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上紙夏花

「今こそ自転車だ!」子供とトーキョーバイクでおでかけしよう

  • 上紙夏花

2020.03.25

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おでかけするなら、自転車で気分よく!

 

 

桜も花開き、あたたかな日々。おでかけしたいけれど、なかなか堂々とおでかけできない……。というのが現状ですが、自転車でちょっと遠くの大きな公園へでかけるのが我が家の楽しみになりました。人混みを避けて、颯爽と自転車でのびのびでかけるのって、親子ともに気分がよいものです。というのも、長男がお気に入りの自転車を手に入れたというのもひとつの理由でもあります。

 

長男はもうすぐ5年生なのですが、わりと身長が高い方で、150cmあります。これまで乗っていた自転車はとっくに小さくなり、次の自転車を探していました。できるだけシンプルで長く乗れるものがいいねと。そんなときに、世田谷区豪徳寺にある『nienteとtokyobike』で、素敵な自転車に出合いました!

 

幼児用の小さな自転車から、大人用8段変速の自転車まで幅広い品揃えです。

 

長男が選んだのは、『TOKYOBIKE LITE』のブルージェイドです。これまで乗っていた自転車はサイズが合わなくなったことのほかに、「ギアチェンジするときにチェーンが外れやすい」ということが気になっていました。こちらのモデルは女性のためにデザインされた小さめのもので、変速なしの軽めシングルギア。自転車自体が軽く設計されていて、坂道の多い東京でもスイスイ走れるので、快適です。実はたまに私も乗っています。親子で共有できるっていいですよね!

 

2020年春の新モデルは身長140㎝~170㎝まで対応!

 

 

 

3月20日に発売したばかりのモデルも素敵でした!この『TOKYOBIKE CALIN(カラン)』は、トーキョーバイクの小径車『TOKYOBIKE 20』のニューバージョンとのことです。

フレームの形状がまたぎやすくなって、以前よりもややゆったりとした姿勢で小回りを利かせながら街を散策するのにぴったりな自転車です。適応身長が140cm – 170cmと幅広くなったのも今までのモデルにはない大きな特徴。こちらのモデルならば、お父さんも含めて家族で共有できそうですね。シェアオフィスや社用車にも一台あると便利かも!

4月からの新生活で自転車を新調する人も多いと思います。ぜひ運命の一台を見つけに行ってみてくださいね。

 

 

自転車だけじゃない!雑貨やアートも

 

 

『nienteとtokyobike』さんはただの自転車屋さんではありませんでした!扱っている雑貨たちをよく見てみると、地球と人にやさしいプロダクトが揃っています。「ものごとの見方を変えると、日常がちょっとおもしろくなる」をキーワードに暮らしが楽しくなる雑貨やアートを集めているそうで、ここでしか出合えない素敵なものがありました。

 

 

たとえば、こちらの手袋。そばかすグローブという名前がついていますが、革の表面をよく見てみると、シミや色ムラがあります。でも、革自体はとてもなめらかで手触りがいいんですよね。香川県にある手袋メーカーさんから、一般の流通に乗せられず、倉庫でくすぶっている牛革があるのだがどうか?と提案があったそうです。そこで、nienteさんがオリジナルデザインでグローブを作ることに。内側は起毛素材で、手首の部分はメリノウールのリブになっていてとても暖かい!特に自転車用というわけではなく、普段使いできるスッキリとしたデザインですね。

 

 

こちらのうちわもnienteオリジナル。漆の器に作る際に出る、濾紙(フィルター)を再利用したうちわ。漆を器に塗る前に、塗料の中の不純物を取り除くために”濾す”作業があります。そこで出る濾紙は、捨ててしまうのは惜しいほど、渋めの色合いが素敵で、軽くてハリがあり絞ったときに着くシワさえもとてもいい!うちわにすることで、一点ものの素晴らしい作品になりました。なんだかかき氷を思い出すのは私だけでしょうか(笑)?

 



地域のコミュニティとなるお店づくりと活動も

 

nienteさんでは、アート作品の展示会を行ったり、子連れ参加可能な編み物の会が開催されたりと、地域のコミュニティーとなっています。レンタルサイクルもあるので、試乗が目的でなくとも、近隣の公園にでかけてみたり、物件探しのために利用するもよし、美味しいパン屋さんめぐりなんかも楽しそうですね。

 

代表の見城ダビデさん。「もっと地域の人と交流を深めていきたいなと思っています」

 

nienteさんはまもなくオープンから1周年を迎えます。代表の見城さんはこの地で〝価値が生まれる〟ちいさな興奮をさりげなく伝えていきたいといいます。「さまざまなものづくりや活動の現場で当たり前のように捨てられている素材を使ったプロダクトをつくったり、訳あって通常の流通に乗せることのできない商品を自店舗で販売を委託するなどの取り組みをしております。これは何かに使えそうなんだけど…、機能的には問題ないんだけど…、でもとっておいても仕方ないから捨てるしかないか…。と粗大ゴミの回収にお電話する前に、お気軽にご相談ください。まだまだはじめたばかりの小さな会社なので、どこまで期待には答えられるかわかりませんが、ものごとの見方を変えながら、くだらないアイディアを織り交ぜて新たな価値を創造していきたいと思います!」

思い当たる方はぜひお問い合わせを!

 

nienteとtokyobike

住所:東京都世田谷区赤堤2-3-9-101(小田急線 豪徳寺駅、世田谷線 山下駅より徒歩5分)

TEL:03-6379-1705

e-mail:info@niente.co.jp

平日12:00~19:00/土日祝10:00~19:00(定休日:火・水)

 

上紙夏花 Natsuka Uegami

ライター/ビューティープランナー

1977年、大阪府生まれ。吉本新喜劇の女優を経て、ライターに。現在は化粧品の商品開発やPRを手掛けるほか、ベビーマッサージ講師としても活動している。夫・息子9歳、3歳

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