当サイトでは当社の提携先等がお客様のニーズ等について調査・分析したり、お客様にお勧めの広告を表示する目的で Cookie を使用する場合があります。詳しくはこちら

LIFE

子育ての悩みに、ズバリお答え!〈子育て編①〉【相貌心理学・佐藤ブゾン貴子が顔でお悩みを診断】

  • 佐藤ブゾン貴子

2021.05.12

この記事をクリップする

「相貌(そうぼう)心理学」とは、フランス発祥の「顔」からパーソナリティーがわかる心理学。輪郭・パーツ・肉付き・左右の非対称・顔のゾーン等を分析し、相手および自分自身を理解するアプローチです。世界で15人、日本人初の相貌心理学教授・佐藤ブゾン貴子さんが、悩めるLEE100人隊の「顔」を分析、解決に向けたアドバイスと前進する勇気をくれる連載です。今月は「子育て」についてのお悩みを、ブゾン先生がズバリ解決します!
佐藤ブゾン貴子さん連載取材風景

gumiさんは今回Zoomで参加!

子どもはかわいい! けど、尽きない悩み

りーぬさん(以下りーぬ):長男は12歳でこの春中学校進学、長女は10歳の小学5年生、次女は5歳の保育園年長の3人きょうだいです。私自身は一般企業の広報担当としてフルタイムで働いています。長男と長女が思春期に突入し、コミュニケーションを取るのが難しくなってきました。長男は初めての子どもだったこともあり、多少手をかけ過ぎたようで自主性が乏しいのが気になります。長女はたまに感情的になり、イライラをぶつけてきます。次女は幼いながらもしっかりしているように感じます。

gumiさん(以下gumi):息子は3歳、0歳から保育園に通わせています。私自身は生活雑貨やファッション雑貨の商品企画・開発担当としてフルタイムで働いています。息子が私と性格が違い、日々戸惑っています。息子はシールをまっすぐに貼らないと気が済まないような完璧主義ですが、私は抜けていて保育園の持ち物など忘れ物が多く、息子に「ママ、あれちゃんと持った?」と念を押される有様です。そんな息子が新学期に入り、クラス替えや保育師さんが交代した影響なのか「保育園に行きたくない」と言うように……悩みが尽きません。

子は親を映す鏡。まずは自分自身の問題解決を

佐藤ブゾン貴子さん(以下ブゾン):まず、お子さんについての悩みがあるということは、おそらくりーぬさんとgumiさん、お二人自身が問題を抱えているということ。「子は親を映す鏡」という比喩があるように、お子さんを通して親御さんの悩みが見えるんです。お二人とも輪郭が細めでエネルギー量少なめ、意志が強く、自分時間を優先するタイプです。ママ業、妻業、仕事、全部完璧にやりたいでしょうけど、エネルギー量が少ないから無理。自分の中で優先順位をつけましょう。そしてお二人とも感情ゾーン拡張タイプで承認欲求が強く、自分の感情を他人に押しつけやすい傾向が。他人の言葉に影響されやすく、気分次第で発言が変わりがちなので「あのときは良いって言ったのに、何で今はダメなの?」と、お子さんが混乱してしまいます。一貫性を持ってお子さんに接するよう心がけましょう。

LEE100人隊りーぬさん

りーぬさんは顔の真ん中・感情ゾーン拡張タイプ。承認欲求が強く、自分の感情を他人に押しつけやすい傾向があります。他人の言葉に影響されやすく、気分次第で発言が変わりがち。

りーぬ:子ども達も大きくなって以前よりは手がかからなくなりましたし、だいぶ自分時間も作れるようにはなりました。仕事も好きですし楽しいのですが、以前よりも仕事量が増え、しかも少人数で回していかなければならず、常に緊張感があります。その上でしっかり子育てもしなきゃ……となると疲れちゃいます(笑)。完璧主義である自覚はあるので、ヨガでメンタルを整えたりして、意識して手放すようにしています。体力もつけたいので、先日ジムに入会しました。

LEE100人隊りーぬさん

りーぬさんは輪郭が細め。エネルギー量は少なめ、意志が強く、自分時間を優先するタイプです。

ブゾン:エネルギーが有り余ってる人はジムでリフレッシュできるけど、使えるエネルギー量が少ないから、ただでさえ疲れているのに、ジムだとますます疲れちゃいますよ。ヨガなら良いと思いますが。それよりも自分の好きなことや趣味に没頭したり、「みんなに認めてもらいたい」という承認欲求を満たす情報発信やそのための情報収集をしたりする方が、満足感を得られますよ。そのためにも、まずは自分に向き合い、自分時間を確保しましょう。自分自身が充実しないと家族に優しくできませんし、無理して「良いママ」を演じていても歪みが生じます。りーぬさんは家の中では収まっていられない女性ですし、自分の欲求に蓋をして我慢して、将来「子どもがいたからやりたい事をできなかった」と後悔してしまったら、お子さんが可哀想ですし。

