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Sayaの12星座 星占い「星ごよみ」

<1月20日~2月17日の運勢/Sayaの星占い>「トップでありたい、オリジナルでありたい」という期待が出てきそう【今月の12星座運勢「星ごよみ」】

  • Saya

2025.02.03 更新日:2025.02.17

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02.03up! 「わたしのきものSTORY」22を更新しました。
column「運がよくなるおとなのきもの遊び」を読む

SUN SIGN IN AQUARIUS(太陽がみずがめ座に)

行動や戦いの星・火星はまだかに座で「逆行」中。安全なパーソナルスペースを守りたいという気持ちが強く働くなか、1月20日に太陽が、28日に思考や伝達の星・水星がやぎ座を去り、みずがめ座に入ります。29日にみずがめ座で新月があり、31日にはみずがめ座の守護星の自立や変革の星・天王星が「順行」。みずがめ座には昨年の11月20日に変容の星・冥王星が入っているので、このひと月は、「みずがめ座の冥王星」のもたらしたものが何なのか、見えてくるときです。

たとえば、みずがめ座の性質には「革新」があり、価値観は、「自由・平等・博愛」なのですが、そこに冥王星が入ったことで、自由や平等を求める欲求が強くなりすぎるところもありそうです。また「平等」な存在同士がつながっていくので、自分とは違うタイプの人とは縁がなくなっていくところもあるでしょう。

そんななか、2月4日には愛と美の星・金星がおひつじ座に。おひつじ座の「トップでありたい、オリジナルでありたい」という期待が出てきそう。またこの日には拡大と保護の星・木星がふたご座で「順行」するので、真偽のほどがわからない噂話やスキャンダルが先行するような状態は落ち着いていきそうです。

12日にはしし座で満月が。生きている実感を得たいという気持ちが強くなるなか、14日には水星がうお座へ。うお座には現実化とルールの星・土星、守護星の境界を溶かす星・海王星、ドラゴンヘッド(太陽の軌道と月の軌道の交点)も滞在中。「困っている人を救う」という動機は、すでに1月から高まっています。水星が入ってからは、具体的な方法を考えようとする時期です。時間のある人はボランティアなどしてみても。もちろん多忙な人は、寄付でもいいですね。

運がよくなる大人のきもの遊び

1.20up!
「わたしのきものSTORY」21
きもの通販サイトのセールも活用して、予算内で賢く揃えようという話

この1年、リユース中心に、きものワードローブを揃える話をしてきました。リユースと言っても、わたしがよく購入している「銀座かわの屋」さん、「京都きもの市場」さん、「えちごや着物」さんなどは、リユースでも質のよいものだけが販売されている、とても信頼できるサイト。ヴィンテージと言っていいくらいのお品や未使用品も多い。またそれ以外にもありがたいのが通販サイトのセールです。こちらの3つのサイトでは定期的にセールがあるので、さらにお買い得に素敵なきものを手に入れることができます。これまでも折りに触れ、書いてきましたが、改めてまとめてみたいと思います。

「銀座かわの屋」さんは、目利きのオーナーさんがほぼ競りで落としているということでしたが、作家もののみならず、お安くても、可愛いものが見つかるお店。楽天ショップも併設されているので、セール品をさらに楽天ポイントでお値引きもできたりして、2〜3万円という破格のお値段で素敵な帯が手に入ることがあります。

また、「京都きもの市場」さんの決算セールでは、新品の着尺や帯などが70パーセントオフなどという破格のお値段になることもあります。数年前にそうやって手に入れた、新品の琉球の南風原花織の帯は、6万くらいだったかと思いますが、どんな紬にもしっくり合うお気に入りです。「えちごや着物」さんは、もともと百貨店の外商をされていたとかで、わたしは訪問着で気に入るものに出会うことがあり、未使用品でも2〜3万で購入できることがあるのが本当にありがたいところです。こうして、セール品をうまく使って帯かきものをシーズンにひとつでも新調すると、手もちのものが生き返る。それも、フォルムに関しては流行がないきものの楽しさです。

