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LEE DAYS club clara

〜五感を研ぎ澄まし心地よく暮らすvol.101〜

尾瀬で深呼吸。家族と過ごす日帰りトレッキングで心満たされるひと時を過ごしました。【LEE DAYS club clara】

  • LEE DAYS リーデイズ

2026.07.27

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初夏の尾瀬トレッキングへ

先日、わが家では恒例の尾瀬トレッキングに出かけてきました。大学生の2人の子どもたちとのスケジュール調整が難しく、今年は日帰りで行くことに。

穏やかな空の下、木道をゆっくり歩く夏の尾瀬。家族と他愛のない話をしながら過ごす時間は、忙しい毎日では見過ごしてしまいそうな小さな幸せを思い出させてくれました。

尾瀬トレッキング

湿原を吹き抜ける風、可憐な姿で咲く花たち、遠くに望む山並み。

心も体も深呼吸できた一日をご紹介します。

(過去の尾瀬記事はこちらから)

7月上旬 尾瀬の天候と対策

天気予報が晴れマークの7月上旬の週末。とはいえ山の天気は変わりやすいので、上下ゴアテックスの雨具、ザックカバーは必須です(今回は利用せずに済みましたが)。

また湿原は日差しを遮るものがなく、曇天といえども常に紫外線にさらされる環境。日焼け対策として帽子、サングラス、長袖上下が安心です(運動するときは必ずサポート機能に特化したインナーCW-xを上下とも着用しています)。

長時間のトレッキングの負担軽減に、こちらはわたし的マストアイテムです!夏仕様の薄手で通気性のあるタイプを着用しました。

また尾瀬で購入できる飲料や食べ物は限られていて価格もかなり高いため、手持ちで賄えるよう準備します。暑い季節は特に「凍らせた飲みもの」があるとgood。クーリングにも使えるし、途中休憩のタイミングでキンキンに冷えた飲みものはとても助かります!

日帰りタイムスケジュール

◇AM2:00 自宅出発ーAM5:00頃 戸倉駐車場到着ー(乗合バスで鳩待峠に移動)ーAM6:20 鳩待峠出発ー(尾瀬トレッキング)ーPM33:00 鳩待峠到着

前日夜遅くにバイトから帰ってきた息子を起こすのに苦労しましたが、何とか予定通りの時間に埼玉の自宅を出発(そして車の中で再眠する私たち……夫よいつも運転ありがとう!)。

早朝の5時台に駐車場に到着しましたが、かなりの混雑ぶり。本格的な夏が来る前のこの時期はトレッキングにはベストシーズンのようで、普段より多くの方で賑わっていました。

今回の歩行距離と歩行時間

走行距離約24km、歩行時間8時間半強(結果的にまぁまぁのハードスケジュールでした)。



トレッキングコース別に見どころを紹介します

全行程は以下の通り(どなたかの参考になれば!)。

鳩待峠からのルートは2つあり、今回は人混みを避け、アヤメ平経由で尾瀬ヶ原を目指すことにしました。

◇鳩待峠ーアヤメ平(朝食休憩)ー富士見下(トイレ休憩)ー竜宮ー見晴(昼食休憩)ー東電小屋ーヨッピ橋ー牛首ー山ノ鼻(トイレ休憩)ー鳩待峠

何度も歩いているこのルートですが、最初と最後が登りとなっていて、特に最初の登りは高低差370mを約2時間かけて一気にあがるため、ルート全体としてはここが頑張りどころでしょうか……。

鳩待峠~アヤメ平までの見どころ 6.3km 登り

登りルートの途中、豊かな森林帯でお目当ての植物をさがす楽しみもあります。

こちらは「ギンリョウソウ(銀竜草)」。透き通るようなその白い姿は「ユウレイタケ」とも呼ばれ、神秘的で不思議な植物です。

ギンリョウソウ
腐生植物の一種で、土壌にある菌類のネットワークに寄生して栄養を摂ることで生きているとても珍しい植物。

アヤメ平に向かうこのルート内でほぼ毎回見つけることが出来、今回は時期が良かったのか本当にたくさん見かけることが出来ました。

息子が初めてこの植物を見つけた時は大騒ぎで、山小屋で会う人みんなに写真を見せて回っていたことを懐かしく家族で思い出しながら(笑)歩きました。

森林帯を抜けると一気に視界が開け、横田代に到着。雲上の楽園と呼ばれるアヤメ平へと続いていきます。ワタスゲがピークは過ぎていたと思いますが、かなり広範囲でまだまだキレイに咲いていて、湿原の中に点々と白い綿毛が広がる様子に歓喜しました。

アヤメ平のワタスゲ
ぽわぽわのワタスゲがあちこちに!

本当に可愛い♡疲れが一気に吹き飛びます~。

前回アヤメ平を歩いた時は、冷たい雨の中で、まるで修行だったなぁ(遠い目)。

アヤメ平
木道の整備も進んでいて、歩きやすくなっている箇所がいくつもありました。ありがたいです。

景色の良いこちらで朝食を取りながら、都内から夜行バスを利用してお一人で尾瀬に来たという方と束の間のおしゃべりも楽しみました。おそらく父と同じ世代位の方かな(偶然ですが、前日実家の父も尾瀬トレッキングに来ていたそうです!←しょっちゅうあちこちの山へ出かけている父です)?

