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藤本こずみ

【名前つけのコツ発見!】“4月のお母さん”たち、お疲れさまです!ー入学スケジュールを振り返ってー 

  • 藤本こずみ

2021.04.29

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新年度が始まって、1ヶ月。世の中がなかなか落ち着かない中ではありますが、ご自身やお子さんが新生活をスタートさせた方も多いことと思います。

わが家では、息子が小学校に入学。ゴールデンウィークを前に、ようやくリズムをつかみ始めてきたかな? というところです。

入学前後のスケジュール、わが家の場合

思い起こせば3年前、息子が幼稚園に入園した春は、新米母親、バタバタでした。引っ越してきたばかりで知り合いがいなかったうえ、激戦区で入園先もなかなか決まらなかった当時。入園前はわずか数日でグッズを準備、入園後は午前保育や親子行事の連続、と、目の回るような日々だった記憶が……。そこで初めて知ったんです、“4月のお母さん”は大変だということを。

それを教訓に、次からは余裕を持って動こう~! と迎えた今回。昨年冬から今年春にかけての、わが家の主なスケジュールはこのような感じでした。

 

・昨年2月 ランドセル検討→5月に購入

・10月 就学時健診

・12月 学童申し込み

・今年1月 入学資料配布

・2月 入学式用スーツ購入

・2月 入学用品検討→3月上旬までに購入

・3月 幼稚園の制服や入学式のスーツで写真撮影

・3月 学童説明会

・3月 卒園式

・4月 入学式

 

ランドセルのお店が休業や予約営業になったり、入学説明会が資料配布になったりと、思いがけない変更に戸惑いもありましたが、かえってミニマムに準備を進められた、とも言えるかも。

個人的には、3年前と違って、3月上旬までに、息子のスーツや手提げバッグ、給食セット、文房具などの入学用品を揃えられていたことで、随分心にゆとりができたような気がします。

入学先は学区内の小学校、と決まっていたため、入学資料をもらって必要なものが分かった2月から、準備を開始。スーツもグッズも、人気のものは売り切れたりサイズが欠けたりしていたので、早めに決めてよかった! 時間があったため、ひとつひとつ息子と一緒に選べたのも楽しかったです。幼稚園時代は乗り物柄や恐竜柄に喜んでいたのに、「何も描いてない(無地の)紺がいい!」とキッパリ決めていく息子に、成長を感じました(笑)。

そして、ぜひやりたい! と思っていたのが、幼稚園の制服や入学式のスーツでの写真撮影。桜が咲いているうちに撮るのがおすすめ、と聞いて、お友達と公園に行ったり家族で散歩がてら撮影したり。写真を撮ろうとすると、ピュ~ッとどこかへ走って行ってしまう子どもたち(笑)。卒園式や入学式の当日は密を避ける必要もあり、時間も限られていたため、自由の利くタイミングで撮っておいてよかったな、と思いました。

こうして、自分の中では余裕を持って動いたつもりでも、入学後は、噂に聞いていた大量のプリントや日時指定の用品購入などで、アタフタしたことも。そんな時に、心強かったのは、先輩ママさんたちの存在でした。入園時にはいなかった、“分からないことをすぐに聞ける友人”がいてくれることって、本当にありがたいな~、としみじみ実感。

“記名迷宮”、どうクリアする?

さて、入学後の“お母さん仕事”で思い浮かぶものといえば、名前つけではないでしょうか? 色鉛筆やクレパスなど、1本1本に記名が必要な文房具あり、巾着袋や靴下など、ネームラベルのない布小物あり。はたまた、スペースが小さいもの、素材的につけにくいもの、どこにどう書けばいいか困ってしまうもの……と、あらゆる「!」や「?」に直面して、気づけば入り込んでしまう“記名迷宮”(笑)。そこに潜むラスボスは、これまた噂に聞いていた算数セット! ドキドキしながら開けると、細かいアイテムがびっしり! しかも、今回、購入から持って行く日までの期間は3日ほど!

