FOOD

伊藤まさこさんの「やっぱり肉が好き!」

伊藤まさこさんの簡単「塩豚のロースト」レシピ! 友人に好評な“肉のおもてなし”

2020.10.08

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まさこ流ミートライフのすべてがここに! 伊藤まさこさんの「やっぱり肉が好き!」

「好物はお肉」と明言し、外食やお家ごはん、お取り寄せでも、常にお肉に目が光るまさこさん。「テーマはお肉」のお家でのおもてなし。見ても、食べても、元気が出る。まさこプレゼンツのお肉大特集、いよいよ始まりま~す!

伊藤まさこさん

暮らしまわりのスタイリストとして幅広く活躍する。「ほぼ日」でネットのお店「weeksdays」を開店中。10月に『母のレシピノートから』の新装版が筑摩書房から発売予定。インスタグラムは(masakoito29)。

最小限の準備でゲストが絶賛!
伊藤さんがいつも作っている“肉のおもてなし”

「ゲストと一緒にテーブルを囲んで楽しみたいからと、おもてなしでも準備するのは手軽に作れるものばかり」

そう話すまさこさんの定番・肉メニューはシンプルですが、見た目も味わいも絶品。お手本にしたいアイデアがいっぱいです。

最小限の手間で最大限の効果
友人に好評な肉メニュー

「私、本当に簡単な料理しか作らないんですよ(笑)」と話すまさこさん。

確かに「塩豚のロースト」は塩をまぶしてオーブンで焼いただけ、材料を準備さえしておけばそれでOKの、テクニックいらずの料理。

けれども素材の組み合わせ方や切り方、調味料などを工夫すれば、シンプルでも大満足の味わいに仕上がります。

「ポイントは、いつもよりちょっぴり上等なお肉を奮発することと、お肉と同じくらい野菜もたっぷり用意すること。そうすると交互に食べながらお酒も進むし、翌日のおなかもすっきりなんです」



天板のまま食卓へ出す「塩豚のロースト」

かたまり肉のローストは、誰もが喜ぶおもてなしメニュー。

どーんと天板ごとテーブルに出すと、歓声が上がること間違いなし。

赤身が多く、さっぱりとしたロースと、脂身が入りコクが出る肩ロースふたつの部位を一緒に焼くと、味わいを食べ比べられて楽しい。

つけ合わせの野菜も、大ぶりにゴロンとカットして。

塩豚と野菜のロースト

材料・作りやすい分量

  • 豚ロースかたまり肉…適量
  • 豚肩ロースかたまり肉…適量
  • 塩…適量 ※肉500gに対し、小さじ2ほど
  • 長いも…200gほど
  • かぶ…3個
  • ペコロス…8個
  • ローリエ…5~6枚

作り方

  1. 豚肉はまわりに塩をすり込んでラップに包み、冷蔵庫で3時間~ひと晩寝かせておく。
  2. 焼く1時間前に冷蔵庫から出し、常温に戻す。オーブンペーパーを敷いた天板の上にキッチンペーパーで汁気をふいた1をのせ、そのまわりに長いも、半分に切ったかぶ、ペコロス、ローリエを置く。
  3. 180℃に温めたオーブンで20分焼き、210℃に上げ、さらに10分焼き、焼き色をつける。※オーブンの機種により、焼き時間は加減する。

「少し多い?」の塩加減で下味をしっかりつけて

今回まさこさんは、ハワイで買ってきた岩塩を使用。塩が少ないと肉の内側まで下味が入っていかないので、しっかりと。野菜はほかに、れんこんやさつまいもなどもおすすめ。

STYLING POINT

気負わず「いつもの」スタイルで

人を家に呼ぶときも、選ぶ器は普段の家ごはんとそれほど変わらずに。リーデルのワイングラスに陶芸家・内田鋼一さんと作った「鋼正堂」の白いプレートを銘々皿に。ピクルスを盛った茶色い器は、北欧のヴィンテージ。

箸休めになる野菜メニューをあらかじめ準備

お肉でもてなすときは、野菜メニューも3~4品準備するというまさこさん。きゅうりのピクルスも1本まるごとどーんと器に盛って、お肉と一緒に食べ進めてもらうように。

かたまり肉には、切れ味抜群な専用ナイフ

「お肉をスパッと切るならコレ」と愛用する、フランス・ライヨールのナイフ。木箱入りはお母さまがフランス旅行した際のお土産。左はフランスのスーパーなどで買い集めたもの。

ローストにはマスタードをたっぷり添えて

焼きたてをまず天板ごとテーブルに出し、目で喜んでもらった後は、食べやすい大きさに切り分けて銘々にサーブ。野菜類も取り分けやすさをイメージしながら切っておくとよい。

「LEEweb」で動画もチェック!

伊藤まさこさんの「やっぱり肉が好き!」OMOTENASHI編


詳しい内容は2020年LEE11月号(10/7発売)に掲載中です。
撮影/宮濱祐美子 松村隆史 取材・原文/田中のり子 

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