心身健やかに年を重ね、いつまでも大自然の中を自由に歩き回れる、丈夫な身体を持ち続けたいと改めて感じた次第です。

富士見峠
遠くに富士山が見えるポイントですが、残念ながらこの日は見られず。

アヤメ平~尾瀬ヶ原(竜宮)までの見どころ 5.7km下り

富士見峠でトイレ休憩をとった後は、尾瀬ヶ原に向かう長い下りへと向かいます。

サルノコシカケ
林の中で見つけたこちら、サルノコシカケかなー?

山の中では、熊鈴のチリンチリンといった音以外は本当に静か(息子たちは後ろでずっとおしゃべりしてますけど、仲がよろしくて何よりです)。

尾瀬の木道
木漏れ日も本当にきらきらとしてキレイなのです。木道を抜けると勾配のある岩場が待ち構えています。

風が吹けば木々の葉がさわさわと揺れ、水源が近くにあれば水のせせらぎが聞こえてきます。

特にこの時期、早朝の山林の中は、ウグイスにシジュウカラ、ツツドリ……と、姿かたちは見えなくても、どこからともなく様々な鳥たちの愛らしいさえずりが聞こえてきて、心地よい音色に自然と心が落ち着いてきます。

しんどい時は鳥たちの鳴き声が癒しであり、今までも何度も助けられてきました。

そんなささやかな幸せを感じられるのも、ここ尾瀬で過ごす時間の醍醐味だと感じます。

竜宮~見晴らしまでの見どころ 1.6km 平地

山林を下り尾瀬ヶ原まで来ると、どこまでも続く緑の湿原と空の青が美しく溶け合う、みずみずしい風景が広がります。何度訪れてもこの景色には心が洗われるよう。今回は時期が良かったのか、たくさんの花たちも見ることができました。

尾瀬ヶ原トレッキング
遠くに燧ヶ岳を望みつつ、竜宮から見晴へ向かうルート。ここまで来ると人の数はまたぐっと減り、静かな湿原をのんびり楽しむことが出来ます。

見晴らしで1時間ほどお昼ごはんを食べながら休憩を取りました。

見晴らしでお昼休憩
カップラーメンとおにぎり。後はソーセージを炙って。ビールは我慢しました(笑)。

見晴らし~東電小屋~牛首分岐点までの見どころ 5.1km 平地

特に今年はニッコウキスゲが当たり年のようで、今まで訪れた中でも1,2位を争うほどの素晴らしい群生が広がっていました。

ニッコウキスゲ群生地
群生地は尾瀬に何カ所かありますが、こちらヨッピ橋付近も名所。

遠くから黄色い花がぶわーっと咲き誇る姿が見えた時は感激しました。右も左もニッコウキスゲだらけ。

こちらは満開より少し前だとは思いますが、それでも過去イチくらいのベストなタイミングで訪れることができ、本当にラッキーでした。

ニッコウキスゲ群生地
頬をなでる風が心地よく通り抜けていきます。

牛首分岐点~山ノ鼻~鳩待峠までの見どころ 5.5km 平地+登り

途中、池塘には日の光を受けて静かに白い花を開く大好きな花、ヒツジグサの可愛らしい姿もたくさん見ることが出来ました。未刻(午後2時ごろ)に咲くので日帰りでないとなかなか見ることが出来ない花なのです。

尾瀬ヶ原トレッキング
よく見ると水面に白い小さな花がポツポツと咲いています。

最終バスの夕方の16時台より前に帰れるよう、後半はかなりのハイペースで移動しました。

ヒツジグサ
水鏡に映る姿まで美しく、尾瀬ならではの穏やかな時間を感じさせてくれました。

決して派手ではありませんが、足を止めて眺めたくなる可憐な花に元気をもらい、最後のラストスパートへと向かいました。山ノ鼻から鳩待峠までの登りはかなり疲労が溜まっていましたが、根性で途中休憩を入れずに一気に登り切りました。自己記録もわずかに更新(達成感たるや!!)!

尾瀬トレッキングを振り返って

今年も家族そろって美しい尾瀬の景色を見ることができ、とても幸せな一日となりました。

同時に子どもたちやその次の世代へと、このかけがえのない美しい景色がずっと大切に残っていてほしい……心から切にそう願ってやみません。

尾瀬ヶ原トレッキング
いつまでもこの美しい景色が残りますように……!

いつまでも大事に守りたい美しい景色は、誰かが守ってくれているから出会えるもの。誰しもがその一員として大自然だけではなく普段の暮らしの中でも、少しの思いやりとマナーを持つことで、何十年先も変わらない風景を未来へとつないでくれるのだと思います。

季節を変えて、またこの景色に会いに来たいね、そう話しながら帰ってきた今回の尾瀬の旅でした。

おまけ~尾瀬で買ったもの~

帰りに閉店間際の道の駅に滑り込み買えたのが、こちら。

尾瀬の産直で買ったもの
山椒、ルバーブ、ブルーベリー 初夏の恵みですね♡
ルバーブのジャム
ルバーブはジャムに。甘酸っぱくてとてもみずみずしいジャムに仕上がりました。

この季節ならではの自然の豊かな恵みに感謝しながら、尾瀬の思い出に想いを馳せつつ、美味しくいただきました。

LEE DAYS club clala

clara

49歳 / 埼玉県 事務員

夫と2人の子ども、猫(♂)との暮らし。自分に必要なものをその時々で取捨選択し、日々心穏やかに過ごせるよう心がけています。ひと手間かかっても五感を満たしてくれるもの、丁寧に作られたものを好みます。

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LEEとともに歩んできて、子育てが一段落。自分に目を向ける余裕の出てきたLEEの姉世代の方に、日々の“ほんとうに好きなものと心ときめく時間”をお届けします。

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