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LIFE

映画ライター折田千鶴子のカルチャーナビアネックス

『愛にイナズマ』の口下手男が絶品!クセ強めなキャラが抜群に上手い【若葉竜也さんインタビュー】 

  • 折田千鶴子

2023.10.26

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『舟を編む』の石井裕也監督作

本気で泣き笑い! 観た後しばらくジワジワが消えず、「めっちゃ好き!」と声に出さずにいられなかった映画『愛にイナズマ』。LEE本誌11月号でも大枠でご紹介していますが、勢い余ってwebでインタビューを敢行! ずっとお会いしたかった個性派俳優・若葉竜也さんに、遂にお話をうかがうことが出来ました。

若葉竜也(わかば りゅうや)
1989年、東京都出身。『葛城事件』(16)でTAMA映画賞・最優秀新進男優賞を受賞、朝ドラ「おちょやん」(20)で広く注目される。近年の出演作に『サラバ静寂』『パンク侍、斬られて候』(18)、『愛がなんだ』『台風家族』(19)、『生きちゃった』『朝が来る』『罪の声』『AWAKE』(20)、『あの頃。』、主演作『街の上で』『くれなずめ』(全21)、『前科者』『神は見返りを求める』『窓辺にて』(全22)、『ちひろさん』(23)その他、多数。『市子』が12月8日に、主演作『ペナルティループ』が24年3月に公開予定。

若葉さんと言えば、私個人は『葛城事件』の連続殺人事件を起こす少年役(三浦友和さん演じる父親役が、またメチャクチャ怖かった!!)で鮮烈な印象を受けて以来、遅ればせながら気になって追いかけて来ましたが、観る作品観る作品、どうしても目が行ってしまう役者さん。強面にも、繊細青年にも、スルリと変身する姿に驚嘆しつつ……。

そんな若葉さんが、また絶妙な味を放つ『愛にイナズマ』は、まさに観客をビビビッと感電させ、愛に打たれたような感動に包み込んでくれます。時に憤りで熱くなったり、かと思えばクスクス笑いっぱなし。『川の底からこんにちは』『舟を編む』『ぼくたちの家族』などの石井裕也監督が、またも放った新たな傑作です! 

松岡茉優さん、窪田正孝さんを筆頭に、豪華キャスト陣の演技合戦に興奮せずにいられないこの映画は、どんな風に生まれたのでしょうか。その舞台裏を若葉さんにお聞きしました。

『愛にイナズマ』ってこんな映画

Ⓒ2023「愛にイナズマ」製作委員会

悲願の映画監督デビューを目前にした花子(松岡茉優)は、調子のいいプロデューサー(MEGUMI)と、花子を完全に見下す横柄な助監督(三浦貴大)の裏切りで、夢を奪われてしまう。落ち込む花子だったが、空気がまったく読めないがどこか魅力的な正夫(窪田正孝)と、運命的に出会う。正夫の言葉で一念発起した花子は、元々映画の題材にしていた、なぜ母親は突然消えたのか――を改めて題材に据え、今度はドキュメンタリー映画を撮ろうと、長く音信不通だった家族に連絡する。花子の呼びかけで、妻に愛想を尽かされた父(佐藤浩市)、口が上手く羽振りが良さげな長男(池松壮亮)、真面目な神父の次男(若葉竜也)が実家に集合。花子が向けるカメラにぎこちなく向き合う彼らだったが、ある嵐の晩、諍いが炸裂。隠していた事情や本音が少しずつ漏れ出していく――。

石井監督からオファーを受けた時点で、既に次男の雄二役で、という話でしたか。

「そうです。諸事情があり、僕はクランクイン3~4週前に連絡をいただいたのですが、とてつもないスピードで書かれたという台本に驚きました。読んでみたらすごく面白く、圧倒的なエネルギーを感じる脚本で、断る理由が何もなく雄二役をお引き受けしました」

