人生経験は積めたけれど……ギャンブルで借金も
【青木さやかさんとお金】50歳で貯金がほぼゼロに。「お金との付き合い方を見直したら人生が変わった!」
2026.05.09
How to deal with money
貯めるだけじゃない、賢い使い方も身につけたい
これからのお金との付き合い方

思うように収入が増えない中で、かさむ子どもの教育費や、老後資金への不安。また物価高で出費も多く、貯金もままならない……とお金の悩みが尽きないLEE世代。こんな時期だからこそ、マネー上手な賢人たちの話を参考に、お金との付き合い方を更新しましょう!
- Index
-
- これからのお金との付き合い方
- こんなお金の悩みがありました
- 今こそ “お金との付き合い方"の見直しどき!
- タレント・青木さやかさん「お金との付き合い方を見直したら人生が変わった」
- 散財して不安定だった時代に比べて、“お金とのいい距離感”がわかってきました
- 青木さんのマネーヒストリー
- 人生経験は積めたけれど……ギャンブルで借金も
- 投資もポイ活もすぐに試して。お金の使い方が大きく変化
- お金=生き方。人をダメにすることもあれば、ありすぎるのも、ないのも怖い。自力でとことん向き合うしかないんです
- 本の印税を学費にしようと相談。娘とはお金の話を頻繁に
- 50歳から始めた収支の見直しに、新NISA、iDeCo、ポイ活……。マネーリテラシーがゼロからでも巻き返せます!
- ここを見直したら、人生が変わった!
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LEE読者にアンケート
こんなお金の悩みがありました
物価高などで家計のやりくりが大変
「食費の高騰が悩み。必要なものしか買わないようにメモをしてスーパーに行くのに、毎回高くてびっくりします」
LEEメンバー トトノさん

収入がなかなか増えない
「時短勤務で育休から復帰しましたが、想像以上に手取りが少なく、家計のやりくりが大変…」
LEEメンバー ぱんじー

かさみ続ける子どもの教育費
「長男が私立高校に入学し、入学金100万円以上、制服、パソコン代などは20万円ほどでひぇーという感じ。長女は専門学校に進学予定で、無事に払い終えられるか、かなりのプレッシャーがあります」
LEEメンバー ダ.ピンチさん

円安などの社会情勢への不安
「円安の影響で輸入品だけでなく、身近な生活必需品まで底上げ。電気代やガス代など、輸入資源による固定費UPも負担が大きい。海外旅行にも行きにくくなりました」
LEEメンバー アツコさん

貯金が少ない
「子どもたちの学費、食費、消耗品代、交際費などなど、日々かかるお金が多すぎて、働いても働いてもまったく自分の老後資金が貯まりません」
LEEメンバー 食ぱんマンさん

\そんな悩み、不安を解消するため/
今こそ “お金との付き合い方"の見直しどき!
PART
1
著書が話題!
タレント・青木さやかさん「お金との付き合い方を見直したら人生が変わった」
波瀾万丈なお金遍歴を持つ青木さんのこれまでと、50歳からの見直しで変わったこととは? 余すところなく語ってくれました!

散財して不安定だった時代に比べて、“お金とのいい距離感”がわかってきました
\自らのお金事情を赤裸々に綴った!/

青木さんのマネーヒストリー

26歳
芸人を目指して上京し、アルバイト生活
昼はパチンコ、夜は雀荘通いで借金が40万円に
30歳
芸人として「どこ見てんのよ!」で大ブレイク
数年間休みなく働き、一時は貯金が8千万円に
100㎡以上、家賃30万円超のマンションに住む

34歳
結婚
37歳
娘を出産
39歳
離婚。シングルマザーとして休まず働く
仕事中に体調不良が続き、パニック症と診断
42歳
動物愛護活動をスタート
肺がんと診断され、手術、治療
身の丈に合った60㎡のマンションを購入
\ここが転機!/
50歳
貯金がほぼゼロに。雑誌の連載をきっかけにお金との付き合い方を見直す
支出を把握するために、 家計簿アプリを導入
新NISA、 iDeCoをスタート

52歳
著書『お金まわりを見直したら人生が変わった』を出版
ふるさと納税やポイ活にもトライ
使い方も変わり、毎月交際費、美容・洋服代、旅行費を袋分け
\Now/
53歳
現在は、貯金額が大幅にアップ

