LEE12月号の別冊付録、料理家コウケンテツさん&ワタナベマキさんの『いつもの食材だけで「愛されおかず」100 』。
定番食材やお気に入り食材を使ったレシピから、ごちそうパパごはん、名作レシピ集まで。日々のごはん作りに役立つこと間違いなしの一冊です!
そんな永久保存版のレシピBOOKから本日お届けするのは、ワタナベマキさんの「持ち寄りごはん」アイデア。
ママ友などとの持ち寄りパーティは、慣れない料理を作るより、いつもの食材でひと工夫するのがおすすめ!見た目に華やかさがあり、出したときに「わあっ」と喜んでもらえるポイントを、マキさんから教わりました。
マキさん流 持ち寄り成功のコツ
1 作りたてよりおいしくなるマリネがおすすめ
「作ってから食べるまでに時間があるので、その間に味がなじんでおいしくなるもの、マリネ系の料理は持ち寄りにぴったりです。彩りを意識して、紫キャベツなどを加えるのもいいですね」
2 葉物野菜は別にするとフレッシュに味わえる
「持ち寄りでサラダがあると、とってもうれしいもの。でも全部和えて持っていくと、食べる頃には葉っぱはしおれてしまいます。別にして運んで、食べる直前に和えるといいですよ」
3 ひとつの料理を大人用と子ども用の味にする
「ママ友の持ち寄りでは大人も子どももいるけれど、両方の料理を作るのは大変! だからひとつの料理で2つの味に。例えば、野菜スープは大人用にスパイスを振るなどするといいですね」
香りのいいせりと香シャン菜ツァイをひき肉のうま味で
鶏ひき肉、せり、香菜のナッツサラダ
「味のついたひき肉と葉野菜を別に持っていって、食べる直前に和えると葉っぱはシャキシャキを楽しめます。見せ方的にも盛り上がりますよ」
材料・4人分
- 鶏ひき肉……300g
- せり…… 1束
- 香菜…… 1束
- 玉ねぎ……1/2個
- アーモンド……12粒
- A
- にんにく、しょうがのみじん切り……各1 かけ分
- ごま油……小さじ2
- B
- 酒……大さじ2
- ナンプラー……大さじ1と1/2
- C
- レモン(国産)スライス…… 6枚
- レモン汁……大さじ2
- こしょう……少々
作り方
- せりと香菜は食べやすい長さに切り揃え、玉ねぎはみじん切りにする。
- アーモンドはオーブントースターなどでローストし、大きめに砕く。
- フライパンにAを入れて中火にかけ、香りが立ったら玉ねぎと鶏ひき肉を加え、肉の色が変わるまで炒める。
- Bを加えて汁気がなくなるまで炒め、Cを加えてさっと炒める。
- 粗熱が取れたら②とともに保存容器に入れ、食べる直前にせり、香菜と合わせて混ぜる。
ひき肉にナンプラーなどを加えて、汁気がなくなるまで全部吸わせるのがポイント。しっかり味になって、その味で香り野菜を食べるようにすると、ドレッシングいらずに
「今日は何を作ろうかなと料理を考えるのは、楽しみだったり、悩みだったりしますね。いつもの食材でバリエーションを出すことができれば、時間もかからず、繰り返
し作るから腕も上がります」(マキさん)
撮影/木村 拓(東京料理写真) スタイリスト/朴 玲愛 取材・原文/海出正子
詳しくは2017年11/7発売LEE12月号に掲載しています。
FOODの新着記事
この記事へのコメント( 0 )
※ コメントにはメンバー登録が必要です。