今日は七夕ですね。織姫と彦星が会えるのか、お天気が気になるところですが、みなさまにはいかがお過ごしですか。

さて、発表から時間が経ち、語り尽くされた感もありますが、今回は、6月3日に入籍した女優の蒼井優さんと南海キャンディーズの山里亮太さんの結婚を占星術的に取り上げてみたいと思います。

占星術で相性を見る方法

占星術で相性を見るにはいくつか方法があります。お互いのホロスコープの太陽と太陽、月と月は調和している？ 金星と金星は？ 火星と火星は？ と星たちの相性を見ていくやり方。さらに、太陽と月は？ 金星と火星は？ というように、惑星を総当たりで見ていくと、この星とこの星は相性がいいけれど、この星とこの星は違うというように、人間関係の複雑さが如実に現れてきます。

たとえば、金星と火星の相性がよく、恋愛には発展しやすいけれど、感情を表す月同士が葛藤していて、結婚にはなりづらいというカップルもいます。また、惑星と惑星の中間点を重視する読み方などもありますが、今日は、蒼井優さんの心のあり様を勝手ながら解説してみます。

蒼井優さんのホロスコープは？

蒼井優さんは、1985年8月17日生まれ。太陽、水星、火星がしし座、月が時間によって、しし座かおとめ座、金星がかに座、土星、冥王星がさそり座、天王星がいて座、木星がみずがめ座、海王星がやぎ座というホロスコープの持ち主です。

しし座の女優さんは、菅野美穂さん、天海祐希さんなど、すごく多いのです。しし座を守護する太陽のように、世界でたったひとつの存在でありたいと願うせいでしょうか、主役クラスの方がゴロゴロいます。蒼井優さんも、しし座のテーマである「創造性、自己表現」を実現すべく、太陽、水星、火星という星たちのエネルギーを遣い、文字通り、全身全霊で作品に取り組み、走り抜けてきたんだろうなあと思える方です。車好きで、タバコを吸うという情報も、しし座と聞くと納得。同じくしし座の、ココ・シャネルのように自立した、輝く女性のイメージですから。

その一方、女性星を表す金星はかに座にあり、とてもガーリーな印象です。結婚の記者会見でも、料理がすごく上手というお話がありましたが、家庭的で可愛らしい一面も持っているのは、とてもかに座的。2006年の映画、『ハチミツとクローバー』のはぐみちゃんは、蒼井さんのかに座の金星的な魅力がすごく出ていたなあと思い出します。また、二人をとりもったしずちゃんと蒼井さんの出会いになった、やはり2006年の映画、『フラガール』は、しし座の部分でしょうね。セッションをしていると、フラダンスやベリーダンスをしているしし座さんって、すごく多いのですが、しし座に星がある人は踊ることで、生きている喜びを表現するのです。星なんて知らなくても、監督たちは女優さんの魅力をわかっていますね。

ほかには規範を表す土星、欲望や潜在意識を表す冥王星がさそり座にあるため、さそり座的な「支配や嫉妬」は、若いうちは苦手に感じられたでしょう。それは蒼井さんの内側にもある性質なので、演技では出てくると思いますが、自分の中でもあまり好きではない部分だと思います。きっと普段の蒼井さんは、自由奔放でいながら飾らず、サバサバした男性性と、無邪気で愛くるしい女性性が共存している、とても素敵な女の子なんだろうなあと想像できます。

山ちゃんのホロスコープで紐解く「選ばれた理由」

そんなきっと自然体でモテてしまうであろう蒼井さんが最後に選んだのが山里さんだったわけですが、山里さんは、