛 塊肉ロースト」が順に運ばれ、ワインはペアリングで提供されます。

焚火を目の前にして、シェフとの交流はもちろんのこと、ワインや食材の生産者の方々の解説をお聞きしながらいただくディナー体験は貴重ですね。

 

 

焚火でコトコト煮込まれていたのは、メインのお肉料理のソースでした。なんとも贅沢!焚火のそばで燻製にされたお肉に濃厚なソースの組み合わせは最高でした。

 

 

〆のごはんにも感動しました。炊き込みご飯に酢漬けのウコンを混ぜ込んであって、とてもおいしかったです。若い農家さんが師匠から受け継いだという、三条市下田産のKAZUICHIウコン。昨年亡くなられた山崎一一(かずいち)さんという方が、かつて沖縄から自らの健康のために育てようと新潟に持ち帰ったウコンなんだとか。雪国でウコンが育つんですね。

 

KAZUICHIウコンの炊き込みご飯

KAZUICHIウコンは、ショウガのようなお芋のような……初めての味でしたがとてもおいしかったです。

 

星降る夜は焚き火でデザートを

 

この日は本当に天気に恵まれました。デザートタイムはテントから飛び出して、星空の下、焚き火を囲んでいただきます。空を見上げると、いままでに見たことがないほどの無数の星、星、星!写真にはおさめることができない美しい夜空でした。

 

 

参加していたみなさんとワイワイ話していると「あ!流れ星!」とまるで映画みたいな体験をしました。これはここでしか見られない自然ですね!子どもたちにもこの星空を見せたいなと、いつか家族で再訪することを心に決めました。

 

 

デザートは「野草団子」。おいしいお茶もいただいてほっこりしました。食事を終えて丘の上から帰ってくると、エントランスが輝いていてこれまた素敵な光景。このあともう一度、温泉とサウナを楽しませてもらいました。

 

 

 

景色を愛でながらいただく和朝食

 

 

朝食はレストラン「雪峰(せっぽう)」で美しい景色を眺めながらいただきます。キッチンの様子も見られる開放的な空間です。テーブル同士も間隔があるので、とてもゆっくり過ごすことができました。

 

 

朝はお魚中心の和食でした。新鮮なお野菜やフルーツもいただけて、量もしっかりあります。地元の自然派納豆は匂いが少なく美味しかったです!

 



湯上がりどころをイメージしたレストランも

 

「Restaurant雪峰(せっぽう)」のほかにも、日帰り利用できるレストラン「Snow Peak Eat」があります。野菜がたっぷりいただける、おばんざいを中心とした定食や、名物の佐渡牛のローストビーフ丼などなど、お手頃価格でいただけるメニューが揃います。

 

 

座敷席なので、小さいお子さんや赤ちゃん連れでもくつろげますね。よくお手入れされた芝生は、自動芝刈りロボットの太郎くんの功績です。ここでお食事していると作業の様子が見られますよ。

 

焚火台の工場跡地にあるミュージアムへ

 

宿泊施設から数分歩いたところにある、スノーピークの本社。その地下にミュージアムがあるとのことで、行ってきました。ここはかつて、焚火台をつくる工場だったそうです。スノーピークのあゆみがわかる資料館になっていて、愛用者の方々から寄付された、スノーピーク創業当時の愛用品などが展示されています。

 

 

時代を追って、日本のアウトドアの歴史を見ることができます。スノーピークがいかに日本のアウトドアシーンを盛り上げてきたのかがよくわかりました。

 

キャンプ用品やアウトドアファッションも充実

 

オフィス&ミュージアムに隣接した建物には、スノーピークのショップもあります。テントやキャンプ用品、衣料品からペットグッズなどなど、とても幅広い品ぞろえ!薪やバーベキューの食材なども販売しているので、キャンプしている人たちもお買い物に来ていました。

 

 

今回のツアーは「人間性の回復」というのがテーマのひとつになっているそうですが、自然のなかでくつろぐことができて、心身ともに癒されました。

私は子どもの頃にガールスカウトに入っていたので、テントでの本気のキャンプも経験したことがあります。大人になってからのキャンプブームには乗ってこなかったのですが、今回の旅を通して、やっぱり自然のなかでの体験はもっともっと子どもたちにも必要だなと実感しました!

みなさんもぜひ、満天の星のなかでの極上体験をしてみてくださいね!

 

Snow Peak FIELD SUITE SPA HEADQUARTERS

上紙夏花 Natsuka Uegami

ライター/ビューティープランナー

1977年、大阪府生まれ。吉本新喜劇の女優を経て、ライターに。現在は化粧品の商品開発やPRを手掛けるほか、ベビーマッサージ講師としても活動している。夫・息子9歳、3歳

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