冬と言えば、やっぱりお鍋!
人が集まる日にもメインをはれて、シメまで楽しめる鍋は、レパートリーがあればあるほど嬉しいですよね。
本日ご紹介するのは、アンドシノワーズ 田中あずささんの鍋レシピ。
パートナーの園健さんととともにインドシナ(ベトナム・カンボジア・ラオス)を行き来しながら、サロンでの料理教室を開催中の田中さん。そんな田中さんのご自慢鍋は、ラオス式の魚醤鍋!
いつもと違ったおもてなしに、本日の夕飯に、どうぞ召し上がれ。
おもてなし料理にもおすすめ
ラオス式スペアリブとたけのこの魚醤鍋
「たけのこをすり鉢でつぶしたスープはラオスでは古典的な料理だそう。
そこに、調味料でマリネして一晩おいたスペアリブを加えじっくり煮て、うま味を引き出します。
大ぶりなスペアリブはテーブルの上でも見栄え抜群なので人が集まるときのおもてなしにも。ミントや唐辛子はお好みの量をどうぞ」(田中さん)
魚醤鍋鍋レシピ
材料・4人分
- 豚スペアリブ …… 1 ㎏
- A
- きび砂糖(またはグラニュー糖)……大さじ1
- ナンプラー(魚醤)……大さじ2
- 塩……大さじ1/2
- にんにく(すりおろし)……大1 かけ分(小さじ1 )
- 粗びき黒こしょう……小さじ1/2
- 赤唐辛子(半分にちぎる)…… 2 本分
- たけのこ水煮……600g(大2 パックくらい)
- みょうが…… 2 本
- 塩、こしょう、ナンプラー、一味唐辛子……各適量
- ミント……軽くひとつかみ
- ライム…… 1 個
作り方
- 豚スペアリブはAを加えてもみ込み、厚手の保存袋に入れて、冷蔵庫で一晩おく。
- たけのこは横半分に切り分け、穂先は食べやすい大きさの薄切りにする。根元はフードプロセッサーに入る大きさに乱切りし、水2 カップを加え、スムージー状になるまで攪拌する。みょうがはみじん切りにする。
- 厚手の鍋に①を入れ、水3 カップを加えフタを閉じ、弱火で1 時間煮る。火を止め、そのまま室温まで冷ます。
- 具材がすべて入る大きさの鍋に②、③(煮汁ごと)を入れ、具材がかぶるくらいの水を加える。中火にかけ、ひと煮立ちしたら塩、ナンプラーで味を調える。火を止め盛りつけたら、ミント、一味唐辛子を加えながらいただく。スペアリブはお好みで塩、こしょうにライムを絞ったタレにつけて食べてもおいしい。
2素材でも美味なワケ!
たけのこの半分はだし的に活用
たけのこは薄切りとスムージー状のものを準備し、具でもつゆでも味わうように。肉ともよくからみやすくなり、おいしさもアップ。
シメはこちら!
肉の骨からも出たうま味がたっぷり
汁かけごはん
器に炊いたごはん茶碗1杯分を入れ、「ラオス式スペアリブとたけのこの魚醤鍋」のつゆをお玉1杯分注ぎ、ミントを散らす。
本誌LEE1月号では、近藤幸子さんのシンプル鍋もたっぷりご紹介中。
つゆで丸ごと食べても、タレのバリエで味わっても楽しい鍋。皆さんもぜひお試しください。
撮影/豊田朋子 スタイリスト/来住昌美 取材・原文/田中のり子
詳しくは2017年12/7発売LEE1月号に掲載しています。
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