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Sayaの12星座 星占い「星ごよみ」

【12星座別 星占い】Sayaの星ごよみ/「自分の気持ち」から逃げずに乗り切れば明るい展望が<2022年10月23日~11月21日のあなたの運勢>

  • Saya

2022.10.23

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SUN SIGN IN SCORPIO(太陽がさそり座に)

さそり座

10月23日の午後に現実化とルールの星・土星が「順行」すると、さまざまなことが動き始めます。同じ日の夕方から夜にかけては、愛と美の星・金星、太陽がさそり座へ。ひとつ前のてんびん座での人間関係は、適度な距離が保たれていましたが、さそり座は、「欲望」を象徴する星座です。欲しいものがあると、歯止めが効かなくなるし、ネガティヴな感情も我慢できなくなりそう。その裏にあるのは誰かを、何かを恋しいと思う気持ちです。

25日の夜にはさそり座で新月&日食がありますが、欲しいのに得られないと、それを持っている人へのジェラシーが湧いてくることも。一方で、この日食図を見ていると、私利私欲を捨てる人、私財を投げ打ってでも真剣にコミットする人は、驚くような逆転ホームランを打つこともありそうに思います。

そんなハリネズミのような、とげとげした心をやわらげるかのように、28日には拡大と保護の星・木星がうお座へ。ひとつ前のおひつじ座では「勝つ」「一番になる」ことを求めていたとしても、「癒し」や「慰め」へと感情が動いていきます。寄り添ってくれる言葉には涙腺が崩壊してしまうかも。

ただ、30日には思考や伝達の星・水星もさそり座へ。嫉妬などネガティヴな感情に材料が投下されそうなとき。自分で自分をいじめて、苦しんでしまうような思考回路に陥ることも。この日には行動や戦いの星・火星もふたご座で「逆行」を始めるので、発した言葉がブーメランになるかもしれません。10月のラストの週の、急に問題がまざまざと浮き上がる感じは、ちょっとスリリングなくらいです。

11月8日にはおうし座で満月&月食も控えています。欲望や独占欲がせめぎ合う、なんだか不穏な星まわりですが、16日に金星が、17日に水星がさそり座を去り、いて座へ入ると、明るい展望が見えてきそう。このひと月、あぶり出される「自分の気持ち」から逃げずに乗り切ると、これからがラクになるはず。

 

二十四節気と七十二候では……

旧暦では月の満ち欠けでカレンダーが変わるため、古くから太陽の動きにもとづいた二十四節気が使われてきました。この「星ごよみ」も太陽の移動に合わせて、星の動きをご紹介していますが、太陽がさそり座にあるこのひと月は、二十四節気では「霜降(そうこう)」と「立冬(りっとう)」に当たります。

二十四節気をさらに三等分にしたものが七十二候です。「霜降」は、「霜始降(しもはじめてふる)」、「霎時施(こさめときどきふる)」「楓蔦黄(もみじつたきばむ)」。「立冬」は、「山茶始開(つばきはじめてひらく)」、「地始凍(ちはじめてこおる)」、「金盞香(きんせんかさく)」に分かれます。
寒冷地では初霜が見られ、時雨も降る。紅葉も色づきはじめる。さざんかや椿が花をつけ、大地が凍るとともに水仙が咲く。秋がぐんと深まるとともに冬の訪れを予感させますね。日暮れも早くなり、朝晩の冷え込みに心も身体もこわばってくることもあるこの季節。思いは自然と内側へ、過去へとさかのぼっていくこともあるでしょう。
現実には師走に向けて、ただたた走り抜ける日々だと思いますが、心と身体はなかなかついていかず、変化に戸惑うことも。ネガティヴな感情が出てきても、それを否定して押し込めず、ノートなどに書き出してみるのもよさそう。逃げないで向き合ってみると、不安の原因は案外、小さなものだと思えるでしょう。


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2022年10月23日更新。次回の星ごよみは、2022年11月22日に更新します。
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photo/岩城裕哉 cookies/and Bake text/Saya

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Saya Saya

アストロロジー・ライター

1971年生まれ。おとめ座。現在は、京都で夫とふたり暮らし。雑誌連載のほか、オンライン講座や、ホロスコープ・リーディングのセッションを行う。著書に「星を味方につける生き方、暮らし方」(集英社)など多数。

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