大切なのは、各サイトの特徴や考え方を知ること。毎晩のように見ていると、なんとなく得意、不得意も見えてくるので、まずはコマメにチェックすることをおすすめします。また一度は正価で買い物をしておくと、セールのお知らせが来るのは洋服と同じ。とりあえずは、帯締めや帯揚げからでもいいので、顧客になってしまうのもいいですね。

南風原花織の帯
セールで手に入れた南風原花織の帯。単衣と袷時期に使えるもので、名古屋帯に仕立ててもらい、ヘビロテしています。

それとは別に、通える範囲のお店にはコマメに顔を出すことも大事ですよね。こちらのコラムでも度々、ご紹介している京都・茶山の「正尚堂」さんは、京都の旧家から直接買い付けて、市に出品するようなお店。つまり、もともと相場よりお安いのですが、さらに、よく顔を出していると、「Sayaさん価格ね」と、おまけしてくださることも多いのです。本来、わたしのお財布では買えそうもない、本結城の反物なども、そうやって手元にやってきたものです(古いもので少しシミもあったのですが、それは「丸洗いいしはら」さんのご主人の手により、完璧に落ちました)。

先日も、京都でたまたまお話しした同世代の方が「きものを着たいけれど、お金がかかりそう」と言うので、「どんなものを着たいのか」と尋ねると、大正ロマン風の銘仙のきものの写真を見せてくれました。「それなら、正尚堂さんが絶対おすすめですよ」と言って、お店のインスタを見せると、「このくらいの値段で買えるんだ」と安心された様子。それと同時に、「着たいものが着られるかもしれない」と夢が広がって、見る見る明るい顔になられたのが印象的でした。

わたしがリユースきものを勧めたいのは、この明るい顔を見たいからなのかもしれない、とも思うところ。個人セッションをしていても、40代後半から50代前半というのは、自分の限界を悟り、人生でさまざまなものを諦め始める年齢なのかもしれません。わたしもそうで、どんどん生活をダウンサイジングして、着られなくなった洋服も手放し、枯れていこうとしていました。でも、そこで「リユースきもの」に出会うと、ありのままの自分で、それほどお金をかけなくても、また人生を楽しめる気がするんですよね。もちろん、それが「リユースきもの」でなくてもいいわけなのですが。

この連載も今回を含め、残り4回となりましたが、一周まわって、人生の「ワクワク」の種を探したくなったとき、「リユースきもの」や「セールできもの」を思い出してくださったら嬉しいです。

二十四節気のきものワードローブ「大寒」

きものコーディネート撮影/野口さとこ @satoko.nog
協力/きもの丸洗い・着付け 石原かおり @kao_rin616

いよいよ寒さも本格的になるなか、1月は、初釜初めお茶会やお茶事、お祝いごとなどに呼ばれる機会が増えてきます。
そのため、フォーマルからセミフォーマルくらいのきものがまだまだ活躍してくれます。

今回のきものは、確か「きもの青木」さんのオンラインショップで購入したもの。
クリームイエローの色無地で、あまり着たことのない色めだったので、この春、購入したものです(半年後、カラー診断で、パーソナルカラーとわかり、驚いたものでした)。
先日、初釜というほど大がかりではない新年のお茶会で、初めて袖を通したのですが、明るくていい感じでした。

帯は、「銀座かわの屋」さん。
白い地に、細い銀箔の糸で菱重ねの幾何学文様が重なるように織り出された袋帯です。
東北のこぎんの刺し子の図案を参考にしたものだとか。

黒留袖から色留袖、訪問着、附下げ、地紋無地、江戸小紋などで、式典やパーティにも着ていけるということで、ひとつあっても便利そうと買ってみたもの。
でも、実は、訳あり品とかで、セーター1枚くらいのお値段だったのです!
あまり着る機会のないフォーマルこそ、低予算で揃えたいので、とてもありがたく感じるところです。

「きもの青木」
https://aoki-aoki.shop-pro.jp

「銀座かわの屋」
https://www.kawanoya.co.jp/

02.03up!
「わたしのきものSTORY」22
初めの頃、アタマを悩ませた家紋の話。
紋付きのリユースきものは、遊び心で着こなす

きものコラムも、今回も含め、残り3回となったなかで、ちょっとマニアックな話題ですが、家紋についてお話ししてみます。

みなさんは、自分の家の紋について、意識されたことはありますか。興味がない若い方だと、お葬式や結婚式など以外、まったく気にもしないで過ごしていることも多いと思います。とくに東京で暮らしていたら、ほぼ家紋について聞かれることもないですから。

