普段自分がよく行くお店やネットで探すだけでは出会えない、ちょっと珍しくておいしい「食」を、家にいながら楽しめる。何が来るのかと毎回心が弾む、新たな魅力にハマる人続出!
テーマ別にLEEがセレクト
頼んでみたい「グルメなサブスク」
普通のネットショッピングとは違う、サブスクだからこその楽しさ&うれしさをご紹介します!
おいしいものを食べることが、その味を生み出す生産者や地域の応援につながる! コロナ禍での売上減の助けにもなり、作り手の思いに触れられる喜びも。
一流の味で地元を元気に!
アル・ケッチァーノ
山形にあるイタリアンの名店「アル・ケッチァーノ」。メニューは決まっておらず、生産者から毎朝集まる豊かな素材を生かし、その日しか食べられない特別な味を提供。それを求めて国内外から足を運ぶ食通も多いという料理を、おうちで堪能できる6回定期便の「特製ピッツァ&ラザニアセット」は月9500円(税込・沖縄のみ送料別)。「家族同様の存在」(広報担当)という生産者がコロナで売上減に苦しむ中、力になりたいと定期便を開始。
コロナ後、全国の生産者、加工業者を応援するため、ともに新製品開発なども行う奥田政行シェフ
左:気仙沼「かに物語」を使ったズワイガニのピザ
右:修行時代の思い出の味を再現したラザニア
おいしいパンで地域と絆を
パンスク
先月は沖縄、今月は石川……全国の選りすぐりのパン屋さんから、月3990円(税込)で、毎回異なるお店の自慢の詰め合わせが届きます。「家にいながら、旅するように各地のおいしい味を楽しんでほしい」(広報担当)という思いを実現するのは独自の冷凍技術。30日保存しても、常温で1日おくより鮮度が高いそう! 遠くの地に思いを馳せながら焼きたてのような味と香りを楽しむことが、その店を応援することにもなる、パン好きにはたまらないサービス。
自慢のパンへの思いが伝わる「パン屋さん紹介カード」を読む時間も楽しみのひとつ!
一番の食べ頃を畑から直送
食べチョク フルーツセレクト
品質にこだわる農家・漁師から、食材を直接お取り寄せできるオンライン直売所「食べチョク」。生産者の方々が一番おいしいタイミングを見極めた旬の食べ物を味わえると話題を集めています。その中から特に人気の高い果物を厳選。季節ごとのおすすめが月4480円~(税込)で届きます。「直接取引という仕組みだからこそ、生産者の皆さんに、通常の流通よりも高い利益を還元できるようになっています」(広報担当)
農薬化学肥料9割減! 和歌山で平均年齢20代の若手農業家集団が作る桃
甘美な味のシャインマスカットは毎夏の人気商品
グルメなサブスクって?
こだわりのおいしさを定期定額で
サブスクリプションサービスの略であるサブスク。Netflixのような動画配信など、一定料金で使い放題になるサービスが有名ですが、グルメなサブスクはその「食」バージョン。決まった額を払うと定期的におうちへおいしいものがやってきます。内容はある程度ランダムで、企業側の選んだ逸品が届くところも大きな特長。毎回新たな食との出会いがある、今注目の新しいサービスの形なんです!
お話を聞いたのは
株式会社スナックミー代表取締役 服部慎太郎さん
おいしいものの「お取り寄せ」をしたことがある方は多いと思いますが、それとサブスクって何が違うんでしょうか?
「一番の魅力は、何が入っているかわからないサプライズ感だと思います。今はネットでなんでも調べられるし、その履歴からスマホ広告などで自分好みの情報が送られてくる便利な時代。一方で自分の想像を超えたものとは出会いにくいのでは。お客様も『箱を開ける瞬間が一番ワクワクする』という方が多いですね」
また商品へのフィードバックを簡単に返せるなど「1回買って終わりじゃないからこそ、それを次回のセレクトや商品開発に反映できる」こと、フードロスが出にくい仕組みなど、かかわるみんなにメリットがあることもうれしいポイント。
「お客様同士がSNSなどで『今回はこれが届いた!』と盛り上がり、新たなつながりが生まれるといったおもしろさもあります」。
おいしい出会いを通して、日常がより楽しくなるところが人気の理由かも!
こんないいことあります
- 食べる時間と同じくらい「開ける瞬間」が楽しみ!
何が届くか、開けるまでわからないのが醍醐味。「今日帰ったら届いてるんだ」なんて、待つ時間すらも楽しみに! - 消費者・企業・生産者の間に“コミュニティ”ができる
定期的に使う中で商品の感想を送ったり届いた喜びをユーザー同士でシェアしたりする機会が増えつながりが - プロにおまかせ! 選ぶ手間いらず
調べたり比較したり……自分で探すことなく、各サービスのプロが厳選したおいしい逸品が届くのを楽しみに待てばOK! - フードロスを減らせる
食品に必ずついて回る賞味期限問題。サブスクは企業側が送るものを吟味し調整できるため、在庫ロスが出にくい仕組み
詳しい内容は2020年LEE10月号(9/7発売)に掲載中です。
撮影/細谷悠美(服部さん顔写真) イラストレーション/船越谷 香 取材・原文/佐々木はる菜
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