長い子どもたちの夏休み。忙しい中、毎日のお昼ごはん作りまで頭が回らない……。そこで頼りたいのが、タイパ=タイムパフォーマンスばっちりの麺。時間がかからず、なのに抜群においしい一皿が、私たちを救ってくれます!
暑いなかでもツルツルいける、食欲を誘う一皿です。
調理時間20分 余熱調理15分を含む
夏の人気メニューが、ここまで簡単に!
バンバンジー冷やし中華
「具材のささ身ともやしは、余熱調理だから放っておくだけで完成です。自家製ごまダレはドレッシングにも使えて便利ですが、もちろん市販品を使ってもOK」(本多理恵子さん)
材料・2人分
- 中華麺……2袋
- ささ身……3本
- もやし……1/2袋(100g)
- きゅうり……1本
- 〈ごまダレ〉
- 白すりごま、マヨネーズ、みりん……各大さじ3
- ポン酢しょうゆ……大さじ2
作り方
- ささ身はすじを取り除く。きゅうりは細切りにする。
- 鍋に湯を沸かし、中華麺は袋の表示どおりにゆでる。
- 火を止めて麺だけを取り出す(湯はとっておく)。流水で洗って、水気をきり、半量ずつ器に盛る。
- ③の湯に①のささ身を入れてフタをし、余熱で10分間火を通す。もやしを加えてフタをし、さらに5分間余熱で温める。ザルに上げて水気をきり、ささ身は食べやすくさく。
- ③の中華麺の上に①のきゅうりと④を半量ずつのせる。よく混ぜ合わせたごまダレをかける。
教えてくれたのは
本多理恵子さん
具材選び&手間をカットするアイデアを上手に取り入れて
のべ12000人の“料理がしんどい人”を救った画期的な料理教室が人気。「タイパのコツは、具材は火の通りやすい食材を選ぶこと。洗い物を減らすためにキッチンバサミを活用したり、切る手間のない食材を使うこと。市販のレモン汁やチューブにんにくなども、どんどん利用しましょう!」(本多理恵子さん)
Twitter:riettahonda
公式サイト:https://rietta.me/profile/
撮影/メグミ スタイリスト/朴 玲愛 取材・原文/福山雅美
こちらは2023年LEE8・9月合併号(7/7発売)『夏を乗り切る「タイパ麺」31days』に掲載の記事です。
本多理恵子
料理家
鎌倉でカフェ&料理教室を開業。のべ1万2000人の料理が苦手な人たちを、画期的なレシピで救う。第6回料理レシピ本大賞エッセイ賞受賞の『料理が苦痛だ』(自由国民社)が話題に。近著の『ごはん作りの絶望に寄り添うレシピ』(エムディエヌコーポレーション)も好評。