前半は松岡茉優さん演じる花子が夢に挫折し、窪田正孝さん演じる正夫と出会い惹かれ合うまでが描かれます。恋愛映画かと思ったら、そこから花子の家族が登場し、後半は家族ドラマが色濃く展開します。その展開が素晴らしいのですが、とはいえ若葉さんが演じた次男・雄二を含め、この家族って面白いけれど非常にいびつですよね。

「どうなんでしょう。僕自身、家族と居ると喋れない瞬間があったりするので、そこに準じて雄二を演じた感じなので……。僕にとって家族とは、あんなもんなんですよ(笑)。お互いに気まずかったり、すごく嫌いだったりする瞬間もあれば、照れがあったり、近いようで意外とめちゃくちゃ他人だったりする瞬間がいっぱいある。だから花子の家族に、僕はすごいリアリティを覚えました」

ひょんなことで出会った花子と正夫のぎこちない会話がまた、脇腹をこちょぐられる面白さ! 後ろでバーのマスターが驚いて挙動不審になっているのも可笑しい!

そこでまた唸ったのは、本当に“クソ親父”かと思っていた父親が実は……という展開です。見事、ヤラれた~と思いました?

「僕は、ああいうダメな父親のことを意外と愛してしまうんですよね。だって、実際の自分の父親より、あの父親の方がだいぶマシなので(笑)……」

花子も家族に対しては、いきなり毒舌を吐きまくっていましたが……。

「あれ(花子のぶっきら棒さ)も男女関係なく、対人上の“照れ”だと思うんですよね。それこそ僕の場合は、大衆演劇をやっている家族だったので、父親がある瞬間は師匠だったり、ある瞬間はライバルになったりするわけです。でも一旦家に戻ると、食卓を囲んだりする時だけ家族に戻る不思議な状況だったので。居心地の悪さも含めて、これが家族なんだよなという諦めというか……。一般的には不思議な家族に見えるかもしれないけど、僕は既視感のある家族の風景だという感覚に襲われました」

豪華キャストと現場で“初めまして”

父・佐藤浩市さん、長男・池松壮亮さん、次男・若葉さん、妹・松岡茉優さんが、積年の愛憎を感じさせながら言い合ったりツッコみ合ったりして、それを花子の恋人・窪田正孝さんが必死でいなす、という構図がメチャクチャ面白い。これだけの役者が揃うと、本当に見応えがあって素晴らしかったです。

「基本、現場でみなさんと“初めまして”のスタートだったので、それでいきなり“家族です”というのは、なかなか難しいところがありました。でも、シーンを重ねていくごとに、うっすらとみんなが熱を帯びていくのを感じ取ることで、自分の中で(家族感が)出来てきたというか。役者の立ち合いや現場の空気を積み重ねていくことで、この独特の家族像が生まれていった気がします。やっぱり大切なのは現場だな、と思いましたね。しかも実は初日が、家族の大喧嘩からスタートしたんです。となると僕はもう、お兄ちゃんの池松君がどう出るかをまず見て、その道しるべを後ろからついていけば間違いないだろうと、そこを入り口にしました」

池松さんとも初顔合わせとは驚きです。好まれる作品の傾向が重なる気がするので…。

今回、本当によく言われるのが、何度も組んだことがありそうな顔ぶれなのに、これが初めてとは驚く、と。本作に出演していて既に共演したことがあったのは、高良(健吾)君と(仲野)太賀君、趣里ちゃんだけかな。ただ、この家族って最初の頃はバラバラで、色んなことを経て次第にまとまっていき新しい絆が生まれてくる構図なので、ある意味、それでも良かったのかな、と思います

役者同士として皆が皆リスペクトし合える人たちが揃った現場は、どんな感じでしたか?

現場では、そんなに皆さんと会話を交わした記憶はないんです。でも無言で分かち合える瞬間を共有した方が、言葉よりもはるかに距離が縮まる感じがありました。初対面ですが、どうしたって好きになっていってしまうというか。“昨日何食べたんだろうな”とか気になるって、やっぱり好きだからだと思うんですよね(笑)。そういうことを僕は思っていたので、多分、好きになっていたんだと思います」

主演の松岡茉優さん、窪田正孝さんの印象はどうでしたか?

