いざ旅行や出張が決まった際に、意外と悩むのが見だしなみを整える、ビューティグッズたち。
「何を持っていけばいい？」
「どこまで用意する？」
最低限のメイク道具だけ、という人もいれば、ボディもヘアケアもいつもの愛用品を準備します！という人もいますよね。
忙しくても輝く人のコスメ＆ポーチ、最終回は美容のプロの中でも「旅上手」と評判の方々のトラベルポーチを見せていただきました！
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多忙も美貌も極める女性はアイデアコスメで乗り切り！ |
美容ジャーナリスト 小田ユイコさん
ホテルで必要な場所に置けるよう、ポーチを分散
「旅の荷造りで時間がかかるのが実はポーチ。私は出張も多いので、厳選したアイテムを3つのポーチに用意しておき、入れたまま保管。荷造りが苦にならず、＂旅先で○○がない！＂と慌てることもありません。ホテルの部屋ではバスルームやメイク環境にバラつきがあるので、用途によって3つに分けておけば、いちばん便利な場所にポーチをセッティングできます。自宅と違う環境でも、あっちに行ったりこっちに行ったりせずスムーズにスキンケア、ヘアケア、メイクができます」
●スキンケアポーチ
1泊でもフルボトルを持っていく主義です
1 カネボウのアリィーは焼けなさNo.1。
2 ララビュウのクレンジングミルクは洗顔料がいらない。
3 シスレーのダブル テンサーは保湿とハリが同時に。
4 化粧水は持たずマルチに使えるアベンヌ ウオーターを。
5 リップエッセンスはエピステームのもの。
6 のびのいいメナード エンベリエのアイクリームを、顔全体にも使用。
現地で困ることがないよう多少かさばってもフルボトルを持っていく。ポーチはプラダ。
●メイクポーチ
詰め込みを避けながらも、下地は２種で旅先でも生き生き肌
1 ・2 どんなシーンにも万能なアナ スイのBBとフェイスパウダー。
3 ランコムのアプソリュ サブリムローズは毛穴のないツルンとした肌に。
4 眉は消えないリキッドとパウダーチップ内蔵のコーセー エスプリーク W アイブロウ。
5 フローフシのモテライナーは万能なブラウンブラックを。
6 マスカラはヘレナ ルビンスタイン。
7 THREEのアドバンスド スムージングコンシーラーは寝不足のクマ隠しに。
8 旅先でお疲れ顔に見せないRMKのベーシック コントロール カラー 02。
9 リップはコーセー ファシオ。
10キッカのチークカラー。
11ケイトのブラウンシャドウ。
●ヘアケアポーチ
ヘアコスメはひとまとめ。便利なミニアイロンは必携
1・2 ロクシタン ファイブハーブスのシャンプーとコンディショナー。
3 髪につやとハリ感を与えるsilk’n glow serumはAMATAで入手。
4 テスコムのヘアーアイロンは手のひらサイズでポーチにも入り、つや出しもカールも作れる万能選手。
ポーチは大分の老舗、太田旗店のもの（メイクポーチも）。丈夫で出張先でも元気をもらえるカラー。
PROFILE
おだ・ゆいこ●’65年生まれ。
出版社勤務後フリーランスに。美容記者歴25年の経験を生かし、女性誌、WEBでコスメ選びや美容術を指南。美にまつわる講演も行う。本誌の連載「心と肌に効くコスメ」も毎号大好評。
ヨガインストラクター 齋藤りょう子さん
環境が変わっても心が安らぐ香りを携帯
「ビーチでのヨガプラクティスや、バリ旅行に欠かせないのが、ハーブ系のフレグランスミスト。慣れない土地で気持ちを落ち着かせるためにも、必ず携帯します」
- 急な肌荒れやニキビは、トリロジーのローズヒップオイルで応急処置。
- SCENTS OFAWEのフレグランスミストSHAMANICSMUDGEは、たき火のような温かい香り。
- まとめ髪に必ず使うproductのヘアワックス。体温になじむとオイル状に。爪や手の保湿にも使えて便利。
●マイポーチ
「ポーチはシンプルで飽きのこないデザイン。マチもたっぷりあって、瓶ものも収納できちゃいます」
GARDEN Tokyoアートディレクター 秋葉千菜さん
旅用コスメはミニサイズが鉄則！
「セミナーやコンテストの審査などで、1 ～2 泊の国内出張が多いので、使い慣れたアイテムのパウチサイズや、1回使い切りの美容液が大活躍。また、ホテルやセミナー会場は乾燥しているので、リップの保湿も欠かせません」
