今月の注目音楽情報をお届け！

『ハッピーエンドへの期待は』マカロニえんぴつ

オトナ心も震わせる令和のバンドサウンド決定版

2020年のメジャーデビュー前からフェス、イベント等で音楽好きには注目の存在だった4人組バンド。エモーショナルな歌声のボーカル＆ギターはっとりは、敬愛するユニコーンのアルバム『服部』から芸名をもらったとか。TBS系『news23』エンディングテーマ『ワルツのレター』など豪華タイアップ曲とともに、はっとりがDISH//に提供した『僕らが強く。』など全14曲。さらなるブレイク間違いなしの音をぜひ！　1月12日発売。（トイズファクトリー）

『総合』東京事変

2020年に“再生”を果たした東京事変のオールタイムベスト。’04年のデビュー以降に発表された楽曲から、CDと配信の売り上げ上位のヒットチューン、ライブの人気曲を中心にセレクトされた楽曲と新曲『原罪と福音』『仏だけ徒歩』を含む至福の全30曲。旧譜はミックスもアップデート。（ユニバーサル ミュージック）

『HELLO WOMAN』つじあやの

なんと前作から10年ぶりとなるオリジナルフルアルバム。恋愛、結婚、出産、子育てを経て、ひとりの女性である自分自身と向き合いながら制作された。子どもとの日々を描いた『にじ』など、LEE読者の生活と重なる楽曲も多いはず。等身大な女性像に、癒され、背中を押してもらえそう。（スピードスターレコーズ）

『アン・イヴニング・ウィズ・シルク・ソニック』ブルーノ・マーズ、アンダーソン・パーク＆シルク・ソニック

ともにグラミー賞も数々受賞しているブルーノ・マーズとアンダーソン・パークが生み出したスーパーユニット、シルク・ソニックがアルバムをリリース。まさに才能と才能の夢の競演！？　’70年代ソウルへのオマージュを全面に出しながら、21世紀の息づかいも感じさせる名盤が誕生。（ワーナーミュージック）

取材・文／古川はる香