産婦人科医の宋美玄さんのポッドキャスト番組「聴く婦人科診察室」。宋さんとLEEweb編集長・畑江が女性ならではの身体や心のお悩みを解決したり、女性の性にまつわる最新事情を紹介したりと、赤裸々トークを繰り広げます! 毎週金曜日18時更新です。今週のテーマは、LEE読者の関心が非常に高い「更年期」。読者の皆さんから届いた更年期への不安や疑問に、宋さんがお答えします!
宋美玄さんの「聴く婦人科診察室」#37
今週のよりぬき
- 母親の更年期障害を目の当たりにして、将来訪れる更年期に不安と恐れを抱くLEE世代が多い
- メンタルに来る人、疲れやすくなる人、更年期障害には様々な症状がある
- 強いて言うなら元々神経質で気に病むタイプか、そうでもないか、性格も関係ある。が、実際なってみないとわからない
- 昔は子どもが巣立った時期に更年期が来ていた。現在はライフスタイルの変化で、高齢出産する女性が増加。子どもの受験と更年期が重なるなど、ホルモンだけが要因とも限らない
- ホルモン量の変化だけでなく、加齢による不調もあり得る。めまいがするアラフィフ、よく調べたら耳鼻科の不調だったことも。きちんと検査を
- 女性の約57%が更年期障害に、うち2割程度が通院しないと生活に支障が
- PMSや生理痛が酷くても、更年期酷いとは限らない
- 親世代は根性論だったけど、現在は薬など対処法たくさんあるのでぜひ活用を
- 母親が更年期が酷いと娘も酷くなる、とは限らない。姉妹で更年期の症状が全然違う人もいる
- 更年期はエストロゲン不足が原因。エストロゲン補充すれば治療できる
- 人生100年。これまでエストロゲンで守られていた体、更年期後もエストロゲンの恩恵を受け続けたほうがよい
- 「ホルモン補充はデメリットが非常に少ない。健康的な老年迎えるためにはメリットの方が大きい。年齢制限なく、ずっと続けていただければ」と宋さん
- かかりつけの婦人科で最新治療などについて情報収集を
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イラスト/小迎裕美子
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宋 美玄 Song Mihyon
産婦人科医
セックスや女性の性などについて、女医の立場からの積極的な啓蒙活動を行う。メディア出演や著書多数。'17年、丸の内の森レディースクリニックを開業。https://www.moricli.jp/
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