料理にボリュームが出て香りとうま味も強く、そして手頃な価格で財布にも優しい。そんな日々のごはん作りの頼もしい味方が「きのこ」です。どんな食材ともなじむ「きのこ」を使いこなすワザをお教えします!
お好みで五香粉(ウーシャンフェン)などスパイスを加えても
豚バラとえのきの魯肉飯(ルーローハン)
えのきの食感と風味がアクセントに。薄切り肉を使うので手軽かつ時短です。
材料・2人分
- えのきだけ……1パック(100g)
- 豚バラ薄切り肉……200g
- ごはん……丼2杯分
- にんにく……1かけ
- 卵……2個
- サラダ油……小さじ2
- A)
- しょうゆ、オイスターソース、酒……各大さじ1
- 砂糖……小さじ2
- 香菜(シャンツァイ)(ざく切り)……適量
作り方
- 豚バラ薄切り肉は2㎝幅に、えのきだけは根元を切り落とし長さを4等分に切り、ほぐす。にんにくはみじん切りにする。
- フライパンにサラダ油、にんにくを入れて中火で熱し、香りが立ったら豚肉、えのきを加え炒める。肉の色が変わったら、水1/2カップ、Aを加え混ぜ、フタをして8分ほど煮る。
- 別のフライパンにサラダ油小さじ2(分量外)を熱し、卵を割り入れ、目玉焼きを作っておく。
- 器にごはんを盛り、②、③をのせ、香菜を好みで添える。
教えてくれたのは
料理家・発酵マイスター 榎本美沙さん
発酵食品、旬の素材を使ったレシピが好評。LEEwebでは「榎本美沙さんの旬を食べつくす日々の食卓」を連載中。
Instagram:misa_enomoto
公式サイト:https://www.futari-gohan.jp/
【特集】この秋こそ「きのこ」の達人になりたい!
撮影/豊田朋子 スタイリスト/朴 玲愛 取材・原文/田中のり子
こちらは2022年LEE10月号(9/7発売)「この秋こそ「きのこ」の達人になりたい!」に掲載の記事です。
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発酵食品、旬の野菜を使ったシンプルなレシピが好評で、テレビ、雑誌や書籍へのレシピ提供、イベント出演などを行う。YouTubeチャンネル「榎本美沙の季節料理」、Instagram(@misa_enomoto)、夫婦でつくるレシピサイト「ふたりごはん」も人気。著書『二十四節気の心地よい料理と暮らし』(グラフィック社)が2024年2月に発売、その他の著書に『榎本美沙の発酵つくりおき』(家の光協会)、『ゆる発酵』(オレンジページ)、『発酵あんことおやつ』『からだが整う〝ひと晩発酵みそ〟』(ともに主婦と生活社) 『ちょこっとから楽しむ はじめての梅仕事』(山と溪谷社)など多数。