「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)」の宿泊先におすすめ
2022年4月、なにわのシンボル「通天閣」のある新世界のすぐそばというディープなスポットに誕生した「OMO7大阪(おも) by 星野リゾート」。近年では、「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)」に関するアクティビティをしているとあって、パークに遊びに行く人たちの宿泊先としても人気なのだとか。
そこで今回は、30代エディターの私フルとその夫が、1泊2日で宿泊し、その後ユニバーサル・スタジオ・ジャパンに行くまでをレポート!
客室や食事はもちろん、「パジャマはどんなタイプ?」「シャトルバスの利用方法は?」など、細かいけれど実際に宿泊する際に気になるポイントも詳しくご紹介します。
- Index
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- 「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)」の宿泊先におすすめ
- 「OMO7大阪 by 星野リゾート」とは?
- 「OMO7大阪」に到着!
- 客室「コーナーツインルーム」に宿泊
- 「OMOダイニング」で季節のアフタヌーンティーをいただく
- ご近所アクティビティ「ほないこか、ツウな新世界さんぽ」へ!
- 「Naniwa Neo Classic(なにわネオクラシック)」に舌鼓
- 「聞かな損やで!OMOレンジャーが語るユニバーサル・スタジオ・ジャパンのハナシ」で予習
- 「『なにわ』ってなんやねん講座」で大阪を知る
- 「PIKAPIKA NIGHT」のファイヤーワークスに興奮
- 温浴棟「湯屋」で疲れを癒す
- OMOダイニングの「朝食ビュッフェ」に舌鼓
- 「OMOバスライド〜ユニバーサル・スタジオ・ジャパン行き〜」でパークへ出発
- 「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」に到着
- OMO7大阪に宿泊すれば、もっと大阪が好きになる!
「OMO7大阪 by 星野リゾート」とは?
2022年4月に、“なにわラグジュアリー”をテーマに誕生した「OMO7大阪 by 星野リゾート」(以下、OMO7大阪)。笑いとおせっかいをとり入れた大阪らしいおもてなしと、星野リゾートならではの上質なサービスによる贅沢な滞在を提案しています。
そもそも「OMO」とは?
そもそも「OMO」とは、星野リゾートが「テンションあがる『街ナカ』ホテル」として全国に展開しているブランド。OMOのあとの数字やアイコンは、サービスの幅を示しており、「OMO7大阪」はフルサービスホテルに分類されます。
「OMO7大阪」までのアクセスは?
OMO7大阪の最寄り駅は、JR・南海電鉄「新今宮駅」。写真は、JR「新今宮駅」東出口をでてすぐの景色。駅の目の前にあり、方向音痴な人でも安心です。
大阪モチーフが散りばめられた遊び心のある館内
「OMO7大阪」に到着!
ホテルのなかへ足を踏み入れると、円が描かれたアートなトンネルが出現。こちらは、大阪名物・たこ焼きをイメージしたホテルのメインスポット「OMOゲート」。よく見ると奥にはピックが刺さっているのが分かります。
館内は、モダンでありながら大阪のモチーフが随所に散りばめられていて、くすっと笑えるデザインに。
大阪の大きなMAPもありました。名所がイラストで分かりやすく描かれているので、観光地をどう巡るか計画を練るのに役立ちます。
カフェやショップなど、主要なスポットは2階に集約されていました。
緑が広がる「みやぐりん」
ホテルの敷地内には、約7600平米ものガーデンエリア「みやぐりん」が広がっています。駅近ということを忘れてしまいそうになるほど緑に溢れ、気分も一気にリフレッシュ!