この“記名迷宮”、どうクリアすればいいのでしょう。ここで、私が、先輩ママさんから教えてもらったり、自分でたどり着いたりした、名前つけのポイントをまとめてみたいと思います。

①スタンプ、シール、ラベルライター、など何か1つ記名用アイテムがあると便利。

わが家で大活躍だったのは、名前スタンプでした。平仮名、漢字、名字だけ、名前だけ、など様々なバージョンがサイズ違いで10種類以上入ったセットを、未就園児時代の一時保育利用のために作っていたんです。当時は、オムツや洋服タグに押す2~3種類しか使いませんでしたが、ここにきてフル活用。油性スタンプで、布やプラスチックに直接押すこともできるし、グッズの付属シールや手持ちの名前テープなどに押して貼ることもできるので、簡単&キレイ。ちなみに、年季が入ってきたこのスタンプ、昨年は同じく一時保育をスタートした妹のものも作ったのですが、名字だけのものを省いたり補充インキを追加したりと、必要なぶんだけ無駄なく購入できました。このほか、今回は付録などでもらった名前シールもたくさん使用。大量のグッズにすべて手書きで記名するのは大変なので、何か1つ専用アイテムがあると便利ですよね。

②手元にきたグッズから、順番に名前つけを済ませていく。

“名前つけデー”を設けて、1日でまとめて全部やってしまう! という作戦も効率的かもしれませんが、仕事のスケジュールと相談した結果、どうも難しそうだと判断。手元にきたグッズからせっせと順番に記名することにしたのですが、私の場合はこれが正解だったかも。教科書や体操服など、入学後にも用品はどんどん増えるし、絵の具セットや算数セットなど、開封してみて初めて「絵の具チューブのフタにも全部書かなきゃ!」「えっ、計算カードも1枚1枚?!」と驚くものもあったので、事前に購入していた分だけでも入学前に終えておいてよかった……とホッとしました。

③手提げバッグや上履き入れには、防犯のため、目立たない位置に名前をつける。

手提げバッグや上履き入れに名前ラベルがついていなかったので、どこに書こうか迷っていたところ、防犯上、外から見えるものに関しては名前が目立たないほうが安心、という情報をキャッチ。それまで意識したことがなかったので、ハッとしました。結局、外から見えず、息子本人には確認しやすい、内側の部分に名前テープを貼ることに。

④細かいものにシールを貼る場合は、ピンセットがあるとラク。

絵の具チューブのフタや計算カードなど、スペースが小さいもの、数が多いものには、基本的にはスタンプをペタペタ。でも、小さくて数も多いのに、スタンプが押しにくいものもあるんですよね……。最難関は、やはり算数セットの、おはじき、お金、数え棒でした。付属のシールがついていたので、それにスタンプを押し、貼ることにしたのですが、うまくできない! 調べてみると、市販の算数セットシールには、ピンセット付きのものがあるみたい。なるほど~と、夫&息子のプラモデル用のピンセットを使ってみたら、とても快適でした!

⑤きょうだいにお下がりできそうなものには、名字だけ書くor直接スタンプする。

そのおはじきにシールを貼っていた時に気がついたんです。名字と名前、それぞれの分のシールがあるけれど、これ、名字だけでいいのでは? と。わが家の兄妹は、4歳差。算数セットをお下がりできる可能性が高いのと、あまり多くない名字なので、名字だけをスタンプして貼ることにしました。一気に手間が半分減ったようで、トクした気分(笑)。実は、他にも名字だけでよかったものもあったかも?! また、プラスチックや布の場合、私は直接スタンプしたものが多かったのですが、それもよかったような気がします。最初からシールやテープを使うと、それをキレイに剥がさなければいけないけれど、スタンプならお下がりの時にその上からシールやテープを貼ればOKですよね。

⑥学校に行く日には、名前ペンや名前シールを持って行くと、新しい用品に記名して置いて帰ったり、名前が消えかかっているものを直したりできる。

これは、教えていただいて実践してみたワザ。早速入学式の日に、名前ペンと名前シールを持って行ってみたのですが、息子の教室に用意されていた道具箱や道具袋に記名するよう指示があり、ペタリとシールを貼って一瞬で終了! 学校やタイミングによっては、鍵盤ハーモニカや書道道具など、その場で記名できれば置いて帰ることができることもあるのだとか。重いものやかさばるものは、持ち帰らずに済ませたいですよね。当日雨が降っていたりすると、なおさら! 私も、今後も学校に行く時は“スリッパ+記名セット”を合言葉にしようと思います。

息子の小学校生活は、始まったばかり。まだまだこれから、初めての“お母さん仕事”が待っていそうです。でも、ひとまずは……“4月のお母さん”たち、お疲れさまです! 来年以降、入園や入学を控えている方の参考になる情報もあるとうれしいです。

藤本こずみ Kozumi Fujimoto

ライター

1979年、兵庫県生まれ。雑誌やWEBで、インタビュー、ライフスタイル、占いなどの記事を執筆。趣味は、テレビドラマ鑑賞&リラクゼーションスポット巡り。夫、長男、長女との4人暮らし。兵庫・東京の二拠点生活に挑戦中。

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