洗濯機は大きな買い物だから失敗はしたくない、でも機能や種類が多すぎて何を選べばいいのかわからない…。そんなお悩みを解消して、日々の家事がさらに回るようなあなたに合った洗濯機の正解を見つけてみませんか?
今回は、家電女優の奈津子さんが、買い替えを検討中のライターTにパーソナライズな洗濯機の選び方を教えます!
夫が使っていた30年ものの洗濯機をいよいよ買い換え! 洗濯機知識があまりないライターTが奈津子さんに根掘り葉掘り聞き、わが家にふさわしい洗濯機を選びました!
Profile
家電女優
奈津子さん
女優活動と並行して家電情報を日々バージョンアップ中。洗濯機は日立のビッグドラムを愛用、「風アイロン」機能のおかげでアイロン不要に。
●Instagram:natsuko_kaden
●Twitter:natsuko_twins
ライターT
夫、中1&小4の子どもと4人暮らし。長年使っているタテ型洗濯機が壊れないまま30年。洗濯の悩みは「容量が少ない、洗濯槽汚れとカビ」。
最新の洗濯機が多機能すぎて悩む…どう選ぶ?
容量・必要な機能を見極めて、ライフスタイルに合ったものを
コンパクト化&新機能も増え、ますます進化する洗濯機。まずはトレンドと傾向を教えてください!
「サイズはそのままに洗濯槽が大きくなり、コンパクトながら洗濯容量はアップしています。洗浄力がイマイチとされていたドラム型も改良が進み、タテ型と大差がなくなりました。
価格はドラム式が高めですが、使用水量や電気代の省エネさ、乾燥時のシワの少なさからドラム式がやや機能性は優勢。乾燥機とタテ型を併用する人もおり、洗濯機の多様な使い方が進んでいます」(奈津子さん)。
高額かつ一度買うと10年は使うため、ライフスタイルに合った機能や容量の見極めが大切と奈津子さん。さらに購入前に確認しておきたいポイントも。
「洗剤の投入口(自動投入の場合も)や毎日掃除するフィルターの取り出しやすさ・洗いやすさもチェック。洗濯機の置き場所によっては動作しにくく、日々のストレスになってしまうことも。夫や子どもが洗濯することを考えて、操作性の簡単さを選ぶポイントに入れてもいいですね」(奈津子さん)
まずは、ドラム式とタテ型
メリット・デメリットを解説!
ライターTの洗濯機にまつわる疑問あれこれ
Q1.
タテ型とドラム式どちらが私に合っていますか?
A. 洗濯量がそれほど多くないなら、ドラム式をチェック
かつてはタテ型が洗浄力が高く、大容量の機種が多かったのですが、最近では差はほとんどなし。
「価格はドラム式が高くなりますが、衣類への負担の少なさ、使用する水量の少なさ、乾燥がヒートポンプ式で電気代が安いなどを考慮すると、ドラム式がおすすめ」(奈津子さん)
Q2.
4人家族で洗濯量は普通です。容量はどれが正解?
A. 1.5㎏×人数=1日の洗濯量の目安
毛布や掛けぶとんを洗うなら、さらに容量を増やしても
お子さんが運動部だったり〝こまめにベッドリネンを洗いたい〞〝毛布やふとんを洗いたい〞という人は「少し大きめの容量を選んでおくとよいでしょう。乾燥容量は洗濯容量の約半分なので、毛布を自宅で乾燥させるなら毛布の重さやサイズを確認しておくと安心です」(奈津子さん)
Q3.
乾燥機能のヒーター式とヒートポンプ式、何が違うんですか?
A. ヒーター式は高温、ヒートポンプ式は低温&省エネに
ドライヤーのように高温の風で乾かすのが「ヒーター式」、空気中の熱を集める低温乾燥が「ヒートポンプ式」。「ヒートポンプ式が衣類を傷めにくいですが、ドラム式のみの搭載。最近はシャープや東芝から両機能を組み合わせた『ハイブリッド乾燥』も登場しています」(奈津子さん)
Q4.
注目の新機能があれ教えてください!
A. 洗剤投入や掃除の「自動化」「スマホ連携」が進んでます!
洗剤や柔軟剤の入れすぎや入れ忘れ&こぼすミスをなくす「自動投入」、洗濯槽内の皮脂汚れや菌を洗い流す「自動掃除機能」を搭載したモデルが増えています。外出先から洗濯の開始やコース選択、状況確認ができる「スマホ連携」も時短に便利。「小さいお子さんがいるならドラム式の『チャイルド・ロック機能』もマストです」(奈津子さん)
ライターTの結論!
家族4人分&毛布を洗いたいので8~10㎏、タテ型で自動掃除機能付きが私の正解!
シーズンごとに毛布を洗いたいので容量は大きめに、カビや洗濯槽の汚れが今のストレスなので「自動掃除機能」はマストに決定!
▼具体的なモデルを容量、機能、価格別にご紹介!
【家族構成別!おすすめの洗濯機7選】タテ型、ドラム式を家電のプロ3人がセレクト 【家電のプロが機能・価格別にセレクト!洗濯機6選】15万円以下、静音性…撮影/露木聡子 取材・文/武田由紀子
こちらは2022年LEE11月号(10/6発売)「パーソナライズ時代の『洗濯機』の正解」に掲載の記事です。
※商品価格は消費税込みの総額表示(掲載当時)です。
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