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上紙夏花

大人が夢中になれる森のリゾートを宿泊レポ!【スノーピークの野外ダイニングツアー】前編

  • 上紙夏花

2022.11.26

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森の中で味わう「浴・食・泊」最高の贅沢

 

 

今年の春に開業した、Snow Peak FIELD SUITE SPA HEADQUARTERS(スノーピーク フィールド スイート スパ ヘッドクォーターズ)」のプレスツアーに参加してきました。来年春頃にリリースを予定している、新しいプログラムを体験させていただきます。

スノーピークといえば、言わずと知れたアウトドアブランドですが、広大なキャンプフィールドの向かいに、温泉やサウナなどが楽しめる複合型リゾートとしてつくられたのが、こちらの施設です。

コロナ禍でキャンプブームが再熱しましたが、それでも日本のキャンプ人口は7~8%だといいます。「キャンプはしてみたいけれど、テント泊にはちょっと勇気がいるかも」という人に、新しいアウトドア提案として『FIELD SUITE TOURISM 雪峰(せっぽう)野外ダイニングの体験ツアー』が企画されました。

大自然のなかで、「浴・食・泊」という最高の贅沢を味わえる素敵な旅。大人も夢中になる〝野遊び〟が満載です!ここでしか味わえない、最高な体験をご紹介したいと思います!

 

着いた瞬間に森林浴!

 

 

東京駅に集合して、ツアー参加者用のバスに約5時間ほど揺られ、建物の目の前に到着。新幹線の場合は東京駅から上越新幹線に乗り、燕三条駅まで約2時間。そこから車で約40分で到着します。

 

着いた瞬間、まず目に飛び込んでくるのは、大自然に溶け込む一流建築!こちらの建築デザインは隈研吾氏。旅の思い出となる焚火に欠かせない、薪が建物のアイコン的な役割を果たしています。館内に使われる土壁や木材は、すべて地元新潟の自然の恵みから生まれたものだそうで、自然との一体感を感じました。森のマイナスイオンを一気に浴びつつ、極上の時間を過ごせる予感を感じる、幸せの瞬間でした。

 

フィールドスイートスパヘッドクォーターズ_ショップ

 

エントランスにはスノーピーク製品や地元新潟の名産品や工業製品が並ぶショップがあります。お部屋に備え付けられているスノーピークのカップやランタンのほか、スパを楽しむための上質なタオルなどなど、おうち時間を充実させてくれるアイテムが揃っています。新潟といえば、洋食器や器、鋳物などが有名ですよね。柳宗理デザインをはじめ、美しくて使いやすいキッチンアイテムが並んでいました。

 

 

ここでしか買えない、スノーピークの限定品もあるので、旅の思い出としても、おみやげにも喜ばれそうですね。

 

特別に3タイプのお部屋をすべて見せていただきました!

Villa junior suite Snow

Villa junior suiteのお部屋。カーテンを開けたままで眠って、朝起きると目の前が森!という、テント泊とはまた違う美しい朝が迎えられます。

 

今回とても楽しみにしていたお部屋を、すべて見学させてもらいました。客室タイプは3つ。Villa suiteという100㎡ある宿泊棟が1棟、そしてVilla junior suiteという宿泊棟がふたつ、そしてモバイルハウス「住箱(じゅうばこ)」という隈研吾さんが設計したお部屋が4棟あります。

「棟」という量詞からお気づきの通り、すべて独立した建物になっています。お食事込みの価格設定になっていて、Villa suiteに宿泊した人だけしか食べられないお料理もあるそうです。

 

スノーピーク フィールド スイート スパ ヘッドクウォーター宿泊エリア

日帰りスパ利用も可能ですが、宿泊エリアにはお泊りの人しか入れないので、ゆったりと過ごせる空間になっています。

 

いちばん広いお部屋、Villa suite | Earthは、キッチンが付いています。大人2名、小学生までの添い寝の子ども2名まで宿泊できます。

 

 

ひのきの内風呂のほかにも、テラスには露天風呂まで!バーべキューができるテーブルも完備していて、食材なども事前オーダー可能とのこと。アウトドアとラグジュアリーホテルのいいとこ取りな楽しみ方ができますね!

