毎日使う電子レンジですが、自動モードだと温めムラがあったり、温め足りなかったり、案外ストレスになりますよね。オーブンレンジを持っていても使いこなせなくて、大きいだけで邪魔になる…なんていう方も案外多いのでは? 今回ご紹介するツインバード工業の「センサー付フラット電子レンジ」は、ノイズのない真っ白なカラーがとても美しい、オーブン機能なしのシンプルなレンジ。けれど温め機能が優秀だから活躍すること間違いなしの一台です。最近はやりの高級オーブントースターと、このレンジの組み合わせなら、2台買っても4~5万円程度。新しい選択肢として考えてみませんか?
マットホワイト&コンパクト。こんなデザインのレンジが欲しかった!
大きなオーブンレンジは必要ないけれど、かといってシンプルな電子レンジを買おうとするとチープな感じがしたり、機能的に心配だったり、なかなかちょうどいいものって見つからないと嘆いていた方に朗報。ツインバード工業のセンサー付きフラット電子レンジは、幅 460×奥行385×高さ275mmとコンパクトで、マットなホワイト一色の“みんなに見せたくなる”レンジなのです。
本体色はもちろん液晶画面のバックライトまでが全て白で統一されているから、本当にオシャレ。わかりやすく言うと、MUJIの家電にありそうなデザインです。さすが2020年のグッドデザイン賞を受賞しただけのことはあるなと納得のデザイン。どんなインテリアにもぴったり合うのでないかなと思います。
冷凍食品も面倒な設定不要で自動でおいしく
見た目のデザインだけでなく、機能や使い勝手が優秀なのもおすすめの理由。ボタンは「メニュー」「レンジ」「スタート」「取消」の4つのみ。電子レンジに自動でおまかせしたいときは「メニュー」を、出力や時間を細かく調節したいときは「レンジ」とダイヤルでかんたんに設定できます。
たとえば、種類豊富に発売されている冷凍食品もパッケージの「500W4分50秒」「600W4分20秒」 などの表示を確かめて設定しなくても、メニューボタンを2回押して「冷凍食品」を選んだら、スタートボタンを押すだけ!
自動でおいしく温めてくれますし、温めの温度も好みに応じて3段階から選べます。というのも、温度検知の精度が高い「赤外線センサー」と、出力を適切にコントロールできる「インバーター」を組み合わせている高機能レンジだから。アトリエのランチでたまに食べる冷凍のパスタも、「冷凍食品」モードで自動でおいしく温められて、温度ムラもないので便利に使っています。
調理家電でよくあるのが、間違えて設定してしまったときに「取消」を押してもう一度最初からやり直さないといけないということ。でも、このレンジはミスタッチしても「取消」を押さずに、設定し直せるからストレスフリー。使う人のことを考えて作られているなと思います。
まとめ買いして冷凍しておいた肉や魚の解凍もバッチリ
レンジでよく使う機能の1つに「解凍」があると思います。安い時にまとめ買いして冷凍保存しておいたひき肉なども、グラム設定せずにメニューで「解凍」を選べばOK。たとえば200グラムの場合、6分程度でさっくりと包丁で切れる絶妙な塩梅に解凍できて本当に使い勝手がいいです。
10万円以上する高機能なオーブンレンジでも「解凍」機能にはけっこう差があって、スチームを使わないといけなかったり、ムラはないものの時間がとてもかかったり…というのが現状だったりします。それなのに、スチーム無し、時間もそんなにかからずに、面倒なグラム設定もしないでここまで自動で解凍できるのは素晴らしいです。
ちなみに解凍するときには、ラップを外してお皿に置いてくださいね。ここはセンサー機能を正確に働かせるためには重要なポイントです!
マグカップはレンジ内のマークの上に置いて温めます
コップ1杯の牛乳を温めたい、冷めてしまったコーヒーに牛乳を入れて温かいカフェオレにしたい…そんなときには「のみもの」モードを使いましょう。
このモードを使う時には、カップを右奥のマグカップマークのところに置くのがポイント。これは赤外線センサーが庫内の右奥にあるので、的確に温度を計れるようするためなんです。もし2つ同時に温める場合は、同じ高さのカップにして、1つはマークのところ、もう1つは真ん中に置くといいですよ。
そのほか、手動でレンジ機能を使うときにも、「レンジ」ボタンを押すごとに600W→500W→200W→100W→1000W→900Wというように、100Wから最大出力1000Wまで細かく設定できます。
温めと解凍に徹して使いやすいこのレンジ。表示の文字も大きいので、高齢のご両親への贈り物にも良さそうです。
DATA
- ブランド:ツインバード工業
- 商品名:「センサー付き電子レンジDR-F281 W」
- 製品詳細
「神原サリーの愛しの家電語り」は、毎月2回更新。次回もお楽しみに!
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