わたしの場合、ご先祖さま探しに凝った時期があり、実家の母方は「笹竜胆」(ササリンドウ)。父方は「丸に三つ柏」ということはわかっていましたが、リユースでフォーマルきものを探すようになって、初めのうち悩んだのが「他家の紋付きのきものをそのまま着ていいのか」という問題でした。とくに、茶席では背にひとつ紋があるのが普通です。

結論から言うと、茶会程度では「紋があるかどうかは人によってはチェックするかもしれないが、どんな紋かを見ている人は現代ではほとんどいない」というのが実情でした。また通販サイトに「紋替えをご希望の方はご相談ください」と書いてあっても、刺しゅうならともかく、染めてあるとなかなか難しいようで、結局、紋替えをしないで着ています。また紋の入ってない江戸小紋に紋を入れようかと思ったものの、これも、「どうしようかな」と止まっています。

と言うのも、婚家は沖縄なので、家紋の文化がほとんどないのですね。一説には琉球の王族や上級士族にはあるようですが、それも過去の話です。でも、西日本では実家の母方の紋を入れるという文化があるようで、となると、わたしの場合「笹竜胆」という源氏の紋になる。母方は清和源氏でもあるし、もともと東海から西日本の武家。デザインとしても好きなので、入れるなら、「笹竜胆」かなと思いつつも、他の紋にも縁があるものがあって、目移りしてしまうのですね。

たとえば、わたしの母方は、豊臣秀吉の奥方のねねさまの実家につながるのですが、ここは本姓が豊臣なので、「五三桐」になる。ねねさまは浅野家の養女でもあったので、「違い鷹の羽」紋も行ける。母方の曾祖母には膳所藩や幕臣の本多家につながる人がいるので、「葵」紋も行ける……という具合に。結局、現代のわたしは由緒正しい家でも何でもないので、「好きな紋なら、何でもいいはずだ」となってきて、めぐってきたきものを「家紋」まで含めて楽しもうという結論に至ったのでした。

お気に入りの色無地に、「小葵」の地紋の色無地があるのですが、そんなふうに地紋で取り入れるのもいいですよね。紋ひとつでも、かなり楽しめるのがきものの世界。いつかフォーマルな喪服などをあつらえる機会があったら、「笹竜胆」を入れようとは思っているのですが、それまでは遊んでいようと思います。

sayaさん0203
小葵の地紋で、背にひとつ紋の色無地。未使用品で手に入れたものですが、紋の種類は何だったか……



二十四節気のきものワードローブ「立春」

きものコーディネート撮影/野口さとこ @satoko.nog
協力/きもの丸洗い・着付け 石原かおり @kao_rin616

立春

2月3日は立春。

このくらいになると、また春めいた気分となってきます。
今回のきものは、「夢吉きもの」さんでいただいた、ほっこりした結城紬。
そんなに高いものではないと思いますが、裏地のモスグリーンも含め、とてもお気に入りです。

合わせたのは、「きもの青木」さんでいただいた、憧れ、「工芸帯地 洛風林」さんの名古屋帯。
もちろんリユースなのですが、この帯を合わせるだけで、パッと華やいだ雰囲気になります。
織りの華やかなきものなどが手に入ったら、合わせてみたいなあと思っています。

「和小物さくら」さんの帯揚げと「道明」さんの帯締めを合わせて。

「夢吉きもの」
https://yumekichi.com/

「きもの青木」
https://aoki-aoki.shop-pro.jp/

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Staff Credit

photo/岩城裕哉 cookies/and Bake text/Saya

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『占星術ブックガイド 星の道の歩き方、アストロロジャーとの対話集』
Saya・著 ¥5500/説話社

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Saya Saya

アストロロジー・ライター

1971年生まれ。おとめ座。現在は、京都で夫とふたり暮らし。雑誌連載のほか、オンライン講座や、ホロスコープ・リーディングのセッションを行う。著書に「星を味方につける生き方、暮らし方」(集英社)など多数。

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