FOOD

手作りおせち

さつまいもの食感がとびきりおいしい!料理家ワタナベマキさん宅の栗きんとん

2017.12.23

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おせちの定番、黒豆&栗きんとん。今年は手作りに挑戦してみませんか?

LEE1月号では、料理家、ワタナベマキさん、藤井恵さんのおふたりが、家族に作るご自慢レシピをご紹介。
ちょっとしたおつまみに、今日のおやつに、アレンジレシピも大公開中です!

本日お届けするのは、さつまいもの食感が残る、ワタナベマキさんの栗きんとん。甘味はハチミツで軽やかに。普段のおやつにも重宝しそう!

動画コーナー「LEEチャンネル」でもご紹介中!


ワタナベマキさんの栗きんとんレシピ

さつまいもは、ほくほくした食感と甘さが特徴の"鳴門金時"。栗の甘露煮は、自家製というワタナベさん。

「毎秋、栗の渋皮煮を作るのですが、そのときに、皮がむけてしまったり、欠けてしまった栗で甘露煮を作っておきます。この頃から、おせち作りをほんのり意識しはじめます」

★材料・作りやすい分量

  • さつまいも……500g
  • 栗の甘露煮……150g
  • ハチミツ……80㎖
  • 栗の甘露煮のシロップ(必要であれば)……30~50㎖
  • くちなしの実…… 1個

以前は、実家で作っていたとおりに、きんとんに水アメを入れたり、手順もたくさんありました。でも、最近では「きんとんはねっとりさせるより、少し粗めにつぶすくらいの食感が好きだな」など、自分好みにアレンジして楽しんでいます。

★作り方

 くちなしの実を包丁で割り、お茶パックなどに入れる

 さつまいもは皮をむき、1.5㎝厚さの輪切りにする

 ②をたっぷりの水にさっとさらし( 5秒程度)ザルに上げて水気をきる。ボウルに新しい水と①のくちなしとともに入れ、10分つけおく

 ③を鍋に移し、中火にかける。煮立ったらアクを取る

 ハチミツを加え、さらにアクを取る

 弱めの中火にして、フタをずらした状態で12分ほど煮る

 くちなしの実を取り出す

 鍋を火にかけたまま、木べらを使い、ざっくりとさつまいもをつぶす

 泡立て器に持ち替え、さらに細かくさつまいもをつぶす

10 弱火にし、なめらかさがないようなら、シロップを加える。ゆっくり煮詰め、木べらで鍋底をなぞったときにすじがつく程度になるまで練る

11 火を止め、栗の甘露煮を加えてさっと混ぜる。バットに移して落としラップをし、冷ます。粗熱が取れたらフタ付き容器に移し、冷蔵保存する

※保存期間は冷蔵5日間


「おせちだから、と必要以上に緊張せず、いつもどおりの"自分好みの味"に仕上げて」(ワタナベさん)

次回は栗きんとんのスイーツアレンジをお届けします!

撮影/鈴木静華 スタイリスト/佐々木カナコ 取材・原文/福山雅美
詳しくは2017年12/7発売LEE1月号に掲載しています。

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