【12星座別星占い】Sayaの星ごよみ／下半期に向けて小休止。“おうちモード”でラクに過ごして＜2022年6月21日～7月22日のあなたの運勢＞

Saya

2022.06.21

SUN SIGN IN CANCER（太陽がかに座に）

6月21日は一年のうちで日がもっとも長くなる夏至ですが、太陽がかに座に入る日でもあります。かに座は家庭や居場所を象徴する星座。例年なら、少しペースを落として休みたくなる時期ですが、今年は、それだけではない様子。おひつじ座に拡大と保護の星・木星や行動と戦いの星・火星も入っているので、家族に縛られずにひとり気ままに過ごしたい、そんな気持ちが芽生えている人も多いかもしれません。

23日には愛と美の星・金星がふたご座へ。思考や伝達の星・水星も、今はふたご座にあるので、新しいことを求める気持ちが強くなりそう。変わらないものはつまらない、もっと刺激が欲しい。そんな思考回路に陥る人も多いとき。けれど、29日にはかに座で新月が。遠回りしたけれど、結局はおうちが一番というように、月末に近づくほど落ち着いてきそう。

その前日、28日からは境界を溶かす星・海王星がうお座で「逆行」します。忘れていた不安の波が押し寄せることも考えられそうですが、5日には水星が、18日には金星がかに座へ。どんどん〝おうちモード〟になっていきそうです。あまり出かけたくないときでも、ひとまずごはんは作れるように、冷凍食品のストックを見直しておくのもいいですね。5日には行動や戦いの星・火星もおうし座に入っているので、じっくり構えて動かない、そんな地に足をつけた雰囲気も。この間、14日のやぎ座の満月ですが、社会的に大きな出来ごとがあるかも。何年もかけて進んできた変化がこの頃、外に現れてくるのかもしれません。

旧暦では月の満ち欠けでカレンダーが変わるため、古くから太陽の動きにもとづいた二十四節気が使われてきました。この「星ごよみ」も太陽の移動に合わせて、星の動きをご紹介していますが、太陽がかに座にあるこのひと月は、二十四節気では「夏至（げし）」と「小暑（しょうしょ）」に当たります。

二十四節気をさらに三等分にしたものが七十二候です。「夏至」は、「乃東枯（なつかれくさかるる）」「菖蒲華（あやめはなさく）」「半夏生（はんげしょうず）」。「小暑」は、「温風至（あつかぜいたる）」「蓮始開（はすはじめてひらく）」「鷹乃学習（たかすなわちわざをならう）」に分かれます。

「夏枯草」や「菖蒲（あやめ）」「半夏」など、夏至の七十二候は、植物から名前がついています。植物が雨に打たれて生き生きとするように、私たちの心にも潤いを与えたいもの。今年も無事、半分を過ごせたことに感謝し、後半に向けて、少し休んで仕切り直す。そんな時期なのですね。「小暑」の時期は七夕の頃に始まりますが、南風が吹き、蓮が花ひらき、鷹の子が飛び方を学ぶ。命の鮮やかさが感じられる七十二候が並びます。仕事や家事ももちろん大切ですが、生き生きとした自然の中に身を置き、生命の喜びを感じたいときです。