ソファやベンチ、カウンターなどさまざまなチェアとテーブルが用意されているので、好きなスタイルで、リラックスできます。
宿泊した日は、子どもたちが芝生でのびのびと駆けまわる姿も。電車が行き交う様子も眺められるので、電車好きな子どもにはたまらないスポットです。
大阪の街なみが一望できる
客室「コーナーツインルーム」に宿泊
OMO7大阪の客室数は436室。友達夫婦での宿泊に最適な「いどばたスイート」(定員6名)、秘密基地のような2段ベッドを備えた「だんだんルーム」(定員3名)など、個性豊かな全8タイプから選ぶことができます。なかには、愛犬と宿泊できる客室も展開。
今回私たちは、開放感あふれるツインタイプの「コーナーツインルーム」に宿泊。客室に入った瞬間、大きな窓から大阪の街並みが飛び込んできて、思わず夫婦揃って「すごーい!」と声をあげてしまいました。
大阪のシンボル、通天閣が目の前に。窓のそばにソファがあり、くつろぎながら景色をぼーっと眺める時間がなんとも贅沢。
ソファの対面にはベッドがあります。就寝の際に気がついたのですが、寝転んだ姿勢でも窓の外に「あべのハルカス」が見え、その特別な景色をうっとりと眺めながら眠りにつきました。
洗面台には、大阪発「クラブコスメチックス」の化粧水・乳液・クレンジング洗顔料が揃っています。
バス・トイレは別。
脱衣所がない代わりに、目隠し兼仕切りのカーテンが備わっているので、友人同士で宿泊する際も気兼ねなく過ごせます。
お部屋には、「あめちゃん、食べてな〜」のメッセージとともにパインアメが! うれしい!
PM13:30
秋の味覚を堪能
「OMOダイニング」で季節のアフタヌーンティーをいただく
ここからは、1泊2日の時系列とともにご紹介!
15時のチェックイン前に到着した我々は、荷物だけ先にコインロッカーに預けて、季節のアフタヌーンティーが楽しめる「OMOダイニング」へ。
今の期間は、大阪の食文化には欠かせない「たこ」と秋が旬の「栗と南瓜」を使った10種類のスイーツとセイボリーが並ぶ「たこくりなんきんアフタヌーンティー」を展開中。
どれも工夫がきいていて、口にする度にその新鮮な味わいに心が踊ります。秋の味覚をさまざまなかたちで堪能することができました。
ちなみに夫にとっては、これが人生初めてのアフタヌーンティー。確かに、アフタヌーンティーは女友達で行くことが多かったのですが、こうして旅先で夫婦で楽しむのも特別感があって良いかもしれないなと感じました。こちらのアフタヌーンティーは、宿泊客だけでなく日帰りでも利用可能とのことです。
メニュー
・ガリシア風たこのクレープ
・たことりんごのマリネ
・たこ焼き風キッシュ
・栗のグラタン
・栗と玄米茶のマカロン
・栗とほうじ茶のケーキ
・キノコと南瓜のキッシュ
・南瓜とシナモンのカヌレ
・栗のチュイルと紅茶のパンナコッタ
・南瓜のヌガーグラッセ
・南瓜と栗のチャイ
PM16:00
大阪の街を約1時間巡る
ご近所アクティビティ「ほないこか、ツウな新世界さんぽ」へ!
OMOブランドの特徴のひとつでもある「ご近所アクティビティ」。その地域の魅力を知りつくした星野リゾートのスタッフ、通称「OMOレンジャー」が、ご近所を案内してくれるツアーです。今回、私たちは、「ほないこか、ツウな新世界さんぽ」(無料)に参加!
「大阪の食なら、隠れた名店やお財布に優しい店などなんでもおまかせください!」という、頼もしい大阪出身のOMOレンジャー、通称おっくんが案内してくれることに。「ほな、いこか〜!」という掛け声とともに、いざ新世界へ!