「松岡さんは主演として現場の真ん中にずっと立ち、いろんな人に気を掛ける、その現場に対する真摯さ、気の使い方と視野の広さが本当に素晴らしいなと思いました。窪田君は正夫という役がこうだからなのか、素がそうなのか分からなかったですが、どことなく神出鬼没感があって、なんか宇宙人みたいな感じがして……。不思議でどんどん興味が湧き出てきて、本当はもっと窪田くんの話を聞いてみたいと思っていました」

互いへの思いがこぼれる、絶妙な家族の諍いシーン

パッと家族が映った瞬間、全員が赤い服を着ている、いや着せられている感たっぷりの瞬間から噴き出してしまいます。いきなり父親・佐藤浩市さんが「ヨーイ、スタート!」なんて掛け声をかける姿も、メチャクチャ笑っちゃいました。あの辺りは、割とアドリブが飛び出す感じだったのでしょうか

「いや、ほとんどが脚本に書いてあることで、アドリブはあまりなかったと思います。あの辺りはテイクを重ねることも、あまりなかったですね。ただ石井さん自身が、“みんな何するか分からないから緊張するな”とおっしゃっていたので、本当に何が飛び出してくるか分からない状況で始まった撮影ではありました。僕は石井さんのその言葉を聞いて、ご一緒するのが初めての人たちばかりだったので、“え、そんなヤバい人たちなの!?”という状況で始まりました」

花子に言われるがまま着ました感たっぷりの赤い服。神妙な顔をしてカメラの前に並ぶ姿に思わず噴き出し必至です。

そうして実際に始まってみたら、あんな絶妙な掛け合いが出来ていった、と?

「あの家族の喧嘩のシーンも、基本的にはずっとカメラを回している(役者が演技を止めずに一連のシーンを演じ続ける)感じで、カット割りも多くなくて。多分、4つぐらいしかカットを割っていないと思いますが、やっぱり一番疲弊したのは、その初日の家族の喧嘩シーンでした。やってみると意外にすんなりいった気がしますが、やっぱり撮っている時は興奮しましたし」

フツフツと自分の中から湧き出てくるような感じだった、ということですか?

「自分でも意図していないところで声が大きくなったりするなど、役者的なボルテージとしての在り方より、生き物として今まで理屈でやらなかったことが出てきてしまうような感覚でした。“なんで今、俺、大きい声出したんだろう!?”、“なんであんな顔したんだろう!?”みたいな瞬間がたくさんありました」



後半は何度も笑い泣き、そして感動!

最初の設定として、雄二が神の世界へ進んで神父になっている、というのも驚きました。兄弟の会話で、“昔、万引きしてたくせに”的な台詞があって笑っちゃいましたが。

「雄二にとって信仰というものが、鎮痛剤の役割も果たしていると思うんです。頭痛がしたら飲むロキソニンみたいなものというか。いい悪いは別にして、時代なのか何なのか、少し人のせい、あるいは何かのせいにしたい気持ちがあったんじゃないかな。神によって抑え込まれていた感情や言葉、その他いろんなものを隠して生きてきた部分が、(花子に呼び出されて家族と接することで)剥がれていった時に、理屈じゃない行動や表情になって行く。それが自然と出てきてくれたらいいなと思っていましたが、出て来たので良かったです」

家族の喧嘩と並んで面白いのが、海辺のレストランで“あること”を見聞きしてしまった家族が、どうしても許せない奴らを襲撃しようかどうか逡巡するあたりです。本当に皆さん、芸達者で。あの辺りは、監督からの細かな演出は入りましたか。

特に指示はなく、瞬間瞬間で脚本に書いてあることを一生懸命やったら、ああいうシーンになりました。確かに家族が“行くぞ~”ってアベンジャーズみたいでしたよね(笑)。やっていても本当に面白かったです。あれだけ脚本が面白いので、どうしたってああいう風になるんですよ。石井さんの作家としての能力の高さだと感じました

