朝ドラで人気沸騰「大判焼きのヴィーガンカスタード&あんこ2種」レシピ【卵・乳製品不使用】
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池田清子
2022.03.21 更新日:2023.11.24
100均シリコン型でお手軽に!
手作りヴィーガンカースタードクリームとあんこがぎっしり詰まった、卵・乳製品不使用の大判焼き

大判焼き、今川焼き、回転焼き・・・呼び名はいくつかありますが、朝ドラの影響で食べたくなったのは確かです、ハイ。本来は2枚を合わせますが、今回は生地を2度に分けて流し込む方法で焼いていきます。
大判焼、今川焼、回転焼……呼び名はいくつかありますが、朝ドラ『カムカムエヴリバディ』の影響で食べたくなったのは確かです、ハイ。今回は、100円ショップなどで手に入るホットケーキ用の耐熱シリコン型を使って、大判焼きを作ります。
乳製品や卵を使わないヴィーガンのカスタードクリームも、作り方を覚えておくと便利な一品。
あんこは市販のものでもいいですし、以前ご紹介した砂糖を使わないデーツあんこもおすすめ。

今回、あんこは市販の粒あんを使いました。以前ご紹介した、砂糖不使用のデーツあんこもおすすめです。
焼く際のポイント
*焦げやすいので最大限の弱火で焼くこと。
シリコン型にそれなりの厚みがあるので、火が強いと表面だけ焦げ付いてしまい、中まで火が通っていないなんてことも(経験者です)。
*クッキングシートを敷く
今回はシリコン型を直接フライパンにのせるのではなく、クッキングシートを敷いてその上にのせて両面焼いています。そうすることで底面への伝熱を和らげるのと、裏返した際のくっつき防止にもなっていますので(油を敷く代わりです)、ご使用をおすすめします。
材料 シリコンカップ4個分
<生地>
- 薄力粉……150g
- 砂糖……40g(今回はてんさい糖を使用)
- ベーキングパウダー……小さじ2
- 塩……ひとつまみ
- 豆乳……200g(他の植物性ミルクに代用不可 ※詳しくは下記コラムにて)
- レモン果汁……小さじ1.5(リンゴ酢、穀物酢に代用可)
<カスタードクリーム>(約250g分/4個分)
- 植物油……30g(今回は米油を使用)
- 薄力粉……25g
- 豆乳……250ml
- 砂糖……25g(今回はてんさい糖を使用)
- 塩……ふたつまみ
- バニラエクストラクト……小さじ1/2強
- ターメリック……少々(色付けのためなので無くても可、入れすぎに注意)
あんこ…1個あたり80〜100g(市販のものもしくはデーツあんこもおすすめ)
生地の作り方
- ボウルに薄力粉、ベーキングパウダー、砂糖、塩を入れて、全体をよく混ぜ合わせる。
- 豆乳を2〜3回に分けて加え、ダマにならないように混ぜる。更にレモン汁を加えてよく混ぜて、生地の完成。
カスタードクリームの作り方
- 鍋に薄力粉と植物油を加え、よく溶かす。最初はシャリシャリ感があるが、そのうちまとまってくる。
- 塩、砂糖を加えてさっと混ぜ、豆乳を少しずつ加えてのばす。
※クリームの色味をつけたい場合は、ほんの少々のターメリックを入れる(容器から直接入れず、一度手の平に取って少しずつつまんで加えるのがおすすめ)。 - 火にかけて、中火で混ぜていく。鍋底が見えるくらいにとろみがついてきたら、弱火にして更にとろみがつくまでかき混ぜながら加熱を続ける。好みの硬さになったら最後にバニラエクストラクトを加えて、完成。

今回は大判焼きに入れるレシピとして、敢えてモッタリとした少し固めの仕上がりにしています。用途によってゆるい仕上がりにしたい場合は、薄力粉の量を5〜10g減らしてください。
いよいよ焼いていきます
- シリコン型の内側に油を塗っておく。フライパンにクッキングシートを敷き、その上にシリコン型を置く。生地を2分目ほど注ぎ入れる。蓋をして極弱火(焦げやすいので注意)で5分加熱する。
- 表面に穴が空いてきたら、カスタードクリームまたはあんこを乗せ少し上から押して沈ませる。生地を8〜9分目まで注ぐ。蓋をして極弱火で更に5分加熱する。
- 表面に穴が空いてきたら、反対面も焼いていく。シリコンカップごと返し、蓋をして極弱火で7〜10分焼く(高温注意)。焼き上がったら型から出して、完成。
※シリコン型を返す際、上からクッキングシートと大きめの皿を被せてひっくり返し、クッキングシートごとフライパンに戻すとやり易い

1度目は2分目まで生地を流し込み、2度目は先にカスタードクリームまたはあんこを入れて少し沈ませた後、上から残りの生地を8〜9分目位まで注ぎます。

シリコンカップをひっくり返し、じっくりと火を入れていきます。
卵の代わりに豆乳+レモン果汁=卵の代わりに!?
本来は生地に卵を使用しますが、卵には生地を固める役目があります。
その代わりとなるのが、今回レシピにも使用している豆乳とレモン果汁の組み合わせ。
豆乳に含まれるタンパク質にレモンの酸が加わることでタンパク質が凝固します。
その性質を利用すると卵を入れなくても生地がグッと締まりまとまりやすくなりますし、今回のような分量であれば味には殆ど影響はありません。
レモン果汁の代わりにリンゴ酢や穀物酢でもOKです。
但し、豆乳以外の植物性ミルク(オーツミルクやアーモンドミルクなど)には反応しませんでしたので、本レシピは他の植物性ミルクで代用せず、豆乳をご使用することをおすすめします。
ちなみにこの裏技!?は、ホットケーキやマフィンなどにも代用できますので、覚えておくと便利です♩

生地にレモン果汁を入れたところです。見た目はあまり変わりませんが、焼くと違いが出てきます。生地がもっちりとするように感じます。
池田清子さんの「プラントベースで野菜たっぷりごはんとおやつ」これまでのレシピもCheck!
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池田清子 Sayako IKEDA
アスリートフード研究家
ビオトープ株式会社代表。夫は7年連続日本代表マウンテンバイクプロライダー、池田祐樹。菜食・プラントベースを主とした「細胞から健康的に強く美しくなる」食事の研究と発信を行う。2014年より自身もサイクリング・ランニング・筋トレを中心とした運動をスタートし、国内外での大会出場経験も多数。著書に『EAT GOOD for LIFE』至上最高の私をつくる「食」×「ながらトレーニング」』『野菜のおいしい食べ方』https://biotope-inc.co.jp https://biotope-inc.co.jp
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