新世界は、串カツ屋や立ち飲み屋、純喫茶などの飲食店から、昔懐かしいゲームセンターや射的場などで活気に溢れ、まるで街全体がお祭りのよう! 多彩なお店が立ち並んでいるだけに、自分たちだけではどこに行けばよいか分からなくなりそうですが、我々にはおっくんがいるので安心。
おすすめ店の情報や新世界の豆知識など、ときにはクイズもまじえながらおもしろおかしく教えてくれます。
ご近所アクティビティでいいなと感じたのが、途中で離脱できる点。例えば、「おっくんが今紹介してくれた純喫茶に行きたい!」と伝えれば、途中でツアーから抜けてお店に立ち寄ることもできるんです。ツアーといえば、最初から最後まで行動を共にしなくてはいけないイメージだったので、とても魅力的に感じました。
私たちは最終目的地の「スパワールド」まで参加。ここに案内してもらったからこそ見られた“ツウ”な景色があり、個人的には最後まで体験してよかったです。
ただ、夫はおっくんの説明で“串カツ欲”がどんどん湧いてしまったようで、すぐにホテルへは引き返さずに、串カツ屋へとそのまま直行! 短時間ながら新世界を満喫することができました。
PM17:30
大阪×フランス料理の新感覚コースディナー
「Naniwa Neo Classic(なにわネオクラシック)」に舌鼓
夕食はレストラン「OMOダイニング」へ。大阪の郷土料理や大阪で親しまれる食材をベースに、フランス料理の技法で華やかにアレンジした、革新的な全8品のコース「Naniwa Neo Classic」(1人¥13000)をいただきました。
前菜は、大阪の郷土料理としてハレの日のメニューとして古くから親しまれてきた「箱寿司」。ここではフランスの要素を加え、酢飯の代わりに、リゾーニ(お米の形をしたパスタ)やジャガイモなどが層にして敷き詰められています。新鮮な魚介とバジルが香る野菜の層が相性抜群。一皿目から思わずうなってしまうおいしさでした。
運ばれる度に、そして一口食べる度に、思わず歓声をあげてしまうような、華やかな見た目と繊細な味わいに大満足。
テーブルにはタブレットが用意され、全メニューのもととなった料理の成り立ちが解説されていたのも、よかったポイント。「半助は“大阪の始末精神”を象徴する料理なんだね」など、夫婦で知識を深めながら味わうことができました。
メニュー
・箱寿司
・割鮮
・半助
・船場汁
・煮おろし
・串カツ
・かやくご飯
・箱寿司
PM20:00
パークをより一層む楽しむ方法を教えてもらう
「聞かな損やで!OMOレンジャーが語るユニバーサル・スタジオ・ジャパンのハナシ」で予習
夜は、「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン公認 OMOレンジャー」による、パークを最大限楽しむためのノウハウをレクチャーしてもらう講座に参加。OMOレンジャーが実際に足を運んで検証した“映え写真”の撮り方や、イチオシフードなどをマニア目線で教えてもらいます。途中にはクイズもあり、子どもたちも夢中で聞いていました。
さらに、カチューシャやハットなどの「身に着けグッズ」が約30種類もずらり! 実際に身につけて写真を撮ることもできます。当日はどれを身につけようか、事前にじっくり考えられるので、優柔不断な私にはぴったりでした。
PM20:30
知っているようで知らない“だんじり”
「『なにわ』ってなんやねん講座」で大阪を知る
OMO7大阪のご近所の方々による、大阪の街の知られざる歴史や文化を学ぶ講座も毎日開催。講座のテーマは日替わりで、私が行った土曜日は「世界へ羽ばたく!だんじり彫刻/株式会社木彫前田工房」と題した、だんじりがテーマの内容でした。
だんじりの駒(車輪)は、約2時間で取り替える消耗品であることなど、初めて知ることばかり。参加者からも「前田さんはどんなものでも彫れますか?」「これは日数どれぐらいかかりましたか?」など、質問が飛び交い、想像以上の盛り上がりっぷりでした。
PM21:30
ネオンアートで夜を彩る
「PIKAPIKA NIGHT」のファイヤーワークスに興奮
夜になると「みやぐりん」は、大阪をテーマにしたネオンアートで彩られ、昼間とはまた違った雰囲気に。
なんとここでは、老舗たこやき店「会津屋」の職人さんが目の前で焼いてくれる、出来立てのたこ焼きとビールを無料でいただくことができるんです。これはうれしいサービス!
ホテルの外壁には、花火をはじめ、ビリケンさん、たこ、トラなど大阪らしい映像が映し出されます。花火が映し出される際にはドーンと音も鳴り迫力満点。たこ焼きとビール片手に、まるでお祭り気分!
