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出会いの春“好印象声”は作れます!

【動画あり】声が小さい、マスクをしても聞き取りやすい声に!3工程の練習で声が整う「のどトレニーング」

2022.03.17

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少しの練習ですぐ好印象に! 声が整うパーソナルボイスレッスン

LEE読者から集まったさまざまな声のお悩み。相手に届きやすく魅力的な声になるためのトレーニング方法を、魚住さんがレッスン!

教えてくれた人
フリーアナウンサー・スピーチ・ボイスデザイナー
魚住りえさん

フリーアナウンサー・スピーチ・ボイスデザイナー 魚住りえさん

日本テレビでアナウンサーとして活躍後、フリーに。30年間で培ったアナウンス技術を生かした「魚住式スピーチメソッド」を確立。個人レッスンやYouTube配信も人気。
Twitter:rie_uozumi
公式サイト:https://www.rie-speech.jp/

悩み
もともと声が小さかったのですが、マスク生活でさらに聞き取りにくい声になりよく聞き返されます(TKKさん)

レッスンのポイント
声を大きく太くするには吐く息の量を増やすのがカギ

「音量が小さく聞き取りにくい人の声は、声として出る息の量が少ない。ましてマスクというフィルターがある状態だと、余計に声がこもりがち。息を吐く量を増やすことが、聞き取りやすくなるためのポイントです」(魚住りえさん)



LEEチャンネルで魚住りえさんによるレッスン動画もチェック!

STEP 1
腹式呼吸で呼吸をしましょう!

「胸でする呼吸よりも息の量が多くなるのが、おなかを使った腹式呼吸。吐く息の量を増やせば、声帯に負荷をかけずに声を大きくでき、マスクを通しても聞き取りやすさがアップ!」(魚住りえさん)

1. リラックスする

1 リラックスする

壁に背中をつけ、両足を肩幅に開いて立つ。首と肩の力は抜き、腕を自然に下ろしてリラックス。

2. 息を吐きながらおなかをへこませる

2. 息を吐きながらおなかをへこませる

片手をおなかに軽く当て、口から「フゥ~」と息を吐きながらゆっくりおなかをへこませていく。最後は息を吐き切り、腹筋をできるだけ縮める。

3. 息を吸いながらおなかを膨らませる

3. 息を吸いながらおなかを膨らませる

鼻から息を一気に吸い込みながら、おなかを意識して膨らませる。膨らませるのが難しければ、腹筋をゆるめるイメージでやってみて。

壁を使って体の余計な力を抜くことで、おなかをより意識できますよ(魚住りえさん)

STEP 2
太い息に声を乗せる練習をしましょう!

「腹式呼吸で息をたくさん吐くコツをつかんだらそこに実際に声を乗せていきます。口を大きく開けて、たくさんの息とともに発声すると、ハッキリ聞き取りやすい声に!」(魚住りえさん)

1. 口を閉じて「ん」を発声

口を閉じて「ん」を発声

鼻から息を吸っておなかに空気を入れ、口を閉じて「ん-」と大きく声を出す。5秒間かけて息を吐き切るまで続ける。

2. 口を丸く開けて「お」を発声

口を丸く開けて「お」を発声

1と同じ要領で、「おー」と大きな声を出す。声を出し切るときに、おなかがへこんでいくことを意識する。

3. 口を大きく開けて「あ」を発声

口を大きく開けて「あ」を発声

1と同じ要領で「あー」と声を出す。口を大きく開けると肩に力が入ってしまう場合は、軽めに開けてOK。
慣れてきたら吐く時間を10秒に延ばしてみましょう!(魚住りえさん)

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【好印象な声って?】フリーアナウンサー魚住りえさんが教える「“印象のいい声”のポイント3つ」


詳しい内容は2022年LEE4月号(3/7発売)に掲載中です。

撮影/藤澤由加 ヘア&メイク/畑野和代 イラストレーション/多田景子 取材・原文/遊佐信子

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