塩で味をつけておく塩ストックは、使い勝手抜群！　そのままでもいいし、オイルなどで少し風味を足すだけで、和にも洋にもアレンジ自在です。

塩もみでストック

余分な水気がなくなる塩もみは、お弁当向きの調理法です。素材をひとつプラスして、さっと和えればおいしい副菜が完成！

塩もみキャベツ

「食べごたえが欲しいならミックスビーンズ、梅やじゃこを入れれば、風味がアップ。どんなお弁当にも合う、万能な存在です」（角田真秀さん）

材料・作りやすい分量（下記レシピ約5回分）

• キャベツ……1/4個（250g）
• 塩……小さじ1

作り方

1. キャベツは太めの千切りにしてボウルに入れ、塩をよくもみ込む。10分ほどおき、出てきた水気をよく絞る。

＊密閉容器に入れ、冷蔵で3～4日保存可。

キャベツの梅和え

材料・1人分

• 塩もみキャベツ（上記参照）……40g
• 梅干し……1個
• オリーブオイル……大さじ1/2

作り方

1. 塩もみキャベツをボウルに入れ、梅干しの果肉をちぎって加える。オリーブオイルを加えて全体を和える。

キャベツと蒸し豆のマリネ

材料・1人分

• 塩もみキャベツ（上記参照）……40g
• ミックスビーンズ（ドライパック）……30g
• レモン汁（または酢）……小さじ1
• オリーブオイル……小さじ2

作り方

1. ボウルに材料をすべて入れ、混ぜ合わせる。

キャベツのじゃこ和え

材料・1人分

• 塩もみキャベツ（上記参照）……40g
• ちりめんじゃこ……小さじ1
• ごま油……小さじ2

作り方

1. ボウルに材料をすべて入れ、混ぜ合わせる。

教えてくれたのは
角田真秀さん

夫とともに、フードユニット「すみや」として10年以上ケータリングを続ける。シンプルながら飽きさせない味つけが話題となり、料理家の道へ。書籍や雑誌など多方面にわたり活躍している。
Instagram：sumimaho
Twitter：sumimaho
公式サイト：https://www.sumiyalife.com/

2022年4月号【考えなくてもおいしい「ルーティン弁当」パンで盛り上がる「エンタメ弁当」】より
撮影／鈴木泰介　スタイリスト／朴 玲愛　取材・原文／福山雅美　撮影協力／UTUWA　TITLES