コウさんの愛用の料理道具を紹介してもらうこの連載。
第2回は、前回のマッコリカップから韓国の料理道具つながりで、韓国から仕入れてきたというバットです。
第2回 真四角のバット
「まずこのほぼ真四角の形がいいんですよ。真四角のバットって、日本だとあんまりなくて。初めて買って帰ってきたときに、スタイリストさんたちにほめてもらいました。マッコリカップと同じく、韓国では超定番で、金物屋さんに行けばだいたい売ってるものです。ただこれ、たぶん韓国では、イケてるものとしては誰も認識していないという(笑)。
サイズによってナンバリングされていて、うちで使ってるのは1~4番。もっと大きい5番、6番もあります。こうやって全部重ねて置けるのもいいですよね。しまっておくときも場所をとらない。
料理って、材料が一ヶ所に揃ってるとスムーズに進められるんですよ。段取り下手な人って、たぶん材料がバラバラになってるはずです。こういうバットを2、3個持っておいて、料理するときには材料をまずこれにまとめて置いて、切ったらまた戻す。そうするだけで、すごく段取り上手になると思いますよ。料理の後の片付けもラクになりますしね。
3番、4番のサイズだと、ごはんとかみそ汁を置いて、ひとり分のごはんセットのトレーとしても使ってもかわいいですよ」
ナンバリングされた数字の、ちょっとやる気のない雰囲気もまたいい感じ。
マッコリカップに続いて人気に火がついて、今度は南大門界隈からなくなるかも!?
撮影/松村隆史
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