当サイトでは当社の提携先等がお客様のニーズ等について調査・分析したり、お客様にお勧めの広告を表示する目的で Cookie を使用する場合があります。詳しくはこちら

FOOD

今井真実さんのがんばらなくても映える「ひなまつり」の食卓

手軽に作れる「刺し身と菜の花の華やかちらし寿司」レシピ/今井真実さん

  • 今井 真実

2023.02.07

この記事をクリップする

ちらし寿司も、手巻きも、キホンは盛るだけ!今井真実さんのがんばらなくても映える「ひなまつり」の食卓

ひなまつりのごはん作り、子どものためにとつい気負って、疲れてしまっていませんか? 今年は凝った盛りつけをしなくても華やかで、確実においしい今井真実さんのレシピをぜひ! 女の子がいない家庭でも、大人だけでも、ひなまつりじゃない日も作りたくなる味と見映えです。

忙しい平日夜のひなまつり当日にも作れる手軽さ
刺し身と菜の花の華やかちらし寿司

散らしてキラキラかわいい!「刺し身と菜の花の華やかちらし寿司」レシピ/今井真実さん

赤~白色系の刺し身をバランスよくミックスすることと、菜の花の先端とイクラとのつぶつぶを散らすことが、キラキラとかわいく華やかに映えるポイントです。

材料・4人分

  • 米……2合
  • 寿司酢……大さじ4(メーカーの表示に従う)
  • マグロ、サーモン、タイ、ブリ、タコなど 赤~白色系の刺し身……合計で約200g
  • 卵……1個
  • 塩……ひとつまみ
  • サラダ油……小さじ2(バター10gでも代用可)
  • イクラ……適量
  • 菜の花……1束
  • 桜の塩漬け(梅干しでも代用可)……適量

作り方

  1. 米を研いでから炊飯器に入れて炊く(水を目盛りよりやや少なめに入れるか、「寿司めし」モードなどでかために炊く)。
  2. 卵をボウルに割り入れ、塩を加えてしっかりと溶く。フライパンにサラダ油を入れて中火にして卵液を流し入れ、火から10㎝ほど離して回し、とろとろの薄焼きにする。卵液が垂れない程度に固まったら火を止める。菜箸で端をつかみ、三つ折りにしたらまな板に移し、粗熱が取れたら、縦半分に切ってから細切りにする。

先に縦半分に切っておくことで、ほどよい短さに。裏返さない片面焼きなので、内側はとろり、端はパリッ!

先に縦半分に切っておくことで、ほどよい短さに。裏返さない片面焼きなので、内側はとろり、端はパリッ!

  1. 刺し身は薄切りにした後、小指の第1関節までくらいの小さめサイズに角切りする。
  2. 菜の花はゆで、水気をペーパーでふき取る。3〜4㎝に切り、塩少々(分量外)を振っておく。
  3. 炊けた米を桶か大皿に移して寿司酢を回しかけ、うちわであおぎながらしゃもじで切るように混ぜる。②の錦糸卵、③の刺し身、④の菜の花の順に盛りつけ、仕上げにイクラと桜の塩漬けを散らす。桜の塩漬けの代わりに、梅干しをちぎってアクセントにしても。

今井家の食卓では、日常にもお寿司が頻出

今井さんの「note」ブログに綴られた「料理と毎日」の中でも反響が大きかったという「鰹とベーコンのちらし寿司」

今井さんの「note」ブログに綴られた「料理と毎日」の中でも反響が大きかったという「鰹とベーコンのちらし寿司」

刺し身の残りや生野菜、漬け物、チキンの端っこなど冷蔵庫の余りを活用した手巻き寿司も、今井家の定番です

刺し身の残りや生野菜、漬け物、チキンの端っこなど冷蔵庫の余りを活用した手巻き寿司も、今井家の定番です

色を意識すれば“散らす”だけで映える!

わが家の場合、3月3日はちらし寿司と決めていて「献立を考える手間が省けてラッキー」と思っています(笑)。ただし具材の色に統一感を持たせるのが、盛るだけで映えるコツ。ひなまつり以外でも出番の多い手巻き寿司は、さらに自由に! うちでは恵方巻きのように大きな海苔で巻くんです。刺し身と冷蔵庫の余り食材をずらりと並べるだけで、ごちそうになりますよ。

教えてくれたのは
今井真実さん

今井真実さん

「うちの子がパクパク食べたので」と、子どもウケも実証しながら、大人も満足できて簡単に作れる家庭料理を提案。夫、中学生の長女、小学生の長男の4人家族。新刊『料理と毎日 12か月のキッチンメモ』(CCCメディアハウス)が発売中。
Instagram:mamiimai
Twitter:imaimamigohan
公式サイト:https://note.com/imaimami/

「おいしいLEEレシピ」はこちら!

撮影/馬場晶子 スタイリスト/中里真理子 取材・原文/田中理恵
こちらは2023年LEE3月号(2/7発売)「今井真実さんのがんばらなくても映える「ひなまつり」の食卓」に掲載の記事です。

今井 真実 Mami Imai

料理家

レシピやエッセイ、SNSでの発信が支持を集め、多岐の媒体にわたりレシピ製作、執筆を行う。身近な食材を使い、新たな組み合わせで作る個性的な料理は「知っているのに知らない味」「何度も作りたくなる」「料理が楽しくなる」と定評を得ている。2023年より「オージービーフマイト」日本代表に選出され、オージービーフのPR大使としても活動している。既刊に、「低温オーブンの肉料理」(グラフィック社)など。

閉じる

閉じる