LIFE

やっぱり暮らしのダウンサイジングで、人生が変わった!

自分に合う方法で継続を!

片付けを挫折した人だって大丈夫!【整理収納アドバイザーまあちさん流】ものを手放すルールと手順

  • @homeLEE 私らしく建てる、心地よく暮らす

2025.01.08

この記事をクリップする

今から始めたい人も、一度試した人も

まあちさんに教わる

挫折しない「手放しメソッド」

まあちさん 暮らしのダウンサイジング

ダウンサイジングしたいけれど、何から始めればいい? やってはみたものの、途中で断念…。

そんな読者に向けて、整理収納アドバイザー・まあちさんが具体的な手放し方を教えてくれました!

まあちさん

教えてくれたのは?

まあちさん

整理収納アドバイザー。2020年より活動開始。
Voicy『まあちの暮らしが整うラジオ』を配信中。著書に『片付けは思考が9割!』(宝島社)。

基本のメソッドを踏まえて自分に合う方法で継続を

まあちさん 暮らしのダウンサイジング

SNS等で片づけ術を発信している、まあちさん。自身の転機もダウンサイジングだったそう。

約9年前、育休からの仕事復帰を前に、持ち物を減らして家事をラクにできたら、と考えたんです。
今の家に引っ越すタイミングでもあったので、その前後にものを手放しました。
少しずつ減らしていくうちに、空間に余白があるほうが心地よく感じられるようになって。インスタグラムで暮らしの発信をする中で、特に反響があった片づけにテーマを絞ったことから、整理収納アドバイザーに。
ダウンサイジングしたことで、絶対に手放さないだろうと思っていた会社員という立場も手放し、自分らしい道へ進むことができました

今回は基本の手放し方を伝授。これを踏まえて「自分に合う方法で継続するのがカギ」と言います。

何度も繰り返すうちに、自分なりの手放しやすい方法や、つまずく理由が見えてくるはず。ダウンサイジングには終わりがないからこそ、無理なくできる方法で続けることが大切。
ベースが整うほど、さらなる手放しは簡単になっていきますよ

心構え

一歩踏み出す&続けてキープするための

ダウンサイジング成功ルール5

Rule

1

手放し作業は1日5~30分まで

「忙しい中、まとまった時間を確保するのは難しいもの。余裕がある日は30分、そうでない日はたった5分でOK。短時間でも習慣化することを目指して」(まあちさん)

Rule

2

まずは小さなスペースから

「クローゼットなど大きなスペースは難易度が高く、片づく前に疲れてしまうことも。最初は引き出し1段だけ、ボックス1つだけ、のように小さなスペースに限定して、成功体験を積み重ねるのがおすすめ」(まあちさん)

まあちさん 暮らしのダウンサイジング

Rule

3

イベントにせず、隙間時間に継続する

「手放しは、『年末年始の休みに入ったら』など特別なときに行うものではなく、日常の家事の一つと考えて。〝朝に家族を送り出した後の10分〞など、隙間時間を活用する仕組みを作るのが継続のコツです」(まあちさん)

Rule

4

SNSで、友人に…報告する場があるとモチベーションに

「ビフォー&アフターを撮影してSNSに投稿するもよし、友人とシェアして励まし合うもよし。頑張った成果を誰かに報告すると、モチベーションUP!」(まあちさん)

まあちさん 暮らしのダウンサイジング

Rule

5

新たなものを家に入れない工夫も

「手放す大変さを知ったら、ものを家に入れないように。よく考えて買うこと、安易にもらわないこと、不要ならその場で処分すること、を心がけましょう」(まあちさん)

メソッド



実際、どう手放す?

「4つの手順を繰り返す」のがダウンサイジングへの道!

Method

01

いったん全部出す

手放したいアイテムを決めたら、そのジャンルのものを広い場所に全部出す。今、自分がどれくらいの量を持っているのか、ここで把握。

まあちさん 暮らしのダウンサイジング
「手放しは、洋服や書類より、今回整理するキッチンツールのように量の少ないものから着手するのがベター。まずは、無心ですべてのものを出すのが第一歩」

▼▼▼

Method

02

いるorいらない、使用頻度で分ける

まずは、Method 1をいるものと(残すもの)と、いらないもの(手放すもの)に分類。

さらに、いるものを使用頻度で、よく使うものと、時々使うものに分ける。

手放すもの 残すもの 時々使うもの よく使うもの まあちさん 暮らしのダウンサイジング
「いるものといらないものに分けるときは、手放すものを探すのではなく、本当に必要なものを選び取る感覚で。残すものが決まったら、あとは使用頻度で分類」

▼▼▼

判断に迷ったら?→次回記事で解説!

▼▼▼

Method

03

残すものだけ元に戻す

Method 2のうち、残すものだけを元に戻す。このとき、よく使うものは取り出しやすいゴールデンゾーン、時々使うものはデッドスペースなどへ。

よく使うものは取り出しやすい場所へ

まあちさん 暮らしのダウンサイジング
「毎日使うカトラリー、計量スプーン、お弁当グッズなどは、さっと手に取れるキッチンの引き出しへ」

時々使うものはデッドスペースなどへ

まあちさん 暮らしのダウンサイジング
「来客用のものなどは、食器棚の一角にしまうことに」

▼▼▼

Method

04

手放すものはすぐに家の外へ出す

手放そうと決めても、しばらく家で保管していると気持ちが揺らぐことが。いらないと思ったものはすぐに家の外へ。ゴミ収集日の直前に作業するのもおすすめ。

まあちさん 暮らしのダウンサイジング

捨てる以外にも

⚫︎友人や家族に譲る

「状態のよいものは、必要としている人に使ってもらうのがベストです。ものを無駄にすることもなく、譲った相手にも喜んでもらえて、一石二鳥!」

⚫︎フリマなどで売る

「フリマサイトやアプリを利用して売るのもひとつ。ただし、『いつか売ろう』と置いていると、ものがたまっていきがちなので、早めに行動に移すこと」

⚫︎寄付する

「寄付を募っている団体を調べ、取り組みに賛同できるところを見つけておくのも◎。お金がかかることもあるけれど、手放すことで社会貢献できます」

▼▼▼

これを家の各スペースで、繰り返す!


次回は「ものの手放し『3大つまずき』まあちさん流 打開策」をご紹介。

Staff Credit

撮影/仲尾知泰 取材・文/藤本幸授美

こちらは2025年LEE1・2月合併号(12/6発売)「暮らしの『ダウンサイジング』で、やっぱり人生が変わった!」に掲載の記事です。

※商品価格は消費税込みの総額表示(2025年1・2月合併号現在)です。

@homeLEE 私らしく建てる、心地よく暮らす

「私らしく建てる、心地よく暮らす」をテーマにリビング系コンテンツを集めました。ハウジング、インテリア、DIY、家電や雑貨からLEE100人隊家づくり部ブログ、通販など盛りだくさんでお届け!

この記事へのコメント( 0 )

※ コメントにはメンバー登録が必要です。

LEE公式SNSをフォローする

閉じる

閉じる