何事も「NO」ではなく「YES」から始める練習を

ブゾン:gumiさんの顔を正面から見ると、鼻先が垂れ下がっています。スティーブ・ジョブスやダウンタウンの松本人志さんと同じタイプの鼻。このタイプの方は、何事も否定から入るんです。否定を繰り返していくことによって完璧を目指し、最高のものを作り上げる、素晴らしい才能の持ち主。この「NO」が仕事に向くと良い結果につながりますが、人とのコミュニケーションに向くと、相手にフラストレーションを与えてしまいます。ですのでgumiさんとは違う性格の息子さんのことも否定しないで、個性として全て受け入れてあげて。十人十色、みんな同じじゃつまらないでしょ? 個性を否定するのではなく、理解することが大切です。そして何事も「NO」ではなく「YES」から始める練習をしましょう。「YES」からコミュニケーションを始めた方が、自分自身の窓口が広がりますよ。

LEE100人隊gumiさん

gumiさんの顔を正面から見ると、鼻先が垂れ下がっているのがわかります。何事も否定から入り、それを繰り返していくことによって完璧を目指すタイプです。

gumi:気分によって言うことが違ってしまうというご指摘はとても腑に落ちましたが(笑)、何事も「NO」から入ってしまうというのは自覚がありませんでした。先日、息子が保育園に行きたがらず「10時に迎えに来て」とお願いされ、仕事を休んで迎えに行きました。でも夫には「すごく甘やかしてる、何でもかんでも言う通りにしない方がいい」と言われてしまって。息子が保育園に行くように「やる気スイッチ」を入れるにはどうしたらいいですか?

LEE100人隊gumiさん

gumiさんは感情ゾーン拡張タイプ。お子さんの言葉に影響されやすく、自分の感情をお子さんに押しつけやすい傾向があります。

ブゾン:息子さん、まだ3歳ですよね?「やる気スイッチ」だなんて、今の時点でそれを望んだら可哀想ですよ。3歳までは「転んだら痛い」とか、自身の経験から色々学ばせた方がいい時期。親御さんとしてはつらいけど、子どもの自主性に任せて口出ししないことが特に大事な時期なんです。でないと親御さんの感情の押しつけになってしまいます。gumiさんも感情ゾーン拡張タイプなのでお子さんの言葉に影響されやすく、自分の感情をお子さんに押しつけやすい傾向があります。息子さんの近くにい過ぎると感情的になるから、意識してある程度距離を置きましょう。そしてなぜ保育園に行きたがらないのか、息子さんには息子さんなりの理由があるはずです。

佐藤ブゾン貴子さん連載取材風景

子育てについてのお悩み相談のはずが、LEE100人隊のお二人自身のお悩み相談に。次回はお子さん達の顔をブゾンさんが相貌心理学的観点から分析し、子育てについて具体的にアドバイスします!



“顔”で解決したい
お悩みテーマ、募集中!

佐藤ブゾン貴子さんに、相貌心理学的観点から分析してほしいお悩みを募集中。以下のボタンから専用メールアドレス(bouzon@lee.hpplus.jp)宛にぜひリクエストを送ってくださいね。

佐藤ブゾン貴子さんに取り上げてほしい
お悩みテーマはこちら


撮影/山崎ユミ 取材・文/露木桃子

佐藤ブゾン貴子 Sato Bouzon Takako

相貌心理学スペシャリスト

相貌心理学スペシャリスト、1975年生まれ。アパレルの勉強のため渡ったフランスで相貌心理学に出会い、世界で16人、日本人初となる相貌心理学教授資格を取得する。帰国後は相貌心理学の顔分析を用いてセミナー、講演、メディア出演など、多角的に活躍。近著には『あなたの顔には99%理由がある』(河出書房新社)『ビジネスは顔が9割』(祥伝社)がある。問い合わせはhttp://a-cura.net/bouzon/まで。

この記事へのコメント( 0 )

※ コメントにはメンバー登録が必要です。

LEE公式SNSをフォローする

閉じる

閉じる