元アメリカ大統領夫人・ミシェル・オバマの自伝『マイ・ストーリー』は、庶民的な「元ファーストレディの物語」 他3編
2019.09.14
愛に満ちた生き方に勇気をもらう、元ファーストレディの自伝
『マイ・ストーリー』
発売されるやいなや全世界で1000万部を売り上げた、元アメリカ大統領夫人・ミシェル・オバマの自伝が、ついに日本に上陸! 「元ファーストレディの物語」というと、私たち庶民には縁遠く感じられてしまうけれども、これが驚くほどの共感と勇気を与えてくれる。
現在55歳のミシェルはシカゴのサウス・サイド地区で育った。家族は両親と兄の4人。決して裕福ではなかったが理解ある家族に見守られて、ミシェルは頭脳明晰な女性に成長する。アメリカ国内でも指折りの名門大学とロースクールを卒業し、弁護士となり、輝かしい学歴とキャリアも手に入れた。20代後半、そんな彼女の前に現れたのが、勤め先のインターン生だったバラク・オバマ。未来への情熱にあふれた二人は惹かれ合い、結婚を決意。私たちLEE読者が参考にしたいのは、ミシェルが、オバマとの家庭を持ってからの生き方だろう。
幼い頃から濃密な家族との会話や触れ合いのもとに育ったミシェルからすると、一人の時間を重視するうえに激務でほぼ単身赴任状態の生活を送るオバマは、夫としては少し予想外の相手だった。そんなオバマをミシェルは彼女なりの方法で受け入れ、時には彼の状況に合わせて、家族の時間を持てるよう工夫する。だがオバマはミシェルの想像以上の大志を抱いていた。それはアメリカの大統領になること。そんな彼の夢に、ミシェルも二人の娘たちも巻き込まれていくことに――。
キャリアの生かし方、仕事と家庭の両立、夫との関係。ミシェルの悩みは、私たちにとっても身近なものばかり。彼女自身も試行錯誤しながら、現実の中から最善策を考える。オバマは大統領選に勝ち、一家はホワイトハウスで暮らすようになるが、彼女の実直さは変わらない。護衛がつき、窓を開ける自由すら失われた政界のセレブ生活の中でも、己を見失うことなく、夫や娘たちと明るく暮らす強さは圧巻! 家族への愛はもちろん、身近な人への思いやりを忘れないこと。ミシェルの芯が通った生き方は、私たちに真の“聡明さ”を教えてくれる!
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取材・原文/石井絵里
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