予想外のところで雄二もいきなり出てきて思わず噴き出しつつ、“よ、待ってました!”と声を掛けたくなりました(笑)。

まさにあのシーンも、あんな風に声を張り上げるとか台本には書いてなかったんです。でもシーンを積み重ねていくうちに、なぜかああいう風になったんですよね。不思議です。……やっぱりシーンを積み重ねていったからこそ、なんでしょうね

長男・池松さんが、また最高で(笑)。

「ちっちゃなマスクを着けた池松くんが、モゾモゾしてるのは完璧だなと思いましたね(笑)。あれも、石井さんの妙なのか、池松君の妙なのか、それとも10年以上の付き合いになる2人が培ってきたからこそ出てくる妙なのか分からないですが、スゴイなと思いました。その池松君から、今回の現場で石井さんがすごく楽しそうに軽やかに撮っている、と聞いて安心しました。役者に熱を持たせることに、すごく秀でた監督だと思います」

少し悲しくて色っぽい佐藤浩市さんの背中

何度も不意打ちで感動させられましたが、その一つに“いきなりハグする”という、不器用だからこそ思いがこもった行為もたまらなかったです。いくつかありますが、窪田正孝さん演じる正夫のハグも、なぜか分からないけれどウルッと来てしまって……。

「分かります。なぜ、あそこでウルっと来るかはわからないけど、きますよね。人間の根源のような気持ちというか……。そういうのって言語化できないことなんだけれど、すごく分かります。だからこの映画も、どんな映画かと聞かれると説明できなくて。“変な映画です”としか言いようがない(笑)」

互いにハグする体温を感じさせてくれるんです。だから正夫を含め、花子の家族が抱きしめたくなるほど愛おしくなってしまう。雄二としても、身をもって家族に対する愛しさを感じたのでは?

「そう、あんなこと(ハグする気持ち)をみんな、ずっと思っていたんだと思うんです。でも照れがあったり、マスク(本音を隠す)をつけていたり、雄二は信仰だったり色んなことがあって……。それが(嵐の晩の)稲妻によって暴かれてしまった人たちが、あそこにたどり着いた、ということだと思います。それによってああいう気持ちになったわけではなくて、あれは彼らが元々持っていた気持ちなんだという気がしました」

兄として花子の頑張りは、どう感じましたか。裏切られ、挫折して、それでも諦めずに映画を撮ろうと奮闘している妹を。

「劇中に登場するようなタイプの業界人は少なからずいるとは思いますが、そこを右ストレートで打ち破っていく花子にカタルシスや痛快さを感じますよね。同時に突き破っていこうとする家族にも、すごく心を動かされました」

それ以外にも、若葉さんが現場で思わずグッと来た瞬間ってあったと思うのですが…。

「浩市さんが海岸を歩いていく、ちょっと丈の短いジャンパーを羽織ったあの背中は、なんというか少し悲しくて、でも色っぽくて、本当にカッコ良かったです。あれはもう、浩市さんじゃないと出来ない背中なんだろうな、と現場に向かう道で後ろを歩きながら思いました。カメラは回っていないけれど、浩市さんの背中が映画みたいだな、と。表情、言葉、声、背中――僕が役者であるうちに、すぐ近くで拝見できたのは、すごく大きな財産になると思いました」

石井裕也監督が描きたかったこと

現場ではあまり細かな指示をしないという石井監督ですが、その中でもこだわっていたこと、大切にして撮っているなと感じたことなどはありましたか?

「やっぱり人間同士が触れ合うということじゃないですか。今のこの飽和した状況をしっかり見つめ、どう人が愛と共に生きていくか。それは石井さんがデビュー当時から描こうとしていたことで、変わっていない気がしました。色んな映画をたくさん撮られているので、アプローチの仕方は一杯あるでしょうが、本質的な部分はブレていない気がします」

またビジュアル的な見せ方、例えば正夫が大事に使っているアベノマスクが鼻血で染まり、まるで日の丸みたいだったりするシーンをはじめ、だいぶ“赤”を効かせていました。

「本当にビジュアル感覚も素晴らしいですよね。どこまで狙ったかは分かりませんが、長男が流した血を雄二が触るシーンがあるのですが、それも家族としての近さが感じられるというか。なかなか他人同士では出来ることではないと思うので、その辺りにも石井さんのこだわりを感じました」

