FOOD

伊藤まさこさんの「やっぱり肉が好き!」

伊藤まさこさん「ゆで鶏」と「作り置きねぎソース」レシピ!いろんな料理にアレンジも

2020.11.12

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最小限の準備でゲストが絶賛! 伊藤さんがいつも作っている“肉のおもてなし”

「ゲストと一緒にテーブルを囲んで楽しみたいからと、おもてなしでも準備するのは手軽に作れるものばかり」

そう話すまさこさんの定番・肉メニューはシンプルですが、見た目も味わいも絶品。お手本にしたいアイデアがいっぱいです。

今回は、「ゆで鶏」と「作り置きねぎソース」レシピをご紹介!

シンプルな「ゆで鶏」を
作り置きねぎソース

「何食べたい?」「中華風の料理を食べたい!」とリクエストをもらったとき、まさこさんがよく作るのが、こちらの丸鶏1羽を煮たゆで鶏。丸ごと煮るので骨からしっかりと出汁が出て、食感もしっとりゆで上がります。

こちらもまずは鍋ごとを見せて、少し冷めてから食べやすく解体して器へ。自慢のねぎソースをかけて食べると、うま味も格段にアップします。

STYLING POINT

普段は出番の少ない大皿を主役に

直径36㎝ほどもある伊藤環さんの大皿に、ほぐした鶏肉と古伊万里の小鉢に入れたねぎソースも器ごと、どーんと盛りつけて。テーブルの中心にこれがのるだけで、ぱっと場面が華やぎます。蓮形の銘々皿は、古い瀬戸焼。



ゆで鶏

材料・作りやすい分量

丸鶏…1羽
長ねぎ(青い部分)…適量
しょうが(薄切り)…3枚
香菜(シャンツァイ)…適量

作り方

  1. 丸鶏はキッチンペーパーでまわりをふき、汚れなどを軽く取る。
  2. 大きな鍋に1、長ねぎ、しょうが、たっぷりの水を入れ、火にかける。時々アクを取りながら、弱めの中火で45分~1時間ほど煮る。
  3. 食べやすい大きさにほぐし、ねぎソース、ざく切りにした香菜を添えていただく。

スープもしっかりとれる
深めの鍋を使って

煮た後のスープもゆで鶏の大きなお楽しみなので、たっぷりお湯が入る鍋を使うこと。煮立たせないよう静かに火入れをして、お湯が減ったら鶏がかぶるくらいの水を足して。

ねぎソース

材料・作りやすい分量

長ねぎ…1と1/2本
太白ごま油…1カップ
しょうが…70g
塩…小さじ1と1/2

作り方

  1. 長ねぎはみじん切りにする。しょうがは皮をむき、すりおろす。
  2. 小鍋に1の長ねぎ、ごま油を入れ、弱火にかける。決して焦がさないように気をつけながら、ゆっくり火を通す(油の温度が上がってきたら火を止め、余熱で火を入れる)。
  3. しょうが、塩を入れ、30秒ほど火を通し、火を止める。

鶏を煮たスープを活用して
〆の「にゅうめん」

客人たちから「にゅうめん屋になれるよ!」と褒められる、〆の一品。そうめんを少しかためにゆでた後、スープで温めてから器へ。ナンプラーと「テーブルコショー」で味つけを。

翌日も「おいしい」が続く
いろんな料理にアレンジを

あまった鶏はサラダや和え物に、スープは麺類を入れたり、野菜スープにしたり。「ねぎソースは冷凍保存もできて、わかめスープやチャーハン、豆腐にのせてもおいしいですよ」

伊藤まさこさん

暮らしまわりのスタイリストとして幅広く活躍する。「ほぼ日」でネットのお店「weeksdays」を開店中。10月に『母のレシピノートから』の新装版が筑摩書房から発売予定。インスタグラムは(masakoito29)。

「LEEweb」で動画もチェック!

伊藤まさこさんの「やっぱり肉が好き!」OMOTENASHI編


撮影/松村隆史 取材・原文/田中のり子 
この記事は2020年10月7日発売LEE11月号の再掲載です。

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