【京都で買う雑貨と道具】「Zplus/ジープラス」人気スタイリスト石井佳苗さんがおすすめ! カード、マッチ箱…手のひらサイズの紙小物が素敵
2022.04.21
石井さんにとって京都は、ほかとはひと味違う特別な場所。探すのは、いっそう愛着を持って向き合える雑貨と道具。今回も、大切にしたいものとたくさん出会えました。
教えてくれたのは
スタイリスト 石井佳苗さん
雑誌や書籍、広告などでひっぱりだこのインテリアスタイリスト。本誌で「INTERIOR Hunting!」を隔月連載中。
●Instagram:kanaeishii_lc
●公式サイト:https://www.heimalesson.com
深く知って、手に入れる。京都のお買い物の醍醐味です
京都を訪れたくなる理由は、お店の方とのおしゃべり。
「ひとつ何かを手に取れば、そのプロフィールや手入れの方法まで、細やかに教えていただけます。出自を深く知って手に入れると、より丁寧に扱おうと思うし、古いものは自分の手で大切に守っていこうと思える。"人"から買うことの楽しさを、思い出せる場所なのです」(石井佳苗さん)
石井さんおすすめ!
「Zplus」【ジープラス】の紙小物
小さくて美しい実用的な紙ものは、大人の嗜みとして揃えたい
京の老舗和菓子店・鍵善良房による美術館「ZENBI」のミュージアムショップ「Zplus」。手のひらサイズの特別なアイテムが並びます。
「京唐紙の便箋や型絵染のマッチなど、ここだけのためにデザインされたものばかり。まさに京都の"おあつらえ"文化ですよね。お礼状に使えるカードなど、大人の嗜みとして揃えたいものが見つかります」(石井佳苗さん)
美術館「ZENBI」館長ゆかりの建物を改装。趣きある外観を前にして心が浮き立つ。
鍵善良房のショーウィンドウを飾る木漆工芸家・黒田辰秋の宝結紋などをモチーフにしたカード類。京都・西陣で木版手摺りによる京唐紙の制作を行う「かみ添」の紙小物。
鍵善良房所蔵の黒田辰秋作品がポストカードに。
取材時は京都府指定無形文化財である黒谷和紙に描かれた名刺サイズのドローイング作品を展示。
型絵染作家の関美穂子さんによるマッチ箱。¥1340
1. 鍵善良房を代表するお菓子「菊寿糖」をひと回り小さくした「小菊」はこちらのみで販売。¥1500
2.「かみ添」製 京唐紙の二つ折りカード(¥1300)や3.マスキングテープ(¥400〜)も人気。
SHOP DATE
Zplus
2021年オープン。京都の伝統を新たな形で表現。
京都市東山区祇園町南側570の107
☎075・708・7311
10:00〜18:00 ㊡月曜(祝日の場合は翌平日)
●公式サイト:https://zenbi.kagizen.com
他にも「暮らしの目利き13人が選んだ雑貨と道具」を公開中!
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詳しい内容は
LEE 2022年5月号別冊
暮らしの目利き13人が選んだ間違いない雑貨と道具BOOK
に掲載されています。
次回は「菊池亜希子さんが「銀座たくみ」で民藝の魅力を発見」をご紹介。
撮影/宮濱祐美子 コーディネーター/大和まこ 取材・文/福山雅美
※クレジットのないアイテムはすべて私物です。
※商品価格は消費税込みの総額表示(2022年4/7発売LEE5月号現在)です。
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