こんにちは、canaです。
先日『フランス人に学んだ「本当の感性(センス)」の磨き方』という本を読みました。
2017年からリヨンに住んでいるというロッコさんが、周りのフランス人からかけられた言葉や気づきをメモしていったらあっという間に100個以上になり、それを生活に取り入れてみたら自分なりの「感性」を暮らしの中で少しずつ表現できるようになったというお話。
何気ない日常が心躍る毎日に
100の言葉は7つのパートに分かれているのですが、本の表紙にもピックアップされている言葉で「とっておきを普段使いする」という、”こだわりを持って生きる”というパートの中に出てくる言葉がすごく素敵。
とっておきのものって、汚れたらやだな…とか傷が付いたらどうしよう、壊れたらいやだし、と思って棚の奥にしまっておきがちなのですが、この言葉でハッとさせられました。
すごく気に入って「自分の生活に取り入れたい!」と思って買ったはずなのに棚の奥やクローゼットの奥にしまっておいてたまにしか使わないなんて、よく考えたらすごくもったいないですよね。

私の場合、素敵だなぁと思って奮発して買ったのに、「汚れそう。」「割れそう。」と謎の言い訳をしつつずっと棚の奥に仕舞い込んでいたティーポットがあったのですが、これを読んで早速棚から出して使い始めました。
汚れたら綺麗に洗えばいいし、もし割れてしまったら修復するか、どうしても修復できなければまたその時にいいなと思うものを新しく買えばよい、という一見当たり前のことに今更ながら気づいたわけです。
「とっておき」を日常に取り入れると、たしかに何気ない日常が心躍る毎日になるよなぁーと深く納得。
本を眺めるだけでも楽しめる!
こういう、フランス人が言いそうな、それでいてハッとさせられるような、日々をもっと主体的に楽しもう!と思える言葉がたくさん書かれているのですが、それだけでなく各言葉と一緒に載っている写真がどれもキレイだしパリっぽさ満載でわくわくします。
私の個人的感想ですが、写真を眺めているだけでも十分楽しかったです。
「本当の感性」の磨き方を学ぶ
他にもいいなと思う言葉はたくさんあったのですが、中でも「経験にお金を使う」というような内容の言葉とエピソードではやっぱりすごく旅に出たい気持ちになりました。
娘もまだ小さいですが、物心ついた頃には「経験にお金を使う」のマインドでいろいろなところに連れて行ってあげたいです。

自分を解放して生きて行こう~と前向きでフレッシュな気分になれる本なので、新生活前の春に読む本としても良いかもしれません。気負わず読めてたまに読み返したくなる、そんな一冊だなぁと思いました。

066 - cana
会社員 / 東京都 / LEE100人隊
38歳/夫・娘(0歳)/手づくり部・料理部・美容部/インテリアやお料理が好きです。素敵なお部屋や空間を見ると目が輝きます。本業ではないもののインテリアコーディネーター資格もあるので、今後何か活かせたらいいなと思っています。パリを始めとした海外旅行や、フランスの雑貨、映画も好きです。最近再び、手紙や手帳など「書く」ブームが自分の中に到来中。暮らしの中に楽しみを見つけて、ご機嫌な日々を送っていきたいと思っています。身長155㎝。
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