市販のキムチに“ちょい足し”で、新たなおいしさが誕生！今井真実さんがコツを伝授！

「定番としては発酵食材同士のチーズや納豆。キムチの酸味と辛味をキリッときわだたせたいなら、コクのあるものやまろやかな食材と合わせてみて。また、甘酸っぱい食材と合わせると意外なおいしさ。キウイやメロンのようなみずみずしいものから、マンゴーやバナナなどねっとり系まで、果物と合わせるとオツなおつまみに！」（今井真実さん）

さいの目切りにしたアボカドにキムチをのせて。「キムチの辛さと酸味を、アボカドの濃厚な味わいがまろやかに。色合いのコントラストもきれいでテンションが上がります。キムチのシャキシャキとアボカドのねっとり食感の違いも楽しんで」（今井真実さん）

カマンベールチーズを食べやすく切ってキムチをのせる。「発酵食品同士は相性がいいから、チーズとの組み合わせは鉄板です。キムチの辛味がカマンベールの表面のほろ苦さと合わさると、深みあるちょっと大人のおいしさになるんですよ」（今井真実さん）

果肉はひと口大に、皮は緑のかたい部分をむき、白い部分もひと口大に切る。ともにキムチで和える。「意外な組み合わせに見えるけれど、2つとも冷麺の具材でおなじみ。キムチのうま味をスイカの甘味が引き立てます。白い部分もシャキッとおいしい！」（今井真実さん）

キウイを食べやすく切ってキムチと和える。サラダに果物を加える感覚で。「キムチの辛さ、しょっぱさと、果物の甘酸っぱさってすごく合うんです。ぜひお試しを。みずみずしくやわらかなキウイとキムチのシャキッとした食感のコントラストも◎」（今井真実さん）

ハチミツ漬けの甘めの梅干しとキムチを合わせて。「しょっぱい梅干しより、ここはあえてのハチミツ漬けを！　キムチの辛味にハチミツ梅の甘さが加わると、まろやかな一体感が生まれます。キムチと梅の2種の酸味が、なんとも深い味わい！」（今井真実さん）

食べやすく切った油揚げをトースターなどでカリッと香ばしく焼いて、キムチをのせて。「キムチのシャキッとした食感と、油揚げのカリッとした食感のコントラストがたまりません。お好みで、仕上げに甘めのしょうゆをちょっとかけてもおいしいですよ」（今井真実さん）

白身魚の刺し身に軽く洗って水気を絞ったキムチをのせ、ごま油を回しかける。「キムチは洗うと辛味が抑えられ、甘味が前に出るんです。繊細な白身の魚にほどよい塩気と甘味、酸味が加わって、しょうゆや塩なしでもおいしく味わえます。うま味の強い赤身のお刺し身なら、洗わずそのままで」（今井真実さん）

キムチにトマトケチャップを混ぜ合わせて。「キムチの酸味と辛味にトマトケチャップの甘酸っぱさを合わせたら、味わい深くて、ちょっとジャンク感もあるソースに。今回は目玉焼きに添えましたが、ケチャップに合う料理ならどんなものにも応用できますよ」（今井真実さん）

「チーズ×キムチは発酵食品同士で間違いのないコンビ。いつものツナチーズトーストにもキムチの辛さと酸味が加われば、パンチのきいた新しいおいしさになります。キムチをのせるだけでもいいですし、少しまろやかにしたいなら、キムチ×ケチャップをのせても」（今井真実さん）

「まろやかな卵ペーストにキムチを合わせると、キリッとメリハリのきいたおいしさに。卵とマヨネーズのコクで辛さが和らぐので、お子さんもおいしく食べられます。どこまでもやさしい卵サンドもいいけれど、キムチが加わるとちょっと複雑な味わいと食感が生まれるんです」（今井真実さん）

「韓国のイタリアンで料理と一緒にキムチが並んでいたことがあって、ありだなと。そこで、市販のボロネーゼにキムチをプラス。ほどよい辛味と発酵の深みが加わって、ちょっと贅沢なおいしさになることを発見しました。お肉とキムチ、やっぱりすごく合うんです」（今井真実さん）