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横山だいすけさん「『歌っていることが幸せ!』な自分を強く実感しました」

2019.07.24

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4月号「はまじの『ずっと好きでした』」から4カ月、だいすけお兄さんこと横山だいすけさんが再びLEEに登場。

発売中のニューシングル『ハレルヤルーヤ/愛したいひと』と、7/24発売のアルバム『歌袋』への思いを聞かせてくれました。

「歌っていることが幸せ!」な自分を強く実感しました

「音楽以外のお仕事がメインだった期間、歌いたくて歌いたくて仕方なかったんです! 今まさにアルバムのレコーディング中なんですけど(取材は5月下旬)、ものすっっっごく楽しくて!! 歌っていると自分がこんなに幸せで楽しい気持ちになれるんだって実感しています」

シングル収録の『ハレルヤルーヤ』ではラップにも初挑戦。

「ラップって僕が今まで勉強してきたクラシックとは音の取り方から違う。“世の中に”じゃなくて“よぉのなかぁにぃ”ですから。うたのおにいさん時代に言われてきた“正しい日本語を正しいアクセントでしゃべる”という今までの常識を壊しながらやりました(笑)」

両A面の『愛したいひと』はしっとりと心にしみるバラード。この曲には横山さんが出会ってきた“愛”が表現されているとか。

「歌詞に出てくる“あなたを大事にしなきゃ”ってセリフを、僕も以前お付き合いしていた人に言われたことがあって。人に喜んでもらいたくて無理するところがあるので、頑張りすぎて倒れちゃったんですよ。そのときに怒りながら言われました。それもひとつの愛の形ですよね。ほかにも、うたのおにいさんとしてたくさんの家族と出会って感じてきた愛の形もあります。等身大の横山だいすけが感じているさまざまな“愛”の形を込めた曲ですね」

横山さんが経験してきた“愛”を想像しながら聴くと胸キュン♡

アルバム『歌袋』も大人がじっくり聴ける曲から、子どもが楽しめる元気いっぱいな曲までバラエティ豊か。「本当にどれも同じ人が歌ってるの?」と思ってしまうような振り幅の大きさです。

「地域密着型の小さなお祭りで年季の入った演歌歌手が歌っているような音頭もあれば、打ち合わせで僕が“チーズが好き”と話したことから生まれた、ただただ“チーズが好き”と歌うだけの曲もあります(笑)」

うたのおにいさん時代から、七変化のようにキャラクターを演じ分ける表情と声色の豊富さが持ち味だった横山さん。その引き出しの多さはどこで培われているの?

「こうして取材をしていただいているとき、普段の生活の中でも発見があります。この前お仕事でバラ園に行ったときも、カメラが回っていないときにおばちゃんがサーッとやってきて、“すみませんー! 私とってもバラが好きでっ!! もう本当にきれいー!!”って、すごい勢いでバラの写真を撮ってたんですよ」

と、瞬時にバラを愛するおばちゃんになりきり。完全に新たなおばちゃんキャラが引き出しに加わってる!(笑)

「今後歌でテンションが上がった表現をするときに、このキャラが出てくるかも(笑)」

アルバムタイトル『歌袋』には「いろんな曲を詰め込んで、皆さんにプレゼントします!」という気持ちが込められているとか。アルバムを聴くことで、今まで見たことがなかった新しい横山さんに出会えるはず!

Profile
よこやま・だいすけ●1983年、千葉県生まれ。国立音楽大学音楽学部声楽学科を卒業後、劇団四季に入団。NHK Eテレ『おかあさんといっしょ』の11代目「うたのおにいさん」を務めた。8月24日からは『Family Live 2019 @舞浜アンフィシアター 横山だいすけ・小林よしひさ』がスタート。

Single『ハレルヤルーヤ/ 愛したいひと』発売中
Album『歌袋』 7月24日(水) 発売予定

シングルはタイトル曲のほか『Special days』の全3曲を収録。『ハレルヤルーヤ』はアニメ『パズドラ』のOP曲にも。「偶然僕の高校時代の親友が『パスドラ』のアニメ制作に携わっていて。いつか一緒に仕事したいねと話していた夢が叶いました!」。観た人が「ギュン。そしてドカーン!ってなると思います。かなり気合いを入れました」と横山さん本人が熱く語るMVも注目! ソニーミュージックの公式YouTubeチャンネルで公開されています/SMEレコーズ


撮影/フルフォード 海 ヘア&メイク/安藤千浪 スタイリスト/吉岡ちさと 取材・文/古川はる香

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