FOOD

栗原はるみさんの「何度作っても美味しい」料理33

「サバそぼろ」レシピ/栗原はるみさん

  • 栗原はるみ

2021.02.05

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サバそぼろ

サバそぼろ

材料・4人分

サバ(三枚おろし)……1尾分(正味200g)
干ししいたけ……3~4枚
玉ねぎ……1/2個(100g)
にんじん……50g
しょうが……1かけ
サラダ油……大さじ1~2
絹さや……100g
ごはん……適量
紅しょうが(市販)、もみノリ……各適量

A)
酒……大さじ2
砂糖……大さじ1~1 1/2
みりん……大さじ2
しょうゆ……大さじ3
みそ……小さじ1~2

いり卵
卵……4個
砂糖……大さじ1 1/2
酒……大さじ1
塩……少々

作り方

  1. 干ししいたけは少しの水でやわらかくなるまで戻し、軽く水気を絞る。石づきを取り、粗みじんに切る。
  2. 玉ねぎとにんじんは、それぞれ粗みじんに切る。しょうがはみじん切りにする。
  3. サバは中骨の両側の身をスプーンでこそげ取り、軽く叩く。
  4. フライパンにサラダ油を熱し、しょうがとサバを炒める。サバがほぐれたら、にんじん、干ししいたけ、玉ねぎを加えて炒め合わせる。
  5. Aの調味料を上から順に加え、汁気が少なくなるまで混ぜながら煮る。
  6. いり卵を作る。ボウルに卵を溶きほぐし、砂糖、酒、塩を加えて混ぜる。鍋に入れて火にかけ、箸で手早く混ぜながら火を通す。
  7. 絹さやはすじを取り、塩少々(分量外)を入れた熱湯でゆでる。冷水にとって水気をよくふき、斜め千切りにする。
  8. 器にごはんを盛って⑤のサバそぼろをのせ、好みでいり卵や絹さや、紅しょうが、もみノリを添える。

サバの身 スプーン

サバの身をスプーンでこそげるだけなので、下ごしらえも簡単です。


「LEEに2回目に出させてもらったときのテーマが「魚のお総菜」でした。普段のわが家の魚料理をいろいろ紹介したのですが、一番反響が大きかったのがこの料理だったと後で編集の方に聞きました。

サバそぼろは、私の母がよく作っていたもの。母から直接料理を習ったことはありませんでしたが、いつも台所でお手伝いをしていた私に「はみちゃん、ちょっと食べてみて」と味見をさせてくれたことが今の私の仕事の原点になっています。

母からは料理家としてのたくさんの知恵を与えてもらったと感謝しています。子どもが生まれてからは、栄養のあるものを食べさせたくて野菜をたっぷり入れるようになりました」(栗原はるみさん)


2018年12月号【栗原はるみさんの「何度作っても美味しい」料理33】より

栗原はるみ

料理家

TV、書籍等で活躍する料理家。著書は、パーソナルマガジン『栗原はるみ』(講談社)を中心に発行部数3100万部を超える。作りやすくおしゃれなレシピとあわせて提案するライフスタイルも、幅広い年齢層に人気。

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