近年、SDGsや倫理的な商品を選ぶエシカル消費が浸透してきました。さらに今、応援したい企業や団体に直接お金を届ける「サステナブル投資」が注目されています。実は気軽に社会の役に立てる「投資」の仕方を学びます。
本特集内の「サステナブル投資」の定義
環境保全など持続可能な社会を目指して、さまざまな課題に取り組む企業・団体を支えるために「買い物で応援」ではなく、投資・寄付を通して支援先に直接お金を届けること。

SDGs
「持続可能な開発目標=Sustainable Development Goals」の略称。2015年に国連総会で採択された2030年までの具体的指針で、17の世界的目標、169の達成基準、232の指標からなる国際的な開発目標。貧困、飢餓、人種差別、社会的格差、ジェンダー平等、エネルギー、気候変動、海や山の環境保全、住み続けられるまちづくりなど、地球の未来を左右する17の課題解決のため、社会全体が目指すべきゴールを提示したもの。
ESG投資
2006年に国連が提示した「環境(Environment)・社会(Social)・企業統治(ガバナンス Governance)」に配慮している企業を選んで行う投資方法。近年、ESGに積極的に取り組む企業こそ、これからは長期的成長を遂げる、という考え方が投資家の間で浸透し始めています。経済的な利益追求だけでなく、働く人が働きやすい環境を整え、社会によい影響を与える事業を行っているかが、ESG投資の重要な投資基準です。

ソーシャルグッド
地球環境や地域コミュニティ、社会課題の解決などに、ポジティブな影響を与える商品やサービス、活動の総称。例えば企業なら、リサイクルやアップサイクル(裁断くず布などを利用)製品の生産、フードロスへの取り組み、消費者としてはエシカル(倫理的)な生産過程を経た商品を選択する、といった活動が当てはまります。
クラウドファンディング
群衆(crowd)と資金調達(funding)を組み合わせた造語。インターネットを通して発信された活動や夢を、それに共感した人から資金を募って実現する仕組み。途上国支援や商品開発、まちづくりなど、ありとあらゆるプロジェクトが発信されています。ユニークな商品の予約購入、社会活動への寄付等、投資したお金の使い道もさまざま。

投資信託
投資家から集めたお金をひとつの大きな資金としてまとめ、専門家が複数の企業の株式や債券などに投資、運用する商品のこと。少額でも購入可能で、初心者には難しい投資の分散もプロにまかせられます。あるテーマや理念に沿って企業を選んでいるものもあり、経営者・投資家の新井和宏さんが設立した鎌倉投信(現在は退社)の「結い2101」はその一例。(新井和宏さんは次回ご紹介します)
詳しい内容は2021年LEE9月号(8/5発売)に掲載中です。
イラストレーション/Aikoberry 取材・原文/中沢明子
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