また高良健吾さん演じる社長、趣里さん演じる融通の利かない店員など、現代日本に対して皮肉がちょいちょい入って来ます。長男の“だから韓流に勝てないんだ!”というセリフなど、皮肉や“あるある”がニヤッと笑えたり、チクッと刺さったり。

「今って“それ、嘘でしょ!?”ということが本当に起きたり、本気で言ったりする人がいますよね。 “あんた人間の心持ってんの!?”的なセリフもあった気がしますが、人間のすることじゃないようなことを平気で出来ちゃう人がいる、そんな嘘みたいな時代なんだよな、と観ながら思いました。石井さんに限らずですが、作家がこの時代の空気を作品に閉じ込めようとするのは、至極真っ当であり必然ですよね。逆にそうでない作品には、僕はあまり興味が持てないので……。もちろん普遍的なことを扱う作品も大好きですが、モノや娯楽や自分を守る術が溢れている、この飽和状態の2023年という時代をどう生きるか、ということこそ映画にすべき題材だとやっぱり思います」

今やアフターコロナという認識さえ薄くなりかけていますが、若葉さん自身はコロナ前後で、自分の中で変わったこと、改めて見つめ直した価値観など、何か変化はありましたか。

「エンターテイメントの必要性、あるいは不必要な部分やあり方が、すごく浮き彫りになった気がします。なぜ働くのか、なぜモノを作るのか、また人と人との繋がりも浮き彫りになったというか。勿論それに対して答えが出たわけではないけど、そういうことを見つめる時間だったのかな、と。映画に限らず何かを作るということ、誰かを愛することも含め、ぼちぼち向き合わなきゃダメなんだろうなと感じました。あの時間がなかったら、そういうことを自分の中で考え始めるのが、もっと先のことだったかもしれません」

観る映画によって若葉さんがあまりに違うので、実際にお会いするとどんな方なのか興味津々でしたが、思いのほか物静かで(というのも、以前『くれなずめ』でインタビューした藤原季節さんが、現場のムードメーカーは若葉さんだったとおっしゃっていたので)、すごく落ち着いた、でも率直に語ってくれる方でした。

さて、映画は後半、なぜ母が消えてしまったのかや、家族の本音や隠して来た事実や気持ちが明らかになり、驚きと思わぬ感動に包まれることに!! 果たして花子のドキュメンタリー映画は完成するのでしょうか? そして家族みんなの思いや運命はーー!?

先に『月』が公開されたばかりの石井監督の『愛にイナズマ』は、LEE読者に人気の高い『舟を編む』に負けない(手触りは違いますが)偏愛映画になること、まず間違いなしの傑作です。是非、劇場で“愛のイナズマ”に打たれてください!

『愛にイナズマ』

2023年10月27日(金)、全国公開

2023/日本/2時間20分/配給:東京テアトル/Ⓒ2023「愛にイナズマ」製作委員会
監督・脚本:石井裕也
出演:松岡茉優 窪田正孝 池松壮亮 若葉竜也 / 佐藤浩市

Staff Credit

写真 : 山崎ユミ

ヘアメイク : FUJIU JIMI / スタイリスト : タケダ トシオ (MILD)  

衣装 : トップス:08sircus 08サーカス(問合せ ☏03-5329-0801)  パンツ:NEONSIGN ネオンサイン(問合せ ☏03-6447-0709)  シューズ:PEDALA ぺダラ(問合せ アシックスジャパン株式会社 お客様相談室☏0120-068-806)

折田千鶴子 Chizuko Orita

映画ライター/映画評論家

LEE本誌でCULTURE NAVIの映画コーナー、人物インタビューを担当。Webでは「カルチャーナビアネックス」としてディープな映画人へのインタビューや対談、おススメ偏愛映画を発信中。他に雑誌、週刊誌、新聞、映画パンフレット、映画サイトなどで、作品レビューやインタビュー記事も執筆。夫、能天気な双子の息子たち(’08年生まれ)、2匹の黒猫(兄妹)と暮らす。

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