こんにちは キッキです。
光浦靖子さんのエッセイ『ようやくカナダに行きまして』を読みました。
最近、テレビやラジオでカナダ生活の話をされていて、「もっと知りたい!」と思い、手に取った一冊です。
光浦靖子さん『ようやくカナダに行きまして』

50歳を過ぎてからのカナダ留学。
言葉の壁、文化の違い、新しい環境…大変なことがたくさんあったはずなのに、ユーモアたっぷりに綴られています。
でも、この本は「挑戦しました!」みたいに気負った感じではなく、光浦さんらしい飾らない語り口が魅力。
英語に苦戦したり、カナダのゆるい雰囲気に戸惑ったりしながらも、少しずつ馴染んでいく様子が描かれていて、どんどん引き込まれました。
気づけば積読になりがちな私が、2日で読了!
軽快な文章で読みやすく、カナダの生活の風景が自然と目に浮かぶような描写もあってワクワクしながら読みました。
思わず笑ってしまうエピソードもたくさん!
文化の違いから思いがけない展開になるやりとりにはクスッとさせられるし、ちょっと落ち込んだり、でもまた前を向いたり…。
周りに自然と人が集まって、人の輪が広がっていく様子も素敵でした。
光浦さんの人間らしさがそのまま詰まっているような一冊で、自分を見つめ直したり、機嫌よく日々を過ごすことの大切さにも気づかせてくれます。
これからの自分をちょっとだけ想像してみる
この本を読んで、私自身も50代の過ごし方を少しずつ考えるようになりました。
50代はまだ先ですが、今の延長線上にある未来。
これまでの経験を活かしながら、自分のペースで楽しめる年代なんじゃないかなと思います。
年齢を重ねると、自分の得意不得意や心地よいことがはっきりしてきますが、その心地よさから一歩踏み出すことも大切だと感じています。
挑戦と心地よさのバランス

この本の帯に書かれていた「無力を思い知る」という言葉が心に響きました。
50歳を過ぎてからの留学、きっと不安やできないこともたくさんあったと思います。
でも光浦さんは、「できない」を受け入れることで、新しい世界を知ることができたんだと思います。
私も年齢を重ねても、新しいことに挑戦する気持ちを持ち続けたい。
大げさなものじゃなくても、ちょっとした好奇心を大切にするだけでもいいんですよね。
ずっと気になってたことを始めてみたり、行ってみたかった場所に足を運んでみたり。
そして、自分を見つめ直したり、心地よい時間を大切にしたり、日々機嫌よく過ごすこともすごく大事。
だからこそ、自分のペースでちょっとした興味を広げたり、気負わず新しい一歩を踏み出してみる。
そんなふうに、自分の機嫌を上手に保ちながら過ごせたら、きっと50代はもっと楽しくなるんじゃないかなと思いました。
「挑戦」も「心地よさ」もどちらも大切にして、自分らしく歳を重ねたい。
そんなことを考えさせてくれる一冊です。
光浦さんの軽快な語り口にもっと浸りたい!
他のエッセイも読んでみようと思っています。
018 キッキ

018 - キッキ
医療関係 / 高知県 / LEE100人隊
43歳/夫・息子(8歳)・娘(5歳)/手づくり部・料理部・美容部/体の内側からキレイになることを目指している健康オタクです。40代から始めたマシンピラティス、ウォーキングも継続中!日々の暮らしの中でLEEおすすめのものを試すのが楽しみです。ファッションや美容も好き。特においしいものは大好きなので、3年目は苦手な料理ももっと頑張りたいと思ってます。よろしくお願いします。157㎝・骨格ウェーブ・ブルべ冬・顔タイプクール。
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