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【夫婦のお金】“共同口座”を持つカップルのほうが貯まるってホント? 卵1パックから考える貯蓄・資産形成の意識
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松崎のり子
2026.04.28
“共同口座”を持つ夫婦の金融資産のほうが、550万円多い?

AI家計簿アプリ「ワンバンク」が気になる調査結果を発表しました。
生活費や貯蓄を管理するために“共同口座”を持っている夫婦の金融資産は、持っていない夫婦より約550万円も多かったというのです。
共同口座とは、銀行口座、決済アプリ、クレジットカードなどを夫婦で共有して運用している口座を指すそう。封筒や共有の財布に、「現金」を入れて管理している場合は調査に含まれません。
さらに細かく見ていきましょう。
月平均貯蓄額(配偶者との二人分)の比較では、共同口座を持たない夫婦が平均6万4046円に対し、共同口座を持つ夫婦では平均7万4555円と、約1.2倍の差があったといいます。
そして金融資産全体(二人分の資産の合計)を比較すると、“共同口座”を持つ夫婦が平均1千919万4767円、持たない夫婦が1千365万5737円なので、この差が約550万円ということに。資産金額ごとの分布で見ても、共同口座を持っている夫婦の場合は500万~1千万円未満が14.4%と、割合が最も多くなっています。
卵1パックの価格を把握している夫はどっちが多い?

ユニークなのは、こんな質問です。
妻から見て、「卵1パック、牛乳1本などの日常的に購入する食料品の相場を、夫が把握していると思うか」と聞いたところ、共同口座を持たない妻では、「あまり把握していないと思う」「全く把握していないと思う」が合わせて59.6%と6割近くになりました。
対して、共同口座を持つ妻では、これが41.4%に下がります。共同口座を持たない妻は、夫の食品価格の把握度にあまり期待していないことになりますね。
次に「夫は正確に把握していると思う」と答えた割合を見ると、共同口座を持たない妻は4.6%しかいないのに対し、持っている妻の方は11.7%と、こちらも大きな差が出ています。
共同口座型の夫婦は、貯蓄や資産形成だけでなく、食品の値段など日々のやりくりにも共同で関心を持って家計運営をしているのだと感じました。
もちろん、単にお金を共同口座に入れれば万事OKというわけではありません。
そこから出している生活費は適正なのか、共同だからとつい無駄遣いになっていないか、逆に少なすぎて足りなくなり、夫婦どちらかの持ち出しになっていないか。そうした現状チェックも大切です。
お金の管理を夫か妻かの一方だけに押し付けるのではなく、常にお金のことを話し合える夫婦関係だからこそ、共通の目標に向かって貯蓄に励めるのですね!
(「夫婦の共同口座と家計の実態調査」より。調査対象:配偶者と同居をしている25歳〜59歳までの既婚男女)
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松崎のり子 Noriko Matsuzaki
消費経済ジャーナリスト
消費経済ジャーナリスト。雑誌編集者として20年以上、貯まる家計・貯まらない家計を取材。「消費者にとって有意義で幸せなお金の使い方」をテーマに、各メディアで情報発信を行っている。
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