たこやフグが描かれた提灯を貸してもらえるので、映え写真を撮るのにぴったり!
PM23:00
お部屋のバスタブも良いけれど…
温浴棟「湯屋」で疲れを癒す
部屋にバスタブもありますが、この日はみやぐりん内にある「湯屋」へ。
風呂場の天井には天窓があるので外の空気も感じられ、開放的な気分で疲れを癒すことができました。備え付けのドライヤーが高性能な「ReFa」だったのも個人的にはうれしいポイント!
ラウンジウェアとして、浴衣がSS・S・M・L・LLと、90cm・100cmのキッズサイズが用意されています。大阪のモチーフがデザインされていて可愛い!
アメニティは、歯ブラシ・カミソリ・ブラシ・ボディタオル・ヘアゴム・コットン・綿棒がありました。2階のライブラリーに置いてあるので、ラウンジウェアと一緒に必要なものだけ取っていくシステムです。
AM7:00
新鮮な魚介がたっぷり
OMOダイニングの「朝食ビュッフェ」に舌鼓
翌朝は、楽しみにしていた朝食ビュッフェへ。和食から洋食まで大充実の品揃え!
朝食ビュッフェの目玉のひとつ、「だし巻き海宝丼」は、大阪木津卸売市場の新鮮なサーモンやまぐろ、イクラなどの魚介がたっぷり。
周りには三世代家族で利用されていた方も多かったのですが、子どもから大人まで皆さん満足そうな姿が印象的でした。私も朝からお腹がはちきれるほど食べて、しっかりエネルギーをチャージ!
AM8:00
無料シャトルバスで約30分
「OMOバスライド〜ユニバーサル・スタジオ・ジャパン行き〜」でパークへ出発
OMO7大阪とユニバーサル・スタジオ・ジャパン間の移動には、無料シャトルバスを利用することができます。 事前に予約ができるので、「満席になって乗れないのでは?」「早く並ばなくちゃいけない?」という心配もありません。
出発時間前に1階のビリケンさん像の周辺にいると、スタッフの方が乗車確認をしてくれます。
パークまでの約30分の道中では、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン 公認OMOレンジャーによる車内エンターテイメントプログラムが毎日開催されています。映像内に登場するパークの仲間たちとのユニークな掛け合いやクイズもあり、あっという間に到着!
ホテルへの便の乗場は、下車したところと同じ場所。パークからすぐのため、くたくたに遊び疲れても安心です。
OMO7大阪出発
第1便:8:00発→8:30着
第2便:9:20発→9:50着
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン発
第1便:17:30発→18:00着
第2便:18:50発 →19:20着
AM8:30
教えてもらった情報をもとに全力で遊ぶ
「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」に到着
前日夜の「聞かな損やで!OMOレンジャーが語るユニバーサル・スタジオ・ジャパンのハナシ」や、シャトルバスで、パークを全力で楽しむ準備ができているためか、地球儀を目の前にすると「ついにきたー!」と、いつも以上にテンションアップ! パーク内ではOMOレンジャーに教えてもらった映え写真もばっちりおさめ、1日中満喫することができました。
OMO7大阪に宿泊すれば、もっと大阪が好きになる!
この1泊2日で、大阪の食文化や人情に触れ、今まで以上に大阪のことが好きになりました。夫も「ホテルでこんなにいろんな過ごし方ができるなんてすごい!」と、終始感動しっぱなし。夜は部屋から通天閣をながめながらビールで乾杯と、とっておきの時間を過ごすことができました。
夫婦はもちろん、お一人様でも友人同士でも、三世代家族でも、思い思いの過ごし方で楽しめること間違いなし。OMO7大阪でディープな大阪に触れてみてはいかがでしょう。
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OMO7大阪 by 星野リゾート
場所:大阪府大阪市浪速区恵美須⻄3-16-30
客室数:436室
チェックイン15:00/チェックアウト11:00
料金:1泊¥61000〜(1室あたり、税込、夕朝食付)
Staff Credit
取材・文/古川晶子
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