家族とママ友と同僚と親戚と…
堀井美香さん、聴き上手になるにはどうしたらいいですか?コミュニケーションが上手くいく“聴き方”
2023.11.23
家族とママ友と同僚と親戚と…
「聴きポジ」ならうまくいく!
私たちの
「コミュニケーションの悩み」
救ってください!
LEE読者から寄せられた、人間関係やコミュニケーションにまつわるお悩みの数々。“聴きポジ”の視点から、堀井さんが回答します!
著書に『聴きポジのススメ 会話のプロが教える聴く技術』(徳間書店)『一旦、退社。~50歳からの独立日記』(大和書房)。
Podcast『OVER THE SUN』に30代・40代が大共感!
堀井さんとジェーン・スーさんによるPodcast番組。’20年10月に配信開始し、月間リスナー数は約80万人とも。お2人の痛快な本音トークが魅力で、LEE読者にもファンが多数! 毎週金曜日夕方5時配信。
よく夫から「そんなに怒らないでよ」と言われます。優しい聴き方をするには?
LEE100人隊No.055 まぁちさん
口角を上げて、語尾をやわらげてみては
印象を左右するのは非言語の情報も多いので、口角をしっかり上げて朗らかな表情を心がけてみて。きつくならないように、語尾をやわらげるのもおすすめ。実は自分が思う自分と、人から見た印象はかなり違うことも多いんです。普段の何気ない会話を録音して、自分の話し方、聴き方を見直してみても。
初対面の方と話すとき、緊張して早口になったり、声がいつもより高くなったりしがちで…
LEE100人隊No.059 ツナさん
うなずきや相づちで一呼吸置いてみて
緊張したときほど、2秒くらい間をとるのがいいと言われています。相手が話した後、こちらが話し出すまでに2秒待つとゆとりを持てて、ゆったりとした空気を作ることができる。たとえ相手が早口でも合わせる必要はなくて、うなずきや相づちで一呼吸置いたほうが、自分のペースで話し出せるはずです。
小学1年生の娘は、学校でのことをあまり話してくれません。どうすればもっと話してくれるでしょうか?
LEE100人隊No.088 いちこさん
一度手を止めて話を聴く。あえて聴く場所を作るのも
忙しいとつい料理などをしながら話を聞いてしまいますが、親が一度手を止めて聴くほうが話してくれる気が。ドライブなど、2人きりで話しやすい環境を作るのも◯。あとは子どもに嫌がられても(笑)「先生はどんな人?」などと、あきらめずに質問を投げかけてみてください!
夫の両親や親戚とは主に子どもの話をするのですが、それ以外に話題があるものなのか…。親戚だからこそ聞かないことが多い気も
LEE100人隊No.021 のずさん
親戚でも当たり障りのない身近な話題でOK
親戚でも無理に子どもの進路や、身内の誰かの結婚のことなどを話さなくていい。その場の居心地がよければOKなので、おいしい食べ物や近所のスーパーの話など身近な話題を。「このテーブル素敵ですね」などと目に入ったものについて聴いてみても。
高圧的な話し方をする上司と、うまくコミュニケーションをとる方法は?
LEE100人隊No.084 たわさん
まずは同調してコミュニケーションの下地を
相手が高圧的だったり怒ったりしているときは、コミュニケーションがマイナスからスタートするので、それ以上感情を逆立てることや否定はしないで。決して焦らず、まずは「そうですね」「わかります」などと相手の話に同調して下地を作ります。落ち着いたら、自分の意見を伝えるなどのプラスのやりとりを。
産休・育休でいつの間にか職場で年下の同僚が多く。なんとなく“おばさん感”を出して「若いんだからー!」など反応に困らせてしまうことも…?
LEE100人隊No.009 emyさん
雑談に年齢は関係なし! こんなときこそ「聴きポジ」で
年齢を気にしているから出てくる言葉ですよね。私は若い世代の人たちと話すのが楽しいし、いつも新しい情報をもらうんです。この前も最近の居酒屋事情を教えてもらって(笑)。雑談に年齢は関係ないので意識せず、こんなときこそ“聴きポジ”で素直に相手の話を聴きましょう。
子ども以外に接点がないママ友と、楽しく会話するにはどんな話題が? 無理に話そうとして、自分の子どもを下げて話してしまうこともあり…
LEEメンバー ミモザさん
ママ友でも、すぐに子どもの話をするのはリスキー
確かに「うちの子偏食がすごくて」などと言いがちですが、もしかしたらママ友は食べすぎで悩んでいるかもしれないし、親しくない間柄で子どもの話は実はリスキー。「帰ってから料理をするのが面倒で」など、“自分のマイナスをさらけ出す”ほうが共感できるはず。
仕事場での雑談が苦手。お天気以外で、何かいい話題はあるでしょうか?
LEE100人隊No.088 いちこさん
目に入ったものを話題にする、天気の雑談を極めるのもアリ
仕事の場では、相手でも自分でもなく、一緒に目にしているものに関して聴くことが多いです。「高層階なんですね」「皆さん出勤は早いんですか?」など。天気も、暑さから電気代の話まで続いたりするもの。“雑談は天気の話”と決めて話題をストックしておくのもアリです。
Staff Credit
撮影/田上浩一(人物) 佐藤健太(書影) スタイリスト/高橋美帆 取材・原文/野々山 幸(TAPE)
こちらは2023年LEE12月号(11/7発売)「堀井美香さんの「聴きポジ」があなたの人生をラクにする」に掲載の記事です。
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