- 資生堂 スペシャルリップクリームは、荒れた唇も一晩で補修。
- アルビオン エクシアAL ホワイトニング イマキュレート エッセンスで、旅疲れした肌にハリが復活。
- 美容師たるもの美髪はマスト。ideal SERIES Angeeのトリートメントで髪のまとまりとつやを死守。
●マイポーチ
「バンコクに行ったときに激安で購入したカラフルポーチは、軽くてたくさん入るので出張のときに便利」
レゴランド・ジャパン PR 高木あゆみさん
出張先で出会った人を心配させない必需品
「本社のある名古屋と東京を行ったり来たり。『移動が多くて疲れているのでは？』と心配されないように、お疲れ感を察知したら即メイク直しします」
- IOPEのエアクッション RX C23はメイク直しとともにスキンケアもでき、美肌が復活！
- いろいろな方と出会うのでAURA-SOMA Productsで心をほぐすのが習慣。花のような香りのピンクポマンダーは10年来出張の必需品。
- シスレーのフィト オンブル グロウ パールは、疲れてきたら涙袋にサッとひと塗り。がぜん、元気な顔が復活。
●マイポーチ
オンラインショップで購入したＩ-SOOKのポーチ。しっかりとした作りでわりと大きめ、収納力が頼もしい。
アスリートフード研究家・ビオトープ代表 池田清子さん
大都市から秘境までマルチユースな万能ポーチ
「マウンテンバイクプロアスリートの夫に同行し、多いときは一年の半分を海外で過ごすことも。レースコースのほとんどが山なので、秘境でのシャワーなし生活もざら。手軽で実用的なコスメを厳選しています」
- BOIRONのアルニケアクリームは、捻挫や筋肉痛などの痛み止めに。
- 石けんでオフできるアザレ プロダクツ UV アレンジクリームは、メイク下地としても優秀。
- 頭皮ケアとして愛用しているSHIGETA ヘアオイル ミッドナイトラスターは、香りもよく旅先の緊張をほぐしてくれる。
●マイポーチ
「日本の伝統的な技法・こぎん刺しが施されたポーチ。どこか北欧テイストのデザインにほっこりします」
uka代表・ネイリスト 渡邉季穂さん
出張は貴重なお一人時間。いつもより丁寧にケアを
「東京にいるとバタバタしてしまって、スキンケアの時間がゆっくり取れないのですが、セミナーなどで地方へ行くと夜の一人時間を確保できるので、スキンケアからヘアケアまで、いつもより丁寧にお手入れをしています」
- PSコレクションのスチーム洗顔タオルでセルフスチーム。肌がふっくら整い、透明感もアップ。
- ukaのスカルプブラシ ケンザンは、シャンプー時に。ほどよい硬さでマッサージ効果抜群。
- 翌朝の肌のハリが格段に上がるシスレーのブラックローズクリームマスクは、人前に立つ前夜に欠かせない！
●マイポーチ
「抜群の収納力とほどよいハリ感で、スーツケースの中にもしまいやすい。ブラックだから汚れも目立ちません」
ウォブクリニック中目黒 院長 髙瀬聡子さん
海外では心身ともにゆらがないケアが必須！
「クリニックのリサーチのために海外に行くこともしばしば。海外は環境も水も変わるので、お肌も体もゆらぎやすい状態に。そんなゆらぎをケアするために、サプリや香りものは欠かせません。使い慣れた美容液も必携！」
- ビフィズス菌サプリ、スリムビフィで腸内フローラを整え、旅先の便秘も解消。
- コスメデコルテのバイス＆バーチュ No. 1ソリッドパフュームは、デザインもお気に入り。
- 顔だけではなく髪や頭皮、全身の保湿に使えるアンプルール ラグジュアリー･デ･エイジ エッセンスオイルVはお守り的存在。
●マイポーチ
「エルメスのポーチは大容量なので旅行にぴったり。ポップなオレンジも、バイカラーなら大人っぽく持てます」
いかがでしたか？webでご紹介した以外にも、LEE11月号では、総勢50名のポーチ＆中身を大公開。きれいのアイデアがつまった美のプロのモバイルポーチ、ぜひ参考にしてみてくださいね。
撮影／長谷川梓（モデル）久々江満（物）ヘア＆メイク／広瀬あつこ 取材・原文／小田ユイコ 野崎千衣子
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