次々に登場する掃除機ですが、案外少ないのが乾いたホコリも水分を含んだ汚れにも使える“乾湿両用”タイプ。レコルトから5月に発売されたばかりの「コードレス ウェット&ドライクリーナー」は、コードレスタイプのハンディクリーナー。デザインもとても美しいのでいつも目に付くところに置いておいて、どんな汚れにもサッと対応できます。アトリエでさっそく使ってみた様子をレビューしますね。
「神原サリーの愛しの家電語り」
注目の新作から、長年使い続ける名品まで。家電ライフスタイルプロデューサーとして活躍する神原サリーさんが、本気でオススメの”愛用家電”だけをご紹介!バックナンバーはこちら
用途に合わせた4種類のアタッチメントノズルが付属
このコードレスハンディクリーナーの一番の魅力は、それ自体がインテリアになってしまうような美しいデザイン。本体を立てて収納できるスタンドが付属していて、まるでワインボトルのような滑らかで美しいフォルムと清潔感のあるカラーでまさに“見せたくなる”クリーナーという感じでしょうか。アトリエでは白壁の前の棚に置いていますが、ペールブルーのカラーが映えて、訪れた人が「これ、きれいですね。何ですか?」と必ず尋ねてきます。
充電には専用のUSBケーブルを使いますが、アトリエでは愛用しているポータブル電源に繋いでいます。充電時間は約4時間。入力がDC5V2.0Aなので、スマホの充電に使うようなモバイルバッテリーを使うのも手軽でいいのではないでしょうか。満充電の状態でHiモードなら約15分、Loモードなら約20分使えます。
収納スタンドやケーブルのほかにウェットノズル、先細ブラシノズル、ファブリックノズル、格子ノズルと4種類のアタッチメントノズルが付属していて、使うシーンに合わせて選べるのもいいところ。それぞれ、よく考えられていて使いやすいのです。
うっかりこぼしたコーヒーもあっという間に吸引!
水分を含んだ汚れって何だろう?と思うかもしれませんが、テーブルやデスクでうっかりコーヒーなどのカップを倒してこぼしてしまうこと、ありますよね? お子さんのいるご家庭ならなおさらのこと。こんな時も慌てずこのクリーナーを持ってくれば、こぼした飲み物を広げてしまうことなく吸引できます。この時は先端が斜めにカットされていて、テーブルや床に密着する「ウェットノズル」を使うと便利です。
水分はダストボックスに溜まるので、吸引後はこれを取り外して捨てればOK。後述しますが、その際に中のフィルターも外して洗っておくようにしましょう。
サッシの汚れには先細ブラシノズルがぴったり
雨の多い今の季節には、風で吹き込んだサッシ部分の水気まじりの汚れが気になります。そんな時には先細ブラシノズルが活躍します。ちょうどサッシのすき間に入るようなサイズ感で、しかもシリコン素材のブラシ状になっているので、汚れをかき出しながらみるみるうちにきれいにしてくれます。
コードレスハンディクリーナーは吸引力が弱いという印象があるかもしれませんが、どこか儚げな美しいデザインとは裏腹にパワフルな吸引力があるのでストレスなく掃除ができること請け合いです。
雨の時期だけでなく、冬の季節には窓に結露した水滴がサッシに溜まっているのを吸引するのにも役立ちそう。そうそう、バスルームの入り口のドア周辺もホコリと水分が混ざった汚れが多いので、この先細ブラシノズルを使ってきれいにしたいですね。
ラグやカーペットに落ちたパンくず、引き出しのホコリにも
ハンディクリーナーが活躍するシーンはまだまだあります。例えば、ラグやカーペットに落としたパンくずやお菓子の破片など、大きな掃除機を持ってくるほどではないけれど、早めにきれいにしておきたいという時は、ファブリックノズルを付けてサッと掃除をしてしまいましょう。ノズルの先がスリット状になっているため、毛足の長いラグなども巻き込みにくく、奥に入り込んだ汚れをすいすい吸い込んでくれます。そのほかカーテンのホコリなども布地がくっつくことなくきれいにできるのでおすすめです。
もう1つのアタッチメントノズル、格子ノズルが活躍するのは引き出しの中や、細かいものがたくさん置いてある棚の上など。クリップやピン、ゴムやケーブル類など大切なものを吸い込むことなく、ホコリだけを吸引できるのが便利です。
本体も約660gと軽めなので、お子さんでも机の引き出しやデスクやテーブルの上の消しゴムのカスなどを自分でお掃除できるのではないかなと思います。
アタッチメントノズルやダストボックス、フィルターは水洗いOK
最後にお手入れについてお話ししましょう。本体の先についているダストボックスはちょっとひねるだけで簡単に取り外すことができ、ダストボックスカバーを引き抜けば、溜まった水や汚れは簡単に捨てられ、水洗いができます。
注意点としては目詰まりして吸引力が落ちたのを感じときや、水分を含んだゴミや液体を吸い込んだ後は、必ずフィルターを洗ってしっかりと乾かすのがポイント。汚れたまま、濡れたままにしておくと雑菌が繁殖して嫌なニオイのもとになります。
とはいえ、小型のフィルターで汚れも中性洗剤を使えばすぐにきれいになるので面倒には感じないはず。家の掃除に活躍するクリーナーだからこそ、お手入れをこまめにしながら愛着を持って使っていきたいですね。
DATA
- ブランド:レコルト
- 商品名:コードレス ウェット&ドライクリーナー
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