 

「住みたい!」と思わず言ってしまうほど、充実したキッチンです。

 

ヴィラスイートアース露天風呂

右手に写っているのが露天風呂。森の中でゆったりとお湯に浸かるのもいいですね。

 

お部屋のいたるところに、スノーピーク製品が置いてあります。コーヒー豆とミルが用意されている宿泊施設って、考えてみればなかなかないですよね!森の景色に包まれながら、お部屋でゆっくりとアウトドア気分でコーヒーをいただくという体験は格別でした。

 

スノーピーク_コーヒーセット

このセット一式、欲しくなってしまいました!アウトドアでなくても、お家のなかで使うのもいいですね。

 



モバイルハウスは進化系の居住スタイル!?

 

モバイルハウス住箱は、車で牽引して移動できるいわゆる、トレーラーハウスです。隈研吾さんが描く未来の住まいの理想形が住箱なんだそうで、24㎡ながらもゆったり過ごせる設計になっています。シャワールームやトイレももちろん完備。このままいろんな場所に放浪の旅に出られたら……と妄想が膨らみます。

 

 

私が宿泊させてもらったのは、Villa junior suiteのForestというお部屋です。こちらも大人2名、小学生までの添い寝の子ども2名まで宿泊できます。

 

 

キングサイズのベッドがありますが、このほかにエキストラベッドを入れることもできるそうです。天井の薪が外にある自然とお部屋をシームレスにつないでくれていますね。

 

 

ガラス張りのひのき風呂も最高です!ドライヤーはダイソン、アメニティは森田敦子さん監修のWaphytoでした。歯ブラシも竹製。デジタルデトックスできるようにとお部屋にTVもありません。自然のなかで、人間本来の五感を取り戻していくような、特別な時間を過ごせました。

 

スノーピーク_ひのき風呂

 

夕食までのあいだにスパで汗を流してスッキリ

 

 

森林浴をするかのように楽しめる、スパへ!夕食をさらにおいしくいただくために少し汗を流しにいってきます。大浴場は天然温泉です!こちらは宿泊しない一般利用も可能なので、キャンプフィールドでテント泊している人もたくさん利用しています。キャンプしつつ、温泉にも入れるなんて最高ですね。

 

 

大きな窓のあるサウナは初体験でした。サウナ中央にサウナストーブがあって、焚火を囲むような感覚で身も心もじんわり温まります。サウナストーブに使用されているケルケスストーンは、手作りのフィンランド製。セルフロウリュをしてみたのですが「ジュワーッ!」という音とともに立ち上る蒸気が楽しくて、ワクワクしてしまいました。

 

 

内湯・露天・洗い場・サウナ、どの場所からも開放的な景色を望めるという、とことん癒してくれる空間です。このときは緑がたくさん目に飛び込んできましたが、冬の雪見風呂も素敵でしょうね。

 

半纏を着て丘の上に集合!

 

 

焚き火を囲んでのディナーがいただけるとのことで、お部屋に用意された半纏を着て、コロンとかわいいLEDのランタンも持って丘の上に集合しました。

 

 

ちょうど夕日が空を染めるころ、ウェルカムドリンクで乾杯となりました。このあとのディナーの様子は後編でレポートしたいと思います。焚火に星空……とても素敵な体験でした。続きもお楽しみに!

Snow Peak FIELD SUITE SPA HEADQUARTERS

上紙夏花 Natsuka Uegami

ライター/ビューティープランナー

1977年、大阪府生まれ。吉本新喜劇の女優を経て、ライターに。現在は化粧品の商品開発やPRを手掛けるほか、ベビーマッサージ講師としても活動している。夫・息子9歳、3歳

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