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料理部

少食男子のお弁当事情

  • カーリー

2022.10.22

  • 2

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新学期が始まって約2ヶ月。

これまでずっと回避してきたお弁当作りがついに始まってしまいました。

保育園時代は丁寧に栄養のことを考えられた美味しい園の給食にお世話になり、

ドイツに行ってからも特に学校のランチを嫌がることなく食べていたのですが、

ここに来て「アメリカのスクールランチが嫌だ」と。

確かに日本の小学校の給食に比べたら、、という所はありましたが、

あの「美味しい食事がない」と言われるドイツでも大丈夫だったのだから、

きっとアメリカでも大丈夫と思い込んでいました。

そして今、カリフォルニア州ではランチは全て無料で提供されていて、せっかくの機会なのですが、仕方がありません。

翌日。少し張り切ってお弁当を準備し持たせました。

お弁当初日、全く完食できず。

お弁当って、もっと子供に喜んでもらえるものだと思っていたのですが。。

ちょうど良いお弁当箱がなく、私が昔使っていた小さな2段のお弁当を持たせたのですが、

「時間がなくて食べきれなかった」「もっと減らして」「1段でいい」

お弁当作りへのモチベーション、急降下。

息子は小さい頃から食に興味がない子供でした。

パクパクと美味しそうに離乳食を食べる赤ちゃんを見る度に、うちの子はこんなんじゃなかったなぁと。

私の料理に対する情熱や腕が原因か?と思うこともしばしばですが、持って生まれた性質もあると思うので、諦めています。

気を取り直して、翌日からは1段のみ。

幼稚園児のような小さなお弁当にし、おにぎりも2個→1個へ。

完食はしてきてくれるようになりましたが、それでも毎日量が多いと文句を言われます。

「いやいや、おしゃべりに夢中になっていて、お箸が全然進んでいないだけやろ〜」

と思うのですが、ランチを食べ終わった子から遊びに行けるようで、遊び時間が全然取れないのが不満のようです。

曲げわっぱのお弁当箱

全く喜んでもらえないお弁当を作り続けるモチベーションのために、せめて可愛いお弁当箱が欲しいと思い、

日本へ出張していた旦那さんに買ってきてもらいました。

こだわって選びたかったけど、仕事で日本へ行っている旦那さんに細かい買い物を頼むわけにもいかず、ネットで購入できるものに。

初心者でも使いやすいウレタン塗装が施されたものです。

可愛い〜♡でも大きい!

お弁当生活はきっと中学生、もしかしたら高校生まで続くかも?と思い、欲張って長く使える標準サイズにしたら、少食の息子には大きすぎました。

どうやって詰めようか

大きいけど、どうしてもこの曲げわっぱを使いたい。

空間を埋めるために、まずは薄ーくご飯を敷きます。

食べようと思っていたら上げ底になっていて、すぐお箸が底についてしまう残念なお弁当みたいな感じ。

おかずは息子が大好きな旦那さん特製の卵焼きは絶対。

後は夕食に唐揚げや焼売などを作った時に少し多めに作って冷凍しておき、朝は基本詰めるだけにしています。

フルーツは別のお弁当箱に入れて持たせたいのですが、空間を埋めるために果汁の少ないものを選んで無理やり押し込みます。

曲げわっぱ初日、前日の残りの炊き込みご飯と鮭を入れて。

ブドウをカップに入れたら飛び出していたとクレームが出たので、翌日からはクッキングシートに包む形にしました。

今のところ一番評判が良いのがこのチャーハン焼売弁当と、

曲げわっぱにしてからはまだ作れていないのですがオムライス弁当。

とにかく具が少なく、シンプルで食べやすいものが良いみたいです。

補習校ではスープジャーでおうどんを持ってきている子もいるらしく、それが良いと言われています。。



スナックという名の朝ごはん/おやつ

アメリカやドイツの学校はランチの他に午前中にスナックタイムというものがあって、家から持参したスナックを食べます。

ドイツではこのスナックが朝ごはん代わりにもなっているようで、家で朝ごはんを食べさせる必要がないので、働くママは助かっていると聞きました。

ドイツではできるだけヘルシーなものをと言われていて、お菓子や甘いものはNGだったのですが、アメリカではもう少しゆるそうな予感。

ランチにマックのハッピーセットを持ってきていた子もいたらしく、びっくりです。

息子は家で朝ごはんも食べますが、いつもながら少ししか食べないので、お腹に溜まるおにぎりと、クラッカーやハムなど、あとはフルーツを持たせています。

おにぎりも小さくしないと食べないので「離乳食!?」というような一口サイズ。

ゼリーは以前ぴすけ ちゃんが紹介していた無印の果汁100%のもの。

【無印良品】冷やして美味しい 果汁100%ゼリー3種のフルーツがおいしい〜!

ドイツではぷるんとゼリーも子供たちに大人気でした。

アメリカのブドウ

スナックやお弁当のフルーツは、夏はスイカやメロンを、秋になったのでりんごなども入れたいのですが、息子が一番喜ぶ&入れやすいのがこのブドウ。

「gum drops」は「グミのように甘い」ことからこの名がついたそうで、本当にびっくりするくらい甘いです。

また、まだ買ったことがないのですが緑色の「cotton candy grape」もその名の通り綿菓子のような甘さとのこと。

コストコでも売られているようで、もし見かけたらぜひ買ってみてください。

もう1つ、甘さは上の2つには劣りますが、「moon dorop」という種類の細長いブドウもドイツにいる頃からのお気に入りです。

 

こんな感じで先月からスタートしたスナック&お弁当作り。

昨年の『お弁当上手たちの「続けられる」マイ弁当』特集を読み返しながら、

息子に「スクールランチに戻したい!」と言われる日が来るまで、頑張って続けようと思います。

【大人のお弁当を続けるコツ】無理なくおいしく!5人の達人のマイルールをご紹介

【子どものお弁当を続けるコツ】おかずはワンパターンでもOK!5人の達人のマイルール

カーリー

主婦 / 奈良県・アメリカ /

40歳/夫・息子(8歳)/手づくり部・料理部/3年間のドイツ生活を経て、アメリカで暮らすことになりました。クラフトやお菓子作りなど、作ることが大好きです。100人隊に入って、苦手だったお料理にも挑戦するようになり、お気に入りの器でテーブルを作る楽しさも知りました。新しい場所でも毎日ワクワクを探して、暮らしを楽しんでいきたいです。

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