人生経験は積めたけれど……ギャンブルで借金も
著書『お金まわりを見直したら人生が変わった』で、50歳から苦手なお金と向き合い、奮闘する様子を記している青木さやかさん。お金を見直すことになったきっかけは、身近なマネージャーさんからの言葉だったそう。
「30代の頃に私についてくれていて、一度離れていたマネージャーさんが少し前にまた戻ってきたのですが、『青木さん、やばいですよ』と。『収入は減っているのに、お金の使い方が全然変わってないじゃないですか!』と指摘されて、確かにそうだったんですね。子どもに迷惑をかけたくないし、一度考え直したほうがいいということになり、この本のベースになる雑誌の連載の仕事を持ってきてくれたんです。ファイナンシャルプランナーの方にアドバイスをもらってわが家の家計をイチから見直すということで、仕事としてはありがたく引き受けましたが、私の気持ち的にはまったく興味が持てなくて……。常識的なことをあれこれ言われるのはイヤだ!と最初は抵抗すらしていました」
あらためて、青木さんは20代、30代でどんなお金との付き合い方をしてきたのでしょうか?
「26歳で上京したときは、貯金しようなんて意識はまったくなく、その日暮らし。宵越しの金は持たないほうがかっこいい、ぐらいに思っていて、周りにいる芸人さんたちはみんな似たような考え方でした。パチンコなどのギャンブルにハマり、消費者金融に借金もありましたね。30歳で芸人としてブレイクしてからは、数年間休みなく働き続け、一時は銀行に貯金が8千万円ほどあった記憶が。ただそのときも、お金の大切さをあまりわかっていなかったので、この大金をどう使おうか、ということばかり考えていました。後輩を連れて旅行に行く、周りの人たちに人間ドックをおごってみんなで受ける、人にお金を貸したけれど返ってこなかったなんてことも。何度も引っ越しをして部屋はどんどん広くなり、100㎡以上、家賃30万円超のマンションにも住みました。高価な家具や絵画などもたくさん買って。散財の限りを尽くしていたなという感じです」
「今はもうしませんけれど」と前置きしたうえで、このような時期を経て、よかったと思うこともあるのだと言います。
「お金はたくさん使いましたが、私はお金で“経験”を買ったと思っていて、まるっきり無駄にはなっていないなと感じるんですね。特に、家のことやインテリアが好きなのですが、かけてきたお金や時間は、今の自分の知識やセンスになってくれているなと。人にお金を貸したことも、高い勉強代だったとは思うけれど、人生経験のひとつになっています」
投資もポイ活もすぐに試して。お金の使い方が大きく変化
そして、50歳で初めてお金の見直しをした青木さん。支出を把握することからスタートし、投資やポイ活などにもどんどんトライしていったとか。
「雑誌の連載が始まるまでは、マンションや車のローン残高、入っている保険の種類や金額も把握していませんでした。銀行口座がいくつもあって、何がどこから引き落とされているかもわからず……。生活費を引き落とす口座をひとつにまとめて、インターネットバンキングを始め、家計簿アプリも導入。毎月の支出は固定費と変動費を合わせて、約80万円あることがわかりました。自分の見たくないところを見て、つまらない人間になったなと思うこともあったのですが(笑)、これだけ使っているんだと自覚することは、お金見直しへの第一歩だなと痛感。できる範囲で節約も楽しめるように。ある程度お金を管理できるようになったら“増やす”ことにも挑戦を。ファイナンシャルプランナーの先生に教えてもらい、新NISAとiDeCoを始めました。証券口座を開設し、最初はログインするのも四苦八苦でしたが、今は収入に応じて積立NISAの金額を変動させて。個人事業主なので、老後の年金を増やすためにiDeCoは満額で行っています。また、以前は“山ほど入った鮭”などを選んでいたふるさと納税の返礼品も、堅実にキッチンペーパーや洗剤などの日用品を選択。ここ1年はポイ活も始めて、『東京アプリ』でdポイントをもらって投資に回したり、動画を観たら100ポイントもらえるというから観てみたら時間を取られすぎて『やってられないよ!』と思ったり(笑)。自分の生活の中で無理なくできるポイ活を比較検討しているところです。いいと聞いたことは失敗しても構わないからすぐに実行に移して試すことで、懐事情は着実に変わっていくなと。お金が苦手な身近な人たちを、あっという間に追い抜いた自信はあります!」
見直し前に比べると「生活する中での安心感が全然違う」と話す青木さん。お金の“使い方”も大きく変化しました。
「お給料が入るとそこから何も考えずに使っていたのですが、今は生活費ではない“交際費”“洋服・美容費”“旅行費”を3万円ずつ毎月袋分けしています。すぐなくなるものも残っているものもあるのですが、用途別のお金の動きが、目で見てわかるのが大事だなと。また、私は人にお金を使いすぎていたので、必要以上の手土産や、おごることもやめて割り勘の付き合いに。ママ友から高いお店での食事に誘われたときも、交際費の上限があるので『今月は行けない』と正直に伝えやすく。ただおいしいものを食べるのは好きなので、交際費を貯めて2カ月に1回は友人とドンと外食したり、物価が上がっているけれど、肉や魚が安くておいしい店を知っておいてまとめ買いしたり。楽しみをすべて削らずに、予算内で工夫することもできるようになりました」
Aoki’sお金の考え方
お金=生き方。人をダメにすることもあれば、ありすぎるのも、ないのも怖い。自力でとことん向き合うしかないんです

