投稿されると「いいね!」殺到。人気の秘密は迫力の断面、そしてワインとも合いそうなところ!? 味の要は、さわやか粒マスタード。
最初に押さえたい、馬田家のベーシック
キャベツのホットサンド
「キャベツの甘味+粒マスタードの酸味がいい! ベーコンを入れてもおいしいし、実はチーズなしでも十分なおいしさ」(馬田草織さん)
材料・1個分
- 食パン……2枚
- マヨネーズ、粒マスタード……ともにたっぷり
- キャベツの細切り……1/4個分
- ピザ用チーズ……適量
- 塩……ひとつまみ
- こしょう……適量
- オリーブオイル……大さじ1/2
- バター……大さじ2以上
作り方
- 食パンの片面にマヨネーズと粒マスタードを塗る。
- フライパンにオリーブオイルを中火で熱し、キャベツを入れて塩を振る。フタをしてしんなりするまで蒸し焼きにし、こしょうを振る。
- ①に②とピザ用チーズをのせてサンドする。
- ②のフライパンをキッチンペーパーでさっとふき、バターの半量を余熱で溶かす。③を入れ、上にまな板と重めの鍋のフタをのせ、2~3分ほど中火でこんがりと焼く。
- 上下を返し、残りのバターをフライパンに入れ、上にまな板と重めの鍋のフタをのせ、2~3分ほど中火でこんがりと焼く。
馬田さん家のホットサンドの作り方
- マヨ&マスタードをたっぷり
マヨは大さじ1程度、粒マスタードはそれ以上。「味わいのポイントは粒マスタード。ほどよい酸味がいいんです」(馬田草織さん)
- 具材はとにかく山盛り
「多分、収まりきらないな」くらいが適量。「むしろそのくらいじゃないと、食べたときにパンチがありません」(馬田草織さん)
- バターは惜しまずいく!
バターはたっぷりめが鉄則。「ひと口目の“カリッ”が、ホットサンドの最初にして最大のクライマックス。その食感のためには、片面につき大さじ1は欲しい!」(馬田草織さん)
- この重さがカリカリの秘訣
\ズシッと重いフタ登場。これが香ばしさの秘密!/
鋳物鍋のフタなど、重いものをのせて。まな板をかませると、パンに均等に圧がかかり、まんべんなく焼き目がつく
- 裏も表も、しっかり焼き色
裏返したら、パンの横にバター(もちろんたっぷり)をすべらせるように入れ、パンでバターを広げるようにしながら全体にしみ込ませる。重しをして同様に焼く
教えてくれたのは
馬田草織さん
料理エディター&ライターとして、おいしいものを探求。ポルトガル愛が高じて、料理研究家としても活躍するように。好きなパンの種類は天然酵母のカンパーニュ、お気に入りのトーストの食べ方はノリ、チーズ、シラスのせ。
「ホットサンドにハマったのは、映画『シェフ』の朝食シーンに登場したのを見て。両面カリッとしたパンからチーズがとろり、のヴィジュアルにやられました」(馬田草織さん)
Instagram:badasaori
Twitter:saoribada
【特集】365日幸せパンBOOK
撮影/メグミ スタイリスト/西森 萌 取材・原文/福山雅美
こちらは2023年LEE7月号(6/7発売)『365日幸せパンBOOK』に掲載の記事です。
馬田草織 Saori Bada
料理エディター&ライターとして、おいしいものを探求。ポルトガル愛が高じて、料理研究家としても活躍するように。