モノトーンを土台に、木と緑を加えてナチュラルで、すっきりした空間を演出
天井が高く、窓が高い位置にとってある開放的なLDK。床や奥に見える薪から木のぬくもりも伝わってきます。
この魅力的な空間をつくり上げたのは、イケアのインテリアデザイナーであるN.Kさん。家を建てたときも、仕事で得た知識を生かし、自分の希望をおおいに反映させたそう。
「間取りや窓の位置はもちろんのこと、コンセントの場所まで、細かくリクエストしました」
一番のこだわりは、無垢材の床と真っ白な内装。
「光を効率よく全体に回し、空間を広く見せる効果もあります。一見、冷たい印象もありますが、コーディネート次第でそれも改善できると……」
リビングのコーナー。枠を意識して、ポスターを貼ったり、オブジェを置いているので、しっくりと収まったディスプレイに。
書斎も基調は白で、コーディネートはシンメトリー(左右対称)を意識。吊り戸棚はイケアのBESTAシリーズ。
書斎スペースの逆サイド。アンティークのロッキングチェアや宝箱、鳥かごなど、N.Kさんの"お気に入り"をディスプレイ。壁には奥行きの浅い棚を取り付け、フレームを立てて。サイズはさまざまでも、色は白で統一。
イケアのシンプルかつ、機能的な家具が並ぶ各部屋はモダンな印象を受けます。
家具のサイズを計算して設計をしているので、無駄な凸凹がなく、収納は扉や引き出しを用いて、実用品は「見せない収納」を徹底。部屋全体がすっきりと見えるように配慮しています。
まっすぐなラインを強調したスタイリッシュキッチン
レンジフードも含めて、直線がきれいな洗練されたキッチン。吊り戸棚、引き出しをたっぷりとることで、頻繁に使うツールを除いて、食器や食品をすべて収め、すっきり整頓されたキッチンを実現。
ダイニング、リビングともコミュニケーションがとりやすいレイアウト。冷蔵庫やオーブン、コーヒーメーカーなど、家電はすべてシルバーに統一しています。
吊り戸棚の中も見せてもらうと、食器まで、すべて白。
「料理を盛ったときに、きれいに見えるのはやっぱり白の器だと思います」
キッチンをはじめ、部屋の各コーナーには、大小のグリーンが置かれていました。
「植物は、ナチュラルテイストのインテリアをつくるのにとても大事な要素。観葉植物のグリーンを置いて、視覚的にもリラックスできる空間になりました。子供が生まれ、今後、鮮やかな色のものが増えるかもしれませんが、そんな変化も楽しめる空間だと思っています」
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