「ミニトマトのジンジャーマリネ」「タコと貝割れのサラダ」「ドライいちじくとブリーチーズの春巻き」「根菜のクリームチーズみそ和え」レシピ/
おもてなしに!“普段食材”で映える4品。味や食感のバリエでテンションUP/えりさん
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えり
2024.11.29
料理の腕より、小さなアイデア!
人を招きたくなる「しゃれ感小皿」
おもてなし料理は、副菜やおつまみにこそ、さりげないセンスを感じるもの。料理上手じゃなくても、食材の新鮮な組み合わせや風味、しゃれた盛りつけ次第。「どうやって作ったの?」と褒められて、作る自分も気分が上がります!

チーズ使い、揚げ物、味や食感のバリエで、テンションUP
えりさんの“普段食材”で映えSet


メインの食材は食べ慣れたものでも、薬味をきかせたり、少しクセのあるチーズを使ったり。口に入れたときに小さな驚きを演出するのがポイント。集中して仕上げるのは、揚げ物一品のみ。あとは前もって準備できるものや簡単調理のものにすれば、作る自分もラクしてその場を楽しめます。
ミニトマトのジンジャーマリネ

調理時間5分
(冷蔵庫で休ませる時間は除く)
「甘酸っぱさの中にキリリとしょうがをきかせているのが、ワインが進む秘訣。マリネする時間次第で、フレッシュにも味がしみた感じにも仕上げられます」(えりさん)
材料・2~3人分
- ミニトマト……8個
- A)
- しょうがのすりおろし……5g
- ホワイトバルサミコ酢(または白ワインビネガー、酢)……大さじ1/2
- ハチミツ……小さじ1
- 塩……少々
- オリーブオイル……大さじ1
作り方
- ミニトマトはヘタを取り除き、お尻側につま楊枝などで穴を開ける。
- 鍋に湯を沸かす。①を入れて10秒ほどゆで、冷水にとる。お尻側から薄皮をむき、キッチンペーパーで水気をふき取る。
- 保存容器にAを混ぜ合わせ、②を加えて軽く混ぜる。冷蔵庫で1時間~ひと晩おく。
- 器に盛り、オリーブオイル(分量外)を回しかける。
タコと貝割れのサラダ

調理時間10分
「シャキシャキ食感が食卓にメリハリを生む軽やかサラダは、私の好物。時間がたってもおいしい理由は、素材の水気をよく取り除くこと、そして出す直前に和えること!」(えりさん)
材料・2~3人分
- 貝割れ菜……2パック
- 玉ねぎ……大1/2個(120g)
- ゆでダコ……70g
- A)
- レモン汁(または酢)……大さじ1 1/2
- 粒マスタード、ハチミツ……各小さじ1
- 粗びき黒こしょう……少々
- オリーブオイル……大さじ2
作り方
- 貝割れ菜は根元を切り落とし、水洗いする。玉ねぎは薄切りにし、水に5分ほどさらしてからザルに上げる。それぞれの水気をキッチンペーパーを使ってしっかりと取り除く。
- タコは薄切りにする。
- ボウルにAを混ぜ合わせ、食べる直前に①と②を加えて和え、器に盛る。
ドライいちじくとブリーチーズの春巻き

調理時間10分
「いちじくと相性のいい白カビ系チーズ。甘さと塩気、コクが重なる、深みあるおいしさは、おもてなしならではフィンガーフードです」(えりさん)
材料・5本分
- セミドライいちじく、ブリーチーズ……各60g
- ミニ春巻きの皮……5枚
- A)
- 薄力粉、水……各大さじ1/2
- オリーブオイル……適量
作り方
- いちじくとチーズは2㎝角程度に切る。
- 春巻きの皮に①をのせて巻く。混ぜ合わせたAで巻き終わりを留める。
- フライパンにオリーブオイルを深さ1㎝ほど入れ、180℃に熱する。②を巻き終わりを下にして入れ、上下を返しながらこんがりと揚げ焼きにする。
根菜のクリームチーズみそ和え

調理時間15分
「れんこんとみそはお総菜っぽい組み合わせ。ところがクリームチーズとナッツをプラスすれば、一気にしゃれ感が漂うんです。ナッツはからいりして、風味アップ」(えりさん)
材料・2~3人分
- れんこん、ごぼう……各100g
- ミックスナッツ(無塩・素焼き)……25g
- A)
- クリームチーズ(室温に戻す)……45g
- みそ……大さじ1
- しょうゆ、砂糖……各小さじ1
作り方
- れんこんは皮をむき、3㎜幅の半月切りにする(大きい場合は3㎜幅のいちょう切りにする)。酢水(水300㎖+酢大さじ1・ともに分量外)に10分ほどさらしてから、ザルに上げる。ごぼうは汚れをよく落とし、皮付きのまま斜め薄切りにする。
- 鍋に水500㎖を入れ、塩ひとつまみ(分量外)と①を加える。中火で熱し、沸騰したら火を止め、ザルに上げて水気をきる。
- フライパンにミックスナッツを入れ、中火にかける。焦げないように時々フライパンを揺らしながら1分ほどからいりする。カリッとしたら、粗く刻む。
- ボウルにAを混ぜ合わせ、②を加えて和える。器に盛り、③をのせる。
しゃれ感がさらに増す 盛りつけTips
仕上げにオイルをかけてシズル感を出す

おもてなしで大切なのは、食欲を誘うツヤ感。「器に盛って完成ではなく、仕上げにオイルや煮汁をかけて、みずみずしさを演出しましょう。食卓に出してからも、乾きが気になったらタイミングを見て、煮汁やオイルを追加するのもお忘れなく」(えりさん)
ガラス、オーバル皿etc.……器の形や素材に変化をつけて

オーバルや多角形などのデザイン、陶器とガラスなど素材で変化をつけるのはもちろん、注目したいのが深さや高さ。「うんと高く盛りつけたり、高台のついた器をひとつ取り入れたりするだけで、食卓に高低差が生まれてメリハリがつきます」。出番が多い器は、やはり白。食材が地味なときは、質感が個性的な白の器を選ぶそう。
白の器がやっぱり映える

Staff Credit
撮影/メグミ スタイリスト/樽山リナ 取材・原文/福山雅美
こちらは2024年LEE12月号(11/7発売)「人を招きたくなる「しゃれ感小皿」」に掲載の記事です。
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