本の印税を学費にしようと相談。娘とはお金の話を頻繁に
現在高校2年生の娘さんにかかるお金は、どのように捻出しているのでしょうか?
「出産したときは、学資保険などの対策はまったくしませんでした。やったのは、離婚後に元夫から振り込まれる養育費には手をつけずに貯めて学費に回すこと。また、娘のことを書いた『母が嫌いだったわたしが母になった』という本を出す前に『あなたのことを書くからこれで一緒に学費を稼ごう』と。本の印税の一部を娘に渡すことにして、娘と印税の交渉をしました(笑)。母娘二人暮らしということもあり、『資産を残すならマンションがいいか、不動産以外のほうがいいのか』といった、お金の話はけっこうしているほうです。来年の法改正で、0歳からNISA口座の開設ができるようになる予定と聞いて、それも始めたいなと。大人になっても結婚してもこのNISAだけは積み立てておけば娘だけの資産になるし、『お金がなくてやりたいことができない』なんてことにならないように、持たせてあげたいなと思っています」
マネーリテラシーゼロから、わずか3年ほどでこの成長ぶり。あらためて、お金との付き合い方を根本から変える秘訣とは。
「お金=生き方と言ってもいいぐらい、お金は人生に大きくかかわってきますよね。私自身、借金をしたり、散財をしたり、いろいろな時代がありましたが、お金は人をダメにもするし、豊かにもする、持ちすぎるのも、ないのも怖い……などと感じてきました。でもそれは、きちんと知らなかったことが大きいのかなと。お金とは、自力で手を動かし、頭を働かせてとことん向き合わなければいけないもので、そうしてやっとほどよい距離感や付き合い方がわかってくるんじゃないかなと痛感しています。せっかくこんなに頑張ったので、今の目標は10年後に貯金を30億円にすること! 特に見通しはないのですが(笑)、娘にしっかり残して、あとは40代から参加している動物愛護活動など自分のやりたいことに悔いなく使えるように、これからもしっかりお金と向き合っていきたいです」
Aoki’sお金の考え方
50歳から始めた収支の見直しに、新NISA、iDeCo、ポイ活……。マネーリテラシーがゼロからでも巻き返せます!

お金との付き合い方
ここを見直したら、人生が変わった!
家計簿アプリを導入して毎月の支出を把握する
インターネットバンキングを始めて、家計簿アプリで支出を把握。お金の流れに応じて、必要な節約も楽しめるように。
新NISAで積立投資を、iDeCoで老後の年金を増やす
貯金が少ないので、解約もできる積立NISAで投資。将来の年金の心配が少しでもなくなるように、iDeCoも満額を。
ふるさと納税の返戻品は堅実に。無理のないポイ活も
ふるさと納税でもらう返礼品は、絶対に使う日用品にすると節約に。「東京アプリ」など無理のないポイ活アプリも利用して。
交際費、洋服・美容費、旅行費の予算を袋分け
予算を袋分けして、用途ごとのお金の減り具合を可視化。クレジットカードで支払った場合も、袋からお金を動かすクセを。
娘とは積極的にお金の話を。娘名義のこどもNISAも開始予定
学費をどこから出すか、将来の資産はどのように残すかなど、娘とお金の話を。将来のために娘名義のこどもNISAもできたら。
Staff Credit
撮影/名和真紀子 ヘア&メイク/林 達朗 スタイリスト/山本めぐみ イラストレーション/二階堂ちはる 取材・文/野々山 幸(TAPE)
こちらは2026年LEE6月号(5/7発売)「これからのお金との付き合い方」に掲載の記事です。
※商品価格は消費税込みの総